この新しいブログを立ち上げて本日で6日目の夜を迎えます。
幼少の頃は熱しやすく冷めやすい性格からか、何をやっても中途半端で、新しいことを初めても3日もすると飽きてしまい途中で放り出してしまったことを思えば、6日間も続いたとは自分の中でもかなり驚きです。
ただ、今回の私の目標は「365日間連続更新!!」にセットいたしましたから、まだまだこんな所で一休みするわけには行きません。
さて、本日からはいよいよヘアケアのレシピを大公開。
これから紹介するヘアケア法は、1996年より15年以上にわたって講義を受け続けている「医療系の毛髪再生論」から得た学びを元に、独自にわかりやすく体系化した「美人髪を育てる7つのレシピ」と題しまして、本日より7回の連載でお届けしたいと思います。
注目の第一回目は、ブラッシング編。
髪を洗う前のブラッシング、毎日しなければならないのでしょうか?
「美しい髪を育てるためには土台となる頭皮を整えないといけません。」
シャンプー前にはブラッシングを行い、髪や頭皮についたホコリや汚れを浮かせておきましょう!」など
ブラッシングは、あらゆる美容雑誌やメディア等にご家庭でのヘアケアとして、その有効性が掲載されています。
私が美容師の修行を始めた昭和50年代終わり頃から、ブラッシングについては、頭皮の血行を良くし、髪・頭皮・毛穴の汚れを浮かし、もつれた髪を整える働きがあり抜毛対策に於いても大切であることは、幾度となく聞かされてきたものです。
しかしながら、ブラッシングの有効性が説かれ始めたのは昭和初期頃と古く、その当時はリンスやトリートメントはもとよりスタイリング剤などはもちろん存在していませんし、髪を洗う習慣も週に1〜2度程度と少なかったのです。
そのため、皮脂に混ざってホコリやチリが髪や頭皮に残りやすく、地肌のかゆみも発症するため、ブラッシングで髪や頭皮の汚れを落とし、滞った血行を良くする目的で行なわれていました。
しかし、昨今のヘアケアはどうでしょう?
髪は毎日のように洗い、リンスやトリートメントで栄養補給、仕上げには髪型を一日中キープしたい!からと、様々な整髪料類を髪につけるようになったことが影響してか汚れも複雑化する傾向にあり、さらに暮らしている環境や生活スタイルも昭和時代と比べても大きく変わっていることから、ブラッシングだけでは落とし切れないケースもしばしば。
さらに最近では、頭皮に赤み・湿疹・炎症などの皮膚炎の症状を抱えている方が著しく増加し、髪と頭皮の傷みや症状の悪化を考慮してお勧めしないケースもあります。
とはいえ、髪を長時間縛っていたり、髪が絡まっている時、冠婚葬祭等で整髪料を使って髪を固めた時などは、髪のもつれをほどくためにブラッシングは必要かと思いますが、毎日しなければならない?ということはなく、症状を考慮しながら行なって頂くことをお勧めしています。。
使用するブラシは、クシの部分にゴムのクッションが入った専用の物を使い、
くれぐれもブラシで無理矢理髪を引っ張らないこと!
そして、いきなり地肌からブラシをかけるのではなく、
毛先の方から少しずつもつれを取っていきながら髪全体をとかしましょう!
P-1「ブラッシング編」 はこれにて終了。
明日は「すすぎ編」をお送りいたしますので、お楽しみに〜♪
おとなキレイ向上委員会:主宰 田中和義 より