つるつるサラサラに仕上がる程、頭頂部のボリュームが無くなっていく!?
50歳を過ぎたあなたが、最近、頭頂部の髪がペシャンコになってきたのは「髪が細くなったから」と考えてしまうのは、大手の美容メーカーが本当の原因のすり替えを行っているためです。
あなたの髪をペシャンコにしている正体は「えっ、まさかこれが正体なの?」というくらい、以外なところに潜んでいます。
手触りの良さとボリューム感
朝から晩まで繰り返し放映されている整髪料のTVCM。「手触りの良さ」「風に揺れる髪のツヤツヤ感」は、観ているものを一瞬にして虜にしてしまう魅力にあふれています。
しかしその反面、「パーマ」「ヘアカラー」「紫外線」などに髪を傷める原因を責任転嫁して本当の原因を語ろうとはしません。いや、知られたくない!?というのが本音かもしれません。
髪内部のメタボ化と空洞化
何故なら、「つるつるサラサラに仕上がる程、頭頂部のボリュームが無くなっていく」からです。わかり易く説明いたしますと、つるつるサラサラに仕上がるように整髪料に配合されている「濃密な油脂分」の量が多ければ多いほど髪内部に残留してタンパク質に絡みつき、髪1本1本を重たくしてしまうため、細く弾力の低下した髪ほど重さに耐え切れなくなって根元が立ち上がらなくなってしまうのです。
さらに、髪内部に残留した「濃密な油脂分」は、長時間紫外線を浴びることで酸化してタンパク質やキューティクルを劣化させてしまうだけでなく、大気中の空気を取り込む呼吸機能を麻痺させてしまうため、傷ついたタンパク質の修復や水蒸気による潤いの調節ができなくなった髪は、空洞化を起こして細く痩せてしまうのです。
「濃密な油脂分」は、パーマ・ヘアカラーより髪を痛める要因です!
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より