頭皮の臭い・ベタつきの原因は体質だけではありません

いくらシャンプーを変えても頭皮の気になる臭いが収まりません!

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頭皮がベタついたり、臭ったりするケースは、味付けに塩・砂糖を効かせている、揚げ物・霜降り肉・トロはじめとする脂っこい料理、バター・マーガリン・生クリーム等の乳脂肪分タップリのスィーツ類の摂取が多い食習慣を続けていると、皮脂腺の分泌バランスが狂いを生じて「過剰に分泌された皮脂」に細菌類が繁殖してベタつきや臭いを引き起こすのが主な原因と言われていますが、実はそれだけではありません。

あなたが普段働いている「職場環境」によって起こっているケースもあるのです。

 

職場の空気の汚れも、頭皮の匂い・ベタつきを起こす要因

あなたの働いている職場の「空気」は清浄されているでしょうか?

眼に見えない空気も、タバコの煙やエアコンの汚れが空気に混ざり空気中を浮遊してあなたの衣服や髪の毛に付着することで、臭いの原因となります。

特に、飲食関係のお仕事をされている方は注意が必要で、焼き肉店やラーメン店の他、油を使った炒めものをたくさん提供している厨房では、帰化した大量の油(脂)が空気中を浮遊しており、制服でバンダナや帽子を被っていても空気中の脂分が衣服に染み込み、体温で蒸されて皮脂と混ざることでシャンプー時のお湯の蒸気に混ざった臭いが鼻にツイてしまったり、皮膚の表面の角質に蓄積されてベタつきを生んでしまうのです。

 

頭皮の臭い・ベタつきが気になるケースの皮膚の症状

臭いやベタつきが気になるケースの頭皮の状態は、2つのケースが考えられます。

■ 過剰気味の皮脂油が毛穴につまって酸化して白くなっていたり、頭皮に油膜が見られ痒みが伴う

■ 過剰気味の皮脂油が毛穴に詰まって雑菌が繁殖し、頭皮が赤く炎症を起こしたり、ブツブツした細かい湿疹が出る(皮膚科医から「脂漏性皮膚炎」と診断された)

いずれのケースも、洗浄力が強いシャンプーでゴシゴシ力を入れて洗っても皮脂は完璧には落とせないばかりか逆に、肌荒れが悪化してしまいます。

これから先の健康な毛髪を育てる未来は、頭皮の脂を浮かせる「毛穴と頭皮専用の手当」と、シャンプー剤の洗浄力に頼らない「潤い維持に必要不可欠な皮脂とミネラル分を取り過ぎない」ヘアケアが主流になっていくと私は考えています。

あなたの職場環境は気化した油(脂)による空気で汚れていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より