お肌の乾燥対策に必須の、保水力や保湿成分って何なの?

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

どんなに高い保湿成分配合の化粧品であっても、お肌は枯れる?手触りは硬くガサガサ?

30度を超える酷暑や70%近い湿度によって毛穴が開きっぱなしになり、汗や脂が大量に分泌されて肌表面のベタつきが四六時中気になっていた夏も終りが近づいて来ています。

これから訪れる秋から冬にかけて一番重要になってくるのが、如何に水分の蒸発を防いで潤いを維持していくか?の「乾燥対策」です。

 

お肌の乾燥から守る、保水力・保湿成分

6月から8月にかけての3ヶ月間、私たちのお肌は毎日のように「強力な紫外線」と戦っていたこともあり、

これから迎える秋の季節には肌は疲労から保水力(お肌や毛穴を引き締め分泌された皮脂による表皮の皮膜で水分の蒸発を防ぐ力)が低下して乾燥症状を起こし、シミやくすみが徐々に表面化してくることが考えられます。

 

お肌を活かすも殺すも“ミネラル(水分)”次第

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photo credit: おとなキレイ.com

自然由来の「保湿成分」がタップリ配合されている高品質な化粧品で毎日お手入れしているのに、

何故、私のお肌はカサカサしたままなの?

テレビCMではアレだけ艶肌になるのに、ホント不思議ですよね。

私も、今の医療系美容理論やスキンケアプロダクツと出逢う前までは、保湿成分のトリックに振り回されていた一人です。

「保湿成分」がその潜在能力を100%発揮する環境には、タップリのミネラル分(16種類が揃っていたら最高)は無くてはならない存在なのです。

この「保湿成分」の細胞がミネラル分(水分)の一つ一つの細胞に皮膜を張ることで、ミネラル分(水分)の蒸発を防ぐ働きを持っています。なかでも、ミネラル分の保持率が最高ランクにあるヒアルロン酸は、1グラムで6リットルものミネラル分(水分)を保持する力を備えています。

言い換えれば、お肌の内部にミネラル分(水分)がタップリ無いと、いくら「保湿成分」高配合の化粧品で保湿を試みても、「その素晴らしい潜在能力は発揮されない!宝の持ち腐れ状態」と言えます。

肌の乾燥対策に重要なのは保湿成分ではなく、タンパク質の元となる16種類のミネラル分なのです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

抜け毛対策とストレス、抜け毛対策で一番初めに取り組まなくてはならない最重要課題とは?

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

抜け毛症状がなかなか改善に向かわない方々の共通点は、不安要素にとらわれてしまう所にあります。

「もしこのまま抜け毛の増加が止まらずに薄毛になってしまったら?」

抜け毛増加に関する未来への不安ばかりを考えていては治るものも治らなくなり回復が遅くなるばかり、

ですから一刻も早く不安を勇気に変えてくれる専門家からのアドバイスが必要になるのです。

 

抜け毛の傾向と対策

ここ5年ほどの抜け毛の傾向を追ってみると、以前のように季節的な要素やヘアケアの様な外的要因よりもむしろ

「ストレス」や「将来の不安」…等、メンタルなどの内面的要因が関係しているケースが増加傾向にあります。

 

テレビコマーシャルは間違いだらけ

一方でテレビコマーシャルなどの影響からか、育毛剤や薬用トニックを使用すれば簡単に抜け毛は改善していくのでは?と思っている方が多いのも事実です。

目安としては、育毛剤や薬用トニック類を使用し始めてから、1〜2週間使い続けても何ら変化が見られない場合は使用を中止することをお勧めいたします。

 

ストレスを甘く見すぎていませんか

精神的なストレスが引き起こす「抜け毛」は、本人にあまり自覚がない故、症状の発見や回復を遅くしてしまっており、
気がついた時には症状が悪化気味のケースが近年増加傾向にあります。

