KB006 増え続ける脂肪、安易にサプリメントや薬に頼って大丈夫?

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photo credit: moriza via photopin cc

こんにちは。
おとなキレイ向上委員会の田中です。

今朝、いつもの様にネットで様々な情報をチェックしていたら、こんなニュースが目に飛び込んできました。

イカの内臓食べると肝臓脂質低下…ラットで実証 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
イカの内臓食べると肝臓脂質低下…ラットで実証 …

お腹周りを気にする私を含め、内臓脂肪を気にする方にとっては「簡単に脂肪が少なくなる!」ワケですから、朗報と言えるかもしれません。

がしかしです。

近い将来もしこのサプリメントや薬が世に出回るようになったら、更に、肝脂肪や内臓脂肪を抱える方達が増加してしまうのではないか?という事を危惧してしまいます。

 

欧米では、どのようにしたら病気を防げるのか?といった「予防医学」が進んでいるのに対し、日本では病気になってからどう対処するか?といった「サプリメントや薬によって症状を改善する」考え方が(一部のお医者さんを覗いては)まだまだ一般的。

これと全く同じ様なことが美容界でも当てはまり、間違ったヘアケアを続けた事による髪脂肪の増加で、パーマが掛からなくなる、ヘアカラーの色が入りにくくなるなどの弊害が…。

【髪のダイエット】髪のパサパサ・ゴワゴワを感じ始めたら髪肥満の初期症状です! | おとなキレイ.com

上記の記事にて詳しいことは記載させていただきましたが、少しでも手間をかけずに髪の傷みを良くしようと、天然の油脂成分や美容成分がタップリ配合されたトリートメントを繰り返す手触り感重視のヘアケアを繰り返すことで、髪内部に脂肪がたまり続けてハリコシの低下や切れ毛症状の増加を招いてしまっているのです。

これは人間の本質かもしれませんが、一度でも簡単便利な方法を知ってしまうと楽な方楽な方へと流されやすい傾向にありますから、「サプリメントや薬で簡単に脂肪が取り除ける!」「手触りが良くなる=髪の傷みが改善された!」といった安心感から、今までの脂肪がたまり続けた生活習慣を改めようとは考えなくなってしまい、結果的に髪や身体を傷つけたり本来備わっている自然治癒力を損なってしまう恐れがあるからです。

もし身体や髪の将来の健康を真剣に考えるのなら、簡単に症状が改善する一時的なメリットよりも、「運動で肝脂肪を消費する」「肝脂肪がつかない様な食事」「髪のダイエットで髪脂肪を取り除く」時間は掛かるけどデメリットを防ぐ生活習慣や手当ての方が大切です。

あなたは脂肪を溜め込む生活習慣を続けていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より