容姿の衰えを感じ始める35歳を境に「髪の弾力が低下したのか髪がうねる」「肌ツヤが悪くなってきた」「婦人科系トラブルが気になる」「髪が抜けやすくなった」などの、髪・肌・身体のトラブル悪化を自覚し始めました。
35歳からの髪のエイジング美容
人間の成長が止まるのは、身体の各器官が出来上がる23歳前後。この年齢を境にだんだん緩やかな下降線を描いていく訳ですが、中でも大きな変化が起こるのは、男性が8の倍数・女性が7の倍数の、いわゆる節目に当たるとき。
髪の毛で例えると、細くなったり弾力(ハリ・コシ)の低下を感じ始めるのが、個人差はありますが大体40歳前後。ただ毛髪は体質と同様に、お手入れ法を変えたからといってスグに効果が現れるものではないですから、2〜3年前から少しずつ準備を始めておく必要があると言えます。
髪の弾力(ハリ・コシ)が失われる原因と髪のうねり対策
「一生懸命真っ直ぐな髪にセットしても、お昼前には髪がうねる!」
「整髪料でボリュームをキープしてるけど、スグに崩れてしまう!」
「友達から薦められてシャンプーを変えたけど、私には合ってないみたい!」
このブログをご覧になっているあなたも、身に覚えがあるのではないでしょうか?
余分な事をしなかった幼少の頃の方が健康で、大人になって少しでも綺麗に魅せようと、手を掛ければ掛けるほど髪のパサつきや傷みが酷くなる矛盾。
髪の手触りを良くしたり、栄養を与えたり、傷んだ所を補修する目的で使用する「リンスやトリートメント」。髪型を長時間キープしたり、ツヤを出したり、質感を変えたりする目的で使用する「セット剤」。髪をダメージから守りたい一心で毎日のように使用しているこれら整髪料類が実は“髪のハリコシを奪って髪をうねらせている元凶ですよ”と言われても、なかなか納得出来ないかと思います。
髪は本来、キューティクルをキュッと閉じることで水分・油分・タンパク質を保持する「引き締め力(素髪力)」が、キューティクルを整えるリンスの効果を担っていました。
しかし、いつの間にやらこの髪が引き締まる際に感じる「キシみ」を「髪の傷みという悪者」にすり替えることで「ツルツルピカピカな手触り=髪が健康」という常識を定着させ、リンス・トリートメントを普及させてしまった訳です。
ここ2〜3年で「ノンシリコン」「天然植物由来成分」「指定成分無添加」など、髪に優しい触れ込みで数多くの整髪料が登場し始めましたが、臨床データもままならない未知の油脂分を大量に配合されたことで、髪の内側に分厚い油膜を張って髪の呼吸を妨げるだけでなく、強力な紫外線を浴びた酸化反応でハリコシを維持しているタンパク質を壊し続けるため硬くゴワゴワな手触りになって次第に弾力が失われて痩せ細り、髪や皮フの悲鳴は更に高まり、傷みは以前にも増して複雑化。
もしあなたが今行なっている髪のお手入れで、「何となく髪がゴワゴワして硬く感じる」「ブローしても髪型が長持ちしない」「パーマが掛かりずらい又はスグ取れてしまう」「手グシを通すだけでプチプチ切れる」症状を感じ始めていたのなら、髪の弾力が失われつつあると言えます。
今スグ、リンストリートメントや髪をセットする整髪料類の使用を止めて、髪を本来の自然な姿へと導くエイジングケア「老廃物を取り除く髪のダイエット」へと切り替える事をお勧めいたします。
あなたは現状のお手入れで髪の弾力を失い続けますか?それとも、リンストリートメント等の整髪料類の使用を止めますか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より