中でもSNSを通した希薄なコミュニケーションによる疲労、職場の人間関係のストレスは身体の疲労を増大させ、
知らず知らずのうちに抵抗力や免疫力を低下させてしまうだけでなく、

毎日生まれ変わっている細胞が不健康な状態で生まれてくる確率を高めてしまいます。

ですから、抜け毛対策で一番初めに取り組まなくてはならない手当ては、育毛剤や薬用トニックを使う事ではなく、

「栄養バランスの整った食事」「夜中の12時前の睡眠」の生活習慣が精神的ストレスを軽減させて健康な細胞を生み、抜け毛症状の悪化を予防するための最重要課題となります。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

頭皮のカユミ、シャンプーを変えただけでは治まらない

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

頭皮のカユミを1日でも早く治したくて、美容師さんに勧められた刺激の少ないアミノ酸系タイプやノンシリコンタイプのシャンプーに変えました。

それから1週間ほど使い続けているのに、カユミは治まるどころか、どんどん酷くなってしまい、もうどうしていいかわかりません。

 

頭皮のカユミは何処からやってくる?

9月に入って、季節がすっかり秋めいたから、頭皮のカユミの相談が増え始めたわけではありません。

1年を通してみてみても、8月と2月辺りがカユミ相談が一番多い月となります。(ちなみに2014年8月は16件の問い合わせと相談をいただき、今までで最高に多い月となりました。)

そして、このエントリーの冒頭のような相談を受ける度、美容メーカーや美容師さんたちは、本当に髪と頭皮の健康を考えているのか?

疑問を抱いてしまうのは偶然このエントリーに出会って読み進めているあなたや、エントリーを執筆した私だけではないと思います。

 

頭皮のカユミとシャンプー法

頭皮のカユミを抑えるのに、「アミノ酸系タイプ」や「ノンシリコンタイプ」等のシャンプー剤の種類にこだわっても、あまり意味がありません

必要最小限の「洗浄力」がアレばOKだからです。

それよりも「シャンプー剤をタップリ使用して」「ゴシゴシ強い力で洗う」シャンプー法で、症状を悪化させているケースが跡を絶たないのです。

それは何故でしょうか?

■ テレビコマーシャルでひっきりなしに流れているシャンプー法は正しいと、知らず知らずのうちに脳裏に刷り込まれている

■ まだまだ多くの美容院で当たり前のように行われている間違ったシャンプー法が、正しい手当てとして指導されている

頭皮のカユミを訴える原因の約8割は上記の2つが関わっており、頭皮と毛穴環境のミネラルとオイルバランスを著しく乱していることによるものと断定できます。

 

頭皮のカユミが強く感じる2大要素

頭皮のカユミと言うと、とかく「毛穴周りや頭皮が汚れているから」と考えがちですが、実は「ミネラルと皮脂のバランスの乱れ」の2大要因が最近の研究で明らかになっています。

まずはご家庭でのシャンプー法を、「シャンプー剤をタップリ使用して」「ゴシゴシ強い力で洗う」から「シャンプー剤の使用量を500円硬貨くらいに抑えて」「指の腹を使って毛の生え方に逆らうように洗う」ことを心掛け、髪本来の「潤い」と「ツヤ」を再生させましょう。

シャンプー後の「手触りがツルツル」で「良い香りがする」シャンプー剤には要注意です♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

追伸:本当はもっと短期間で終わらせようと考えておりましたが、気がついたら前回の更新から約2ヶ月という長い休暇をいただいてしまいました。σ(^_^;)

本日より、また新たなスタートを切りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

髪が広がる悩みは、優れたカット技術で解消されると思っていませんか?

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photo credit: Cristiana Gasparotto via photopin cc

カット技術で頭を小さく見せることは出来ますが、髪の広がりは解消されません!

カットが上手い美容師さんが仕上げれば、横に広がって大きく見えてしまう頭をコンパクトに見せたり、美しい毛流れや根元の立ち上がりを付けることは可能です。

しかしながら「髪の広がり」は、カット技術だけでは解消できないのです。

 

髪が広がる原因とカット技術の役割

『カットの上手な美容師さんをお友達に紹介して頂いて、希望の髪型になるようにカットをしていただくのですが、最初の1週間はイイ感じにまとまっているのですが、2週間目くらいからだんだん広がりが気になりだしてきます。』

サロンにご来店になる顧客様からこのようなお話をお聞きします。カットが上手な美容師さんに頼めば「髪が広がる悩みも解消してくれるのでは?」と心の中では期待していただけにガッカリしてしまった…と。

これはカット技術に自信を持っている美容師さんほど、「優れたカット技術がアレば大抵の髪の悩みは解決できる」といった間違いを犯しやすいのです。

カット技術は、頭や顔形を考慮し、欲しい所は残し要らない所は削ったりしながら容姿にベストマッチするシルエットに整えるように形づけをしていく技術。

大きく見えてしまう頭をコンパクトに見せたり、美しい毛流れや根元の立ち上がりを付けることは可能ですが、広がりを解消するのはまったく別の手当てになります。

 

髪が広がってしまう原因

まずは、なぜ髪が広がってしまうのか?原因を知り、髪のコンディションを整える手当てを行えば確実に解消できるのです。

■(1)毛量を減らしすぎて軽くなり過ぎ、落ち着く重さが失われてしまった
■(2)潤いの元であるミネラル分(水分)が、強力な紫外線・粗悪なパーマやヘアカラーによって奪われた
■(3)潤いを支えている皮脂(スクワレン)が、強力な紫外線酸化や間違ったシャンプー法によって蒸発

これら上記の3つが、髪が広がってしまう原因となります。

 

髪のコンディションを整える手当て

髪は、重さ・ミネラル・皮脂の3つのバランスが崩れて乾燥したコンディションになってしまうと、広がりが起こり始めます。

下記に示したような、髪のコンディションを整える手当てを行うことで、乾燥した髪を潤いのあるコンディションへと変えていくのです。

(1)毛量を減らしすぎて軽くなり過ぎた箇所に適度な重さを与えていく手当て
(2)ハリ・コシの元となる、失われた16種類のミネラル分の補給
(3)16種類のミネラル分を維持して潤いを保つために必要な皮脂の還元

髪のコンディションを整える手当ては、髪型を整えるカット技術よりも大切です!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪の傷みを簡単に解決しようとする程、傷みはさらに悪化する

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photo credit: UrbaneWomenMag via photopin cc

どうしても表面が綺麗になると、中身も綺麗になったと思ってしまいますが…?

それを口にすれば、体型が劇的に良くなる食材は無いように、ただ付けて数分時間を置くだけで、劇的に髪の健康が回復する整髪料はありません。

あなたの髪が健康になったと感じている状態は実は、中身がどんどん傷みが悪化している事実を、表面的な手触りの良さでカモフラージュしているだけなのです。

 

髪の傷みを簡単に解決しようとする程、傷みはさらに悪化する理由

髪の傷みを簡単に解決しようとすればする程、そのしっぺ返しは短期間の内にやってきます。

美容院などでパーマやヘアカラーの後に、サロン専用の高級トリートメントをしても1〜2週間ほどを境にどんどん効果が薄れていくのは、

パーマやヘアカラーでの傷みを目立たなくしていたトリートメントの油脂膜が少しずつ剥がれて、本来の傷んだ状態が現れはじめているからです。

 

傷みの悪化を示す状態とは

もしあなたが自宅でのお手入れで、下記のような不満を感じているのであれば

「昨日までと同じ様にお手入れしているのに広がってしまう」

「パサつくのでトリートメントの量を増やしたら今度はプチプチ切れ始めた」

「シャンプー後はツルツルの手触りなのに乾かすとバサバサ」

あなたの髪内部は確実に傷みが悪化している状態と言えます。

直ちに今お使いの整髪料を変えることをお勧めいたします!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

87%が嘘でしょと嘆いた!育毛剤をつけただけではツヤ髪は育たない?

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ハリとツヤのある髪を育てようと、毎日育毛剤をつけていました!

『40歳を過ぎたあたりから急に髪が痩せて細くなってきたので、20代の頃のような髪にハリとツヤを取り戻したくて、毎日育毛剤をタップリつけてからドライヤーで乾かしていました。』浜松市中区在住のT・Sさん。

T・Sさんの他にも、サロンに初めてお越しいただいた100人の方に育毛剤についてお聞きしたところ、実に87人の方が「育毛剤をつければ髪のハリとツヤが甦ると思っていた」とお答えいただいております。

 

育毛剤をつけただけではツヤ髪は育たない

これだけ盛んにテレビコマーシャルが行われ、新聞の紙面や折込広告などで毎日のように目にしていれば、どうしても育毛剤の効果に期待をしてしまうのも止む終えません。

その反面、プロである美容師や美容家の方々が正しい育毛のメカニズムをきちんと理解してお客様にアドバイスをしていないのでは?という疑問も無きにしもあらず。

 

育毛剤を使用する前に行う手当て

このエントリーのタイトルにもあります通り、ただ闇雲に育毛剤を振り掛けても殆ど効果は発揮されず、無駄金をドブに捨てているのと同じこと。

育毛剤の持っている力を100%引き出すためにはまず初めに、シャンプーだけでは落とすことが出来ない!頭皮や毛穴を覆っている皮脂や老廃物をお掃除する専用の手当てで、環境を整えなくてはなりません。

そして、この頭皮と毛穴専用の手当てで「育毛剤が浸透していくための通り道」を確保する必要があるのです。

これからは、その日の汚れはその日の内に!を合言葉に、皮脂を取り過ぎない頭皮と毛穴専用の手当てで、ハリとツヤのある美しい髪を育てていきましょう♪

あなたの通われているサロンでは「育毛剤の力を100%引き出すための手当て」を教えてくれましたか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪の健康を守れる美容師や美容家が圧倒的に少ないワケ

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photo credit: Diego Dalmaso via photopin cc

オシャレを求める影で髪は悲鳴を上げています!

トリートメントを使っているのに、ちっとも痛みがなくならない!

育毛剤を使っているのに、抜け毛が減らない!

トリートメントや育毛剤を使えば簡単にキレイな髪が育つと思っている方が多いのではないでしょうか?

 

髪の健康を守れる美容家が圧倒的に少ないワケ

これは「手触りの良さ」に髪の健康を求めている間違ったヘアケア法を習得した美容師や美容家が如何に多いか、ということを表しています。

人間の毛髪は、うるおい調節や少々の傷でしたら、トリートメントで栄養補給や補修補正をしなくても、

大気中の空気や水蒸気を取り入れて健康に近づけるようにする「自己修復機能」を持ち合わせています。

ただ、この機能は見た目が地味であまりパッとせず、手触りもキュキュっと引き締まってキシミを感じてしまうため、

もしかしたら「傷んでいるのでは?」と、殆どの美容家や美容師は誤解してしまっているのが現状です。

このため、オシャレな髪型をしている方は増えているのですが、その影で年々髪の悲鳴は大きくなっていると感じます。

もしあなたがご自宅で、

「紫外線やエアコンによって髪のうるおいが失われてパサパサしてくると、すぐにヘアクリームやワックスなどの整髪料でツヤを求める。」

「パーマやヘアカラーで手触りがキシキシしてくると、すぐにトリートメントやコンディショナーでツルツルなくし通りに仕上げる。」

これらのお手入れ法を実践しているとしたら、いつまで経っても髪の健康は手に入らないと断言できます

何故なら、間違ったヘアケアだからです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

5年後の「薄毛の可能性」を左右する!お洒落思考と安全安心志向

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お洒落な髪型を追求するほど髪を加工し続け、薄毛の可能性が劇的に高くなります♪

私は、23年前のサロン勤務時代からこの事実に気付き始め、18年前の理想のプロダクツとの出逢いで確信に変わりました。

 

有名メーカーのお洒落思考、弱小メーカーの安全安心志向

大手の美容メーカーには、新しい商品の開発を行う専門の研究所があり開発予算も毎年億単位で計上され、3ヶ月〜半年で新商品が新たにラインナップに加わります。

一方、小さい美容メーカーは同じような商品群では大手に叶いませんので必然的に、大手が手を付けることが出来ない隙間を探しだしてアプローチするしか道はありません。

私のサロン勤務時代は、常に流行を追いかけるお洒落思考の営業をしていたこともあり、大手の美容メーカーの開発商品を使用。

パーマやヘアカラーの力を借りて形や色を変え、トリートメントやスタイリング剤をはじめとする整髪料類を駆使して、ツルツルピカピカな手触りや流行の髪型に仕上げるための加工を繰り返していました。

そのため、必然的にサロン内で使用する薬剤や整髪料類の使用サイクルは短くなり、お客様が気に入ってくれた頃には新しい整髪料類に入れ替わり、古い商品は切り捨てられていきます。

お客様の髪が健康になれば納得もいきますが、新しい製品に切り替わっても手触りやツヤに満足を得られるのは最初の2週間ほど。

それ以降は使えば使うほどどんどんコンディションは悪い方へと傾き、次第にハリ・コシが低下して細くなり髪型もまとまらなくなって行きました。

そんな中、お客様より「パーマやヘアカラーの施術時にお肌にシミる」クレームが上がり始め、メーカーから新製品のサンプルをいち早く取り寄せてテストしても一向に減る様子がなかったことから、大手メーカーのお洒落思考製品とはスッパリ縁を切りたい想いが決定的に…。

独立してから2年目、安心安全志向の製品を探し始めてから5年目を迎えた1996年春。

先輩美容師からパーマ講習のお誘いの1本の電話から偶然出逢った「こだわりの小さい美容メーカー」は、とにかく衝撃の連続でした。

「シルクをなめしたようなふんわり柔らかい仕上がりのパーマ」「お肌にシミないパーマやヘアカラー」「トリートメントを一切使わないヘアケア」「髪・顔・身体まで1つのラインナップで基礎のお手入れが可能」

サロンでの定期的なケアと自宅での毎日のケアをコツコツ続けていくことで、時間は掛かりますが確実に「天使の輪が輝く美しい髪」が蘇ってきます

これまで18年間サロン内でご紹介しておりますが、間違った使い方を続けたことで満足いく結果が得られずに返品された方が1件あっただけで、肌荒れ等のトラブルやクレームは1件もない、自信を持ってお勧めできる安全安心思考の製品のみを使用しています。

あなたは一年も経たずに新しく切り替わっている整髪料をお使いではありませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

ダメージヘアの逆襲|あなたは痛んだ髪の悲鳴が聞こえていますか?

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photo credit: nicola.albertini via photopin cc

手触りの良さで見せ掛けを誤魔化してばかりいると、だんだん髪がいうことを聞いてくれなくなるのです!

シャンプー後の手触りが「ツルツルしてクシ通りが良い髪」と「キシキシしてクシが通りにくい髪」、半年後に健康な髪が育っているのはどちらでしょうか?

 

ダメージヘアの逆襲、痛んだ髪の悲鳴

普段、遊び半分でウソばかりついていた子供が、IZAそのウソが現実になった時には誰からも相手にされなくなってしまう!?お話は、、、

今現在多くの方より支持を集めている「手触りの良さ=髪が健康になった!と思わせる事で見せ掛けを誤魔化している」美容の常識と、どこか似ているような気がします。

 

健康ヘアが育まれる美容の非常識

もしお肌にほんの小さな「シミ」を見つけた時、あなたならどうしますか?

まず最初に、ファンデーションで「目立たないように隠そうと」しませんでしたか?

このお肌の手当てと同じことを、ヘアケアでも日常的に行っているのですが、美容の常識として無意識に行っているため、本当は痛めているという事実の隠蔽に気づいていません。

キューティクルがささくれる、髪をとかす時クシが引っ掛かる、髪がパサつく、髪がプチプチ切れる、髪が広がってしまう、湿気でうねってしまう…、これらは健康悪化を知らせようと髪が自ら発している痛み・苦しみの悲鳴です。

これらのダメージの悲鳴を気になっているにもかかわらず、シャンプー後やトリートメント後の手触りの良さで、約9割の方達がついつい健康になったと誤魔化されているのです。

今後、年齢を重ねながら健康な髪を育てようとしたら、今の「手触りの良さで健康度合いを測る」美容の常識を一旦リセットする必要があります。

そして、濡れている時はキュキュッとした手触りと引き締まりを感じ、ドライヤーで乾かすと「髪が乾くのが早くなった」「乾かした後、髪がふんわり軽い」「1本1本がサラッと指通りが滑らか」…、乾かした後の状態が、混ざり気のない髪の健康指数を表していることを知ってください。

あなたは髪の痛み・苦しみの悲鳴が聞こえていますか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

脂漏性湿疹 増加の背景に蔓延っている間違いだらけの手当て

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photo credit: Calidenism via photopin cc

ベタつくのが気持ち悪いので、シャンプーをタップリ使ってゴシゴシ洗っています!

毛穴の皮脂腺から分泌される皮脂の量が過剰気味で、炎症や湿疹をともなった症状を総じて「脂漏性湿疹」といわれてます。

皮脂が過剰に分泌されて頭皮がベタつくから、夏場に多い症状と思われがちですが、実は冬場に多く発症しているのです。

 

皮脂は摂り過ぎると、損失分を補うために分泌量が増加

人間の体は、皮膚の表面を皮脂の皮膜で覆って体内の潤いを維持しています。

もし冒頭のように、「ベタつくのが気持ち悪いので、シャンプーをタップリ使ってゴシゴシ洗っています!」といって、皮脂の皮膜を取り過ぎてしまうとどうなるでしょうか?

答えは、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂の分泌量が増えてしまうのです。

 

脂漏性や脂漏性湿疹はどんな状態を指すのか

最初の内は、取り過ぎた分だけ補ってくれるのですが、取り過ぎの状態が続きますと絶えず補う状態が続き、次第に皮脂腺の分泌が必要以上に行われてしまう様に変わって来ます。

この皮脂の過剰分泌状態を「脂漏性」といい、水虫と同類のカビの一種である真菌類の影響で、頭皮が赤く炎症していたりプツプツ湿疹が出来ている状態を「脂漏性皮膚炎」もしくは「脂漏性湿疹」といいます。

 

脂漏性の状態に必要な3つの手当て

脂漏性の症状で苦しんでいるあなたに必要な、3つの手当てをご紹介します。

■(1)使用するお湯の温度は「35〜38度のぬるめ」
少しの熱でも炎症や湿疹への刺激となってしまうため、できるだけ体温に近い温度のぬるま湯で洗う必要があります。

■(2)シャンプー前後のすすぎ(ゆすぎ)を3〜5分の時間を掛けて念入りに
すすぎ(ゆすぎ)はシャンプーよりも大切です。このすすぎ(ゆすぎ)の仕方1つで、症状の早期改善に繋がるほどです。

■(3)皮脂に棲みついた真菌類を殺菌できるシャンプー又はソープを使う
ただ皮脂や汚れを落とすだけのシャンプーでは、いつまで経っても炎症は改善いたしません。真菌類を殺菌できるシャンプー又はソープで洗う必要があるのです。
(私のサロンでは常備薬として常に用意しております。)

ベタベタ感が強いと気持ち悪いため、どうしても「気持ち良さ」や「便利さ」で整髪料類を選びたくなりますが、

今後は「安全安心」と「将来の健康」を優先して選ぶことをお勧めします。

あなたは「気持ち良さ」や「便利さ」の使用感で、整髪料類を選んでいませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より