パサつき(乾燥)ケア戦線に異常アリ!?

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オイル(油脂分)補給の間違いが、ゴワゴワバサバサな髪を生んでいる?

毛先の乾燥が気になるからと、ご家庭でこの様なパサつきケアを実践されているお話を良く耳にします。

「自然由来の植物性オイル(油脂分)なら髪や頭皮にも優しく、お肌への負担も少なそうで安全だと思い、3年以上使い続けています。」

結論を先に申しますと、上記のお手入れ法では髪のパサつきを悪化させてしまうのです。

 

自然由来の益と害

私たち人間は、自然由来と聞くとツイツイ「体に良い有益なもの」といったイメージを持ってしまいますが、

中には「体に悪さをする有害なもの」もあるということを、きちんと認識すべきです。

 

動物性と植物性の相性

私たち人間は動物に分類されていますが、牛、豚、鶏といった動物のお肉だけでなく、ほうれん草、小松菜、モロヘイヤの他にも山で取れる山菜類なども口から摂取して身体の各器官の栄養にしたり、生きるためのエネルギー源としています。

ですから、私たち人間の体から分泌されている汗や皮脂は当然「動物性」ということになります。

そこへ、自然由来で髪や頭皮にも優しくお肌への負担も少なく安全といわれている「植物性オイル(油脂分)」を塗ったとして、果たして馴染んでくれるでしょうか?

答えは、NOです。

自然由来のどんなに高品質なオイルでも「植物性オイル(油脂分)」と「動物性オイル(油脂分)」では分子構造が根本的に違うため馴染まないのです。

そして、いったん髪に付いた植物性オイルは、紫外線を浴びると酸化してミネラル分(水分)の蒸発を引き起こし、

使えば使うほどゴワゴワバサバサな手触りへと変わってしまいます!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

その手触りでは髪の潤いは持続しない

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手触りの良さと髪の健康は比例しない!?

今から30年以上前、私が修行時代だった頃は「ツルツル・ピカピカ・サラサラ」が、手触りの良さの合言葉でした。

それが近年では、「サラふわ、ウルサラ、トゥルントゥルン」の言葉とともに、手触り感も比べものにならないくらい良くなりました。

しかし、どうでしょう?

その極潤と言われるほどに向上した手触りに感動を覚える反面、「髪のパサパサがひどくなった!」「ある日突然プチプチ切れる髪が増えた!」お悩み相談は、減るどころか倍増しています。

 

手触りが良くても健康ヘアにならない理由

なぜ手触りが良いのに健康な髪にならないのでしょうか?

髪に人一倍愛情を注いでいるあなたは疑問に思っていませんか?

答えは簡単です。リンス、コンディショナー、トリートメント、等の整髪料類が、髪の健康維持には必要とされていないのです。

肌についた擦り傷切り傷は、自然治癒力の力でかさぶたを作って自らの力で修復しているように、髪も皮脂によって内部の潤いを調節したり外部の刺激から守るように引き締め力(収れん)が備わっているため、皮脂以外の油脂分は必要としないのです。

一昔前の缶コーヒーには、スティックシュガーが10袋以上使われていたように、ノンシリコン系のコンディショナーやトリートメントには、髪にとっては毒となってしまう植物性の油脂分が大量に使われていると同時に、大量の洗浄成分が配合されています。

大量に配合され始めた毒となる植物性の油脂分と洗浄成分が、あなたのツルツルピカピカ髪からハリコシを奪ってバサバサプチプチ髪に変えてしまいます!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

365日毎日更新を達成!して芽生えた想いとブログを継続し続けるために必要なたった一つのコツ

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1年間毎日ブログを書き続けた自分にカンパ〜〜〜イ!!!

思えば、2013年6月23日(日)「紫外線防止力がアップした日焼け止め製品とリスクマネージメント」のエントリーからスタートした毎日更新ですが、本日のこのエントリーのアップで、私自身が目標としていた365日を無事達成することが出来ました

ブログメディア道場でブログの書き方を1からご指導いただき、電子書籍を出版する足ががりをサポート頂いた、シゴタノ!の大橋さんをはじめ、

ライフハック心理学の佐々木さんjMatsuzakiさんぬまがみなこさん、ブログメディア道場の同期生の皆さん、には大変お世話になりました。

なかでもぬまがさんから頂いた「プロフェッショナルだからサラりと書いてるけど、その今流したとこ!詳しく教えて!(365日更新できるネタが沢山ってことですが♡)」愛情タップリのメッセージに応えるべく、密かに365日毎日更新を決意したのでした。(本邦初公開です♪(〃∇〃))

そして、この拙いブログをご購読いただくことで支えてくださった読者の皆さん、本当にありがとうございました。

これからは1000日連続更新を目標に、気力と体力が続く限りマイペースでコツコツ更新を続けていきたいと考えておりますので、今後とも応援よろしくお願い致します。m(_ _ )m

 

ブログを継続し続けるために必要なたった一つのコツ

365日毎日更新のスタートは、誰にも告知をせずに私一人の独断と偏見で考え、いざ出航。

始めた当初は読者の方がいる訳でもなく、相談する方も皆無。読者がいないのだったらコメントも付くことはないだろうし。

元々人見知りをするタイプで、初対面の方とのコミュニケーションも苦手だった私には丁度良いシチュエーションとして受け止め、

細かいことは気にすることもなく自分の意見をどんどん発信できるのではないか?と、良い方に解釈。

まずは、グーグルやヤフーといった検索エンジンに強いブログにするべく、Yahoo知恵袋やQ&Aなどに上がっている

「お悩み相談」「質問疑問」をサロンの顧客層に照らし合わせた記事を執筆しながらお答えするようにしていきました。

 

折れそうな心の支えとなった電子書籍出版のお話

毎日更新も3ヶ月近くになってくると、だんだん書くことが思い付かない「ネタ切れ状態」に襲われるようになってきます。

そんな時、救世主となったのが、タスクセラピーコーチ陣の出版記念パーティ開催(9/28)の告知。もちろん、即出席を決断して申し込み。

「» 2013年度に実現したい夢の一つである「電子出版」に向けて小さな一歩踏み出します

そして、もう一つ嬉しい出来事だった「» ブログエントリー連続更新100日を達成!した、2013年第39週のまとめ

こうして「電子書籍出版」という新たな目標を頂いた私は、ブログのメジャー化という欲を出してしまい迷路を彷徨いかけます。

9/28の出版記念パーティで出逢った「モンハコさん」が後にアップした「これからブログを始める人へ。何を書けばいいかわからないなら人のブログを読みまくってみるとよいと思う」「ブログを続けるなら一日に自分がかける文字数は抑えておいたほうがいいと感じる件」これらのエントリーで記しているように、

私自身でも3〜6ヶ月目はチョット欲と色気を出してしまい「更新頻度を上げるか」「内容重視で行くか」かなり揺れた時期にありました。
(後に、これまでのエントリーを振り返って、自分が書ける文字数は大体1000文字前後とわかり、1日1記事の内容重視に決定!)

 

禁煙の取り組みとブログセラピーとの出会い

50歳が目前に迫っていた私は或る日、毎日更新を継続していくには健康な体と体力が必要と考え、19歳から吸い続けてきたタバコが30年の一区切りを迎えることで禁煙に踏み切ることを決めます。

決断したことは忘れない内に即行動に移し、「インターネットで禁煙外来の予約を申し込み」「家族に禁煙を宣言」いたしました。(当然、家族は何を突然言いだしたのお父さんは?とビックリしていましたが…。)

禁煙をしながら、電子書籍用の記事のまとめ・編集、加筆修正を繰り返していくのは、かなりしんどい作業でしたが、「電子書籍の出版という夢の実現」に向けて気力を振り絞って、何とか乗り切ることが出来ました。

そしてこのまま2013年も終わりを迎えようかという時、jMatsuzakiさんから届いた1通のメルマガ(まさかこのタイミングで来るか?)で「ブログセラピー第1期開催」の告知を目にします。ただ、電子書籍の出版にくけての作業が大詰めを迎えていた時期でしたので、後ろ髪を引かれる思いでしたがあえなく断念。(出版後、一段落ついたタイミングで、4月からスタートの第2期より参加)

そして2014年の幕が開け、1月9日(ナント長男の誕生日)に電子書籍出版、15日まで順次電子書店に並んでいきました。

 

禁煙の方も、禁断症状が酷く挫けそうになった禁煙開始3日間を何とか乗り越え、今現在に至っています。(禁煙生活7ヶ月達成!今現在も継続中♪)

その後、ブログセラピーも予定していた通り2014年4月開始の第2期から参加し、コーチであるライフハック心理学の佐々木さんjMatsuzakiさん、より的確なアドバイスと叱咤激励を受け、ブログセラピー参加者の皆さんと切磋琢磨しながら記事の執筆に勤しんで、刺激を共有しています

最後に、365日毎日更新を達成してみて思った「ブログを継続し続けるために必要なたった一つのコツ」はズバリ、書き続けること

「何を書くか?」では行き詰まることが多かった故、今現在では「何を伝えたいか?」に思考をシフトしています。

これには特別なテクニックは必要ありません。書かなければ次はないワケですし、書き続けることによって、

嬉しいこと、悲しいこと、イライラしたこと…等が頭の中を駆け巡り、色々な気づきを得られるようになりました。

書き続けた人、アウトプットし続けた人だけが手にすることができる特権、「オリジナルのストーリー」がそこに…。

年内に紙の本を出版する夢を叶えるべく準備に取り掛かります!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

湿気による髪の広がりをワックスで抑えている真っ最中のあなたへ

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photo credit: Ozyman via photopin cc

ある日突然、髪が細くなってプチプチ切れ始めた?

湿度が高くなる梅雨の季節は、毎年憂鬱です。

何故なら、私の髪はクセっ毛で、ほんの少し湿気が加わるだけで表面の髪がウネウネし始め、ボワっと広がって収集がつかなくなってしまうのです。

ですから、湿気による髪のうねりと広がりは理解できます。

しかし、真っ直ぐのストレートヘアの毛質の人から見れば、湿気で広がることはあっても、波状に髪がウネルことはなかなか理解できないのではないかと思います。

 

うねり広がりを抑える整髪料は、パサつきを生む

ひと昔前であったら、少しでもうねりがあったら縮毛矯正でまっすぐに伸ばしていた方が多いのではないかと思います。

しかし昨今は整髪料類も進歩していて、ただ塗るだけで簡単に乾燥を抑えることができたり、クセ毛特有のうねりをゆるやかな状態に伸ばしてくれたりもしますから、ご自宅で使用されている方も多いのでは。

ホント、便利な世の中になったものです。

ただ、あまりにも簡単便利を追求してしまったせいで、整髪料類に配合されている「濃密な油脂成分」「美容成分」が、髪の内側のタンパク質や外側のキューティクルを痛めつけてしまい、11〜13%保持されていた水分(ミネラル)がどんどん蒸発してしまって、最終的には「パサパサの広がる髪質」へと変えてしまうのです。

 

プチプチ切れる髪質への序章

この「パサパサの広がる髪質」への変化を感じている真っ最中のあなたの髪は、近い将来、髪がプチプチ切れる症状でお悩みになることが予想されます。

そう、表面的な痛みで収まりきらず、髪内部のタンパク質に「濃密な油脂成分」「美容成分」が纏わりつくことによって紫外線の影響が降りかかり、酸化してタンパク質がどんどん侵されていきます。

この状態が1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と、長く続けば続くほどハリと弾力が失われてしまい、気がついた時にはプチプチ切れてしまうほどに、髪が痩せ細ってしまうのです。

湿気による髪の広がりを整髪料の美容成分で抑えて続けている、あなたに必要な髪痩せの悪化を防ぐ習慣は

整髪料の使用を今スグやめることです!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

気になる頭髪の臭い!シャンプーの消臭では髪が痩せ細る

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photo credit: InceyWincey via photopin cc

スカッとする爽快感がプラスされていたら更に悪化します

私が住んでいる遠州地方でも、いよいよ梅雨入りが宣言され、ジメジメ指数も軒並み高い数値をたたき出しています。

これから夏の終演を迎えるまで、大量にかく汗によって加齢臭が強くなったり、頭髪の臭いが気になったり、お肌に湿疹や炎症ができたりと、消臭や肌荒れに気を抜けない季節が続くわけですが、、、

スカッとする爽快感を強く感じるシャンプー法を行っているあなたの髪は、痩せ細る危機に直面しています。

 

臭いの元と爽快感の正体

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

エクリン腺・エポクリン腺から排出される大量の汗、皮脂腺から分泌されて毛穴や頭皮の溜まった皮脂。

これらに胃腸で分解されて残った老廃物や排泄成分が混ざり合い、真菌類が棲みついて人それぞれ違う様々な臭いの元が作られます。

次に、夏場に出回っている、スカッと感じるシャンプーやトニックの爽快感ですが。

主にアルコールやメントールが配合されていて、蒸発する時に熱や水分を奪うことで、ヒンヤリ感やサッパリ感を感じるわけです。

 

シャンプー剤の消臭で髪が痩せ細ってキンキンパサパサ

大量の汗や皮脂によって強まった頭髪の臭いを綺麗さっぱり消し去りたいと考え、

アルコールやメントールが配合されているシャンプー剤の泡をタップリ髪の毛につけて揉み込むような洗髪を繰り返していると、

あなたの大切な髪は「ミネラル分や皮脂が奪われ続けて痩せ細ったパサパサ髪に!」「アルコール分で髪の色素やカラーの色味成分が脱色され続けてキンキンな茶髪に!」なってしまいます。

アルコール含有量が高く、細毛・切れ毛を招く恐れのある「火気厳禁」のラベルが印刷されたトニックもお勧めしません!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

ヘアケアの未来は何処へ向かうのか?キーワードは「濃密」

少量、手間いらず、経済的♪

これら三つのキーワードから連想されるのは、あなたが毎日の台所仕事で面倒臭さを感じている食器洗いに使用する濃縮洗剤、若しくは洗濯に使用する濃縮洗剤です。

1回の使用量が少量で済み、すすぎが1回で済み手間いらず、洗剤の量や使う水の量が少量ですみ経済的、以前のタイプより少ない量で同様の汚れ落ち効果を実感できます。

 

ヘアケアの未来は何処へ向かうのか?

食器洗い洗剤や洗濯洗剤は比較的進んでいて、三年ほど前から濃縮タイプが主流になっています。

一方、ヘアケア整髪料の中でもシャンプーは2014年に入ってからオイルシャンプーが登場するなど、いよいよ濃縮・濃密タイプにかじを切った模様。

「保湿効果を高めた濃密なうるおい泡」「天然植物由来の濃密オイル」、シャンプーやトリートメントに配合されている汚れを落とす成分、美容成分、植物オイルなど、

濃縮された高濃度の薬用及び美容成分を使用しているにも関わらず、仕上がりはふんわり軽やかにコントロールされているのが特徴です。

一部の製品には、殺菌成分が防腐剤として配合されているものも見受けられるので、地肌の炎症に注意する必要があります。そして、、、

洗浄成分や浸透力がどこまで高められているのか、これから注意深く見守っていく必要があるでしょう!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

新聞社の記者さんからインタビューの依頼を頂いた素敵なご縁に感謝!

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photo credit: Lulu the Bold via photopin cc

インタビューの収録が2014年5月27日(火)に決定いたしました!

2013年9月にサロンのホームページのお悩み相談を通して出会い、

サロンでの施術を繰り返すことでコツコツと信頼関係を育んできた某新聞社の記者さんから、

新聞記事をおこすための、インタビューの依頼をいただきました。

■ 2014年1月、ブログを解説した時からの夢だった電子書籍を出版。
■ 336日間毎日更新を続けるブログでの記事の執筆。
■ 髪の治療家としてサロンでの独自の活動などに興味と評価を頂く。

これらのお話を、ぜひ新聞に記事としておこしてみたいとの事でした。

 

インタビュー収録時の撮影(記者の顔出しNG)やダイジェスト版動画の作成、に於いても許可をいただきましたので、後日ホームページやブログ等に掲載させていただく予定です。

まさかこの私が、全国ネットの新聞に掲載されるなんて想像もしていませんでした。

さて、どんな新聞記事になることやら?、今から楽しみです。(*^^*)

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

【髪のタンパク質と熱ダメージ】ヘアアイロンの使い過ぎは、熱ダメージで髪の色が変色してしまう

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重症の場合「パーマやヘアカラーが施術不能」になってしまいます!

梅雨の季節が目前に迫り、クセ毛や髪のうねりで悩んでいるあなたは、湿気で広がったり毛先がまとまらなくなっている髪を、ストレートアイロンやカールアイロンを使って落ち着けているのではないでしょうか。

 

髪のタンパク質と熱ダメージ

毎日のアイロン仕上げが手放せないあなた、

Q:髪のタンパク質は何度から痛み始めるのかご存じでしょうか?

A:45度から少しずつ痛み始めます。髪のタンパク質は45度を超えたあたりから少しづつ熱による変性が始まり、60度に達すると死滅してしまいます。

つまり、アイロンの温度が80度、100度、180度と、高い温度で使用すればするほどタンパク質のダメージは大きくなり、ハリ・コシ・潤いが失われてパーマやヘアカラーