えっ!髪型をキープする整髪料を止めたら“髪がバサバサ”になって、まとまらなくなりませんか?

毎朝、整髪料を使って気に入った髪型に整えている習慣を繰り返し、髪をダメージから守るためには“整髪料は必須”と言う常識をお持ちのあなたからしたら、ある日突然「今お使いの整髪料は髪を傷めますから使用を止めてください」と言われたら“そんな非常識な、嘘でしょ?”と思うかもしれませんが、髪には美容の常識では語られていない自然治癒力があり、ヘアサイクルに必要なものを補ってあげるだけで髪は自分の力でまとまる様になるのです。
常識から距離を置きリセットすることで本当に必要なモノが感じられる

常識と言うのは、ある一定数の方の指示を集めることができればそれが当たり前となってしまうほど結構アバウトなものです。昨今の健康情報番組などで紹介される健康法などがいい例で、人の意見にばかり注視していると、著名な有名人がひと度Aと言う健康法が●●に効果があったと言えばドーット傾き、Bと言う健康法が●●に効くと言われればまたまたドーッと流された結果、上書きを繰り返す新しい常識に振り回され続けてしまいます。
何が言いたいのかと申しますと、たとえ多くの方に指示されている常識といえど、あなたの悩みや不満に思っている事が心から納得のいくレベルに改善されたかどうか?をご自分自身に問い掛けてみて欲しいのです。もしかしたら、非常識として敬遠していた中にあなたの悩みや不満の解決策が埋もれているかもしれません。常識や非常識という枠をいったん全てリセットしてクリア(無の状態)にしてみるのです。
私も18年前に、美容界に於ける常識や非常識を頭の中から追い出してクリアな状態にした事で、リンス・トリートメントなどの整髪料を全く使うことなく「髪が自分の力で美しさを取り戻す結果の伴う手当て」に出逢い、身体に関しても食事の質や量を見直す軽い断食を行なったことで些細な体調の変化も感じやすくなり、現在に至っています。
断食というと、イスラムの“ラマダン”が有名で、ダイエットと同様にとても辛いものと考えられていますが、そこまでストイックに行なう必要もなく、たとえ月に1日でもいいので自分にできる範囲で全てをクリアにする習慣を作ることです。断食の経験がある方は体感しているかと思いますが、人間がある一定期間、情報や物をシャットアウトすると「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」といった五感が研ぎ澄まされ、、その時々で本当に必要なモノにのみ身体が反応して教えてくれるといいます。
この情報洪水や飽食の世間から距離を置くというのはなかなか難しいと感じるかもしれませんが、ダイエットや断食などによる髪・身体・思考の解毒を定期的に行なってクリア(無の状態)にすることで、今のあなたに本当に必要なモノか否かが感じられる様になってくるのです。
あなたは常識という言葉の呪縛に囚われていませんか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より