あなたのお腹、グゥ〜っと鳴る音が響いていますか?
もし、胃腸の健康を示すバロメーターであるお腹の音が、一日で一回も鳴り響いてないようでしたら「食物の摂り過ぎ」よる疲労状態にあると言えます。
食べ物を摂り過ぎは“冷え”と“だるさ”に繋がる
生活環境のテクノロジー化が進み、便利な世の中になった反面、運動や労働で消費されるエネルギーはかなり減っているにもかかわらず、一日3回の食事はキッチリと摂り、食事の間に補助食品をプラスする等、高カロリー化傾向にあります。
もし、食後に身体のだるさを感じているのであれば、「過食」が影響を及ぼしているのは明らかです。
脳、心臓、筋肉、肝臓、にしっかり血液が送られていれば、体の熱生産が高まり体温も維持されるのですが、消化吸収を絶え間なく行なわなければならない状態、すなわち消化器官に必要以上にエネルギーを使う食生活を続けていると、
・胃腸に大量の血液が集められて、脳やその他の器官の血液が減少
・体の熱生産は下がって体温も低くなる
・動くのが面倒になったり眠気を感じる
やがて、病気になりやすい状態を作り出してしまうのです。
身体を冷やすだけでなく、血液を汚してしまう「過食」
食べ過ぎは、食物の消化不良を生じるだけではなくエネルギー源として消化しきれない「タンパク質・脂質・糖質」などが老廃物となって、血液を汚してしまいます。
これら老廃物の代表的なものが「尿酸・尿素・ちっ素・乳酸」などの疲労物質と呼ばれているものです。
上記の図にもあるように、これら消費しきれない老廃物は毛細血管を通して毛髪の製造工場(毛母細胞)にも運ばれ、毛穴の奥で脂栓とともに蓄積されて髪の生育不良を起こし、ハリやツヤの無い細い髪が育ってしまう要因としても考えられています。
あなたは食後に身体のだるさを感じていませんか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より