空気の乾燥とエアコンの浴び過ぎで髪の水分が不足気味に!?

冬場の著しい空気の乾燥、職場や自宅でエアコンやファンヒーターなどの暖房器具を効かせた中で長時間生活していた影響で、お肌だけでなく体や髪の水分が奪われて乾燥状態に陥り、パサつき・ゴワつき・広がりが表面化して、次第にツヤも失われてしまいます。
暦の上ではもうすぐ春を迎える3月とはいえ、まだまだ冷え込みの厳しい日もあるため暖房器具は欠かせません。
ゴワゴワ・パサパサの乾燥毛にはトリートメントよりもオイルケア
桜の開花や新緑の芽吹くシーズンとなる春は、入学・昇進・移動等で新生活のスタートやパステル調の優しい色使いのファッションに身を包んで、パーマやヘアカラーでウェーブやカールの動きや色使いの変化で気分も一新させる方も多く、冬場の髪ダメージの表面化と重なり乾燥トラブルも深刻化していきます。
トリートメントからオイルケアへ
髪の潤いは、16種のミネラルと皮脂によって11〜13%の水分量をキープされています。しかし、髪トラブルが重症化して外部のいろいろな刺激をガードする「キューティクル」が傷ついたり反り上がったりしてしまうことで、内部のミネラルがダダ漏れして潤い低下が進行したため、補修力を高めたノンシリコンタイプの整髪料が人気沸騰。
そして近年、アーユルベーダなどに代表されるように、顔やボディの乾燥をケアするオイルケアが少しずつ浸透してきました。それと平行するように、ヘアケアのラインナップにも天然由来の油脂分を高配合した「ノンシリコンシャンプー」「オイルシャンプー」や天然の植物から抽出した「アルガンオイル」「ツバキ油」「オリーブオイル」を使用したヘアケアが注目されています。
間違ったオイル選びが髪の乾燥を悪化
確かにオイルには髪内部の最深部まで浸透し、傷んだ箇所を補修補正する働きはあります。洗い流さないトリートメントなどにも、オイル分が高配合されたものがあり、乾燥による広がりやまとまりに悩みを抱えている方達から支持を集めています。とはいえ、髪の潤いキープを支えている本物のオイルは「動物性のスクワランオイル」のみ。
たとえ天然の植物から抽出した高濃度の「アルガンオイル、ツバキ油、オリーブオイル…等」といえども人間の髪には馴染まず、酸化してタンパク質やキューティクルを痛めて乾燥を悪化させたり硬くゴワゴワな手触りになり、、、
最悪の場合、弾力が無力化して切れ毛を誘発します♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より