お水を飲もうと思えば思うほど飲めない?
7月に入り、梅雨が開けてから連日30度越えが続いているせいか、熱中症で病院に搬送される方が急激に増えております。
熱中症予防や身体の潤い対策には「水分補給」が欠かせないと、多くの方がアドバイスをしておりますが、日頃から細めに水分を取る習慣が無い方がいざ実践しようとしても、1週間も経たないうちに途中で挫折をしてしまった!というお話を良く耳にします。
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熱中症予防と身体の潤い対策に不可欠な水分補給を叶えた習慣づくり
私は、サロン勤務時代から水筒にウーロン茶やプーアール茶などの健康茶を入れて職場に持って行った習慣は、20年以上経った今でも継続中です。
ただ、3年程前に健康誌を読んで「お茶やコーヒー」は身体の水分補給にはならない事を知ってからは、水分も仲間に入れることにしたのですが…。
すんなりと水分補給の習慣を手に入れた訳ではありません
健康維持には、1日に1.5リットル〜2リットルの水分補給が必要ですと言われると、とかく2リットルのペットボトルや水筒を脳裏に浮かべてその量の多さばかりに意識が向かってしまい、「1日でこんなにたくさん飲めない!」と飲む前から身体が勝手に拒否反応をしているのではないでしょうか?
私もチャレンジし始めた当初はそうでしたが、この「飲む」「お腹が張る」という意識が、途中で挫折を繰り返してしまうハードルとなっているケースが多いのです。
“ゴクッゴクッ”と喉を鳴らしながら飲むイメージを捨てる
水分を摂る!といっても“ゴクッゴクッ”と喉を鳴らしながら飲む必要は全くありません!
それではお腹がスグに水分でふくれてしまい、途中で挫折が関の山。何故なら、過去に私がこの“飲む”意識で失敗したからです。
ではどのようにして克服したのか?と申しますと、水を“飲まなければ”という意識を、軽く“口に含む”意識へと、イメージチェンジする所からスタートしたのです。
三日坊主を克服するために行なった“飲む”から“含む”意識づけ
次に、絶えず口に含ませる行為や習慣をより確実にするために、手の届く範囲に水を入れた容器を置いておくようにします。
こうする事で、いつでも何処でもスッと容器を手に取り水分を口に含ませる事が出来るからです。(私の場合は決まった休憩時間がなかったので控え室に常備しておき、施術の合間に飲むようにしました。)
但し、あまり大きな容器ですと「飲み干そうとするプレッシャー」が大きくなってしまいますので、先ずは100〜200ミリリットル程のマイボトルを用意すると良いでしょう。
この段階では、あくまで“水分を口に含む”習慣を付ける事にありますから。1日に何リットル飲んだという総量は気にしなくてOKです。
そして、口が少しでも渇いたらサッとマイボトルを手に取って口に含んで潤す、この動作をひたすら繰り返して行い、1日でマイボトルの水を全て飲み切るようになったら少しづつ容量が大きなボトルにチェンジしていきます。
ちなみに私はこの習慣づくりのお陰で、約6ヶ月程かかってやっと1日に2リットルの水分補給が出来るようになりました。
人によって達成出来るまでの期間は異なりますが、確実にゴールは近づいて行きます。
水分補給習慣の実現に向けてのまとめ
最後に、今回の水分補給習慣の実現に向けての要点を簡単にまとめておきます。
• 100〜200ミリリットル程のマイボトルを用意
• 水を“飲む”から、軽く“口に含む”意識へ
• お水はキンキンに冷やすのではなく常温で
身体の潤い維持や熱中症を予防できるかはあなたの意識づけ次第です♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より
職場のデスク周りやチョットしたお出掛けの携帯に便利なミニボトル
私が今、外出用に愛用している携帯用ボトルです。容器のボタンをワンプッシュするだけで“パカッ”と上蓋が開き、スグに飲める所が気に入っています。(上蓋のロック機能付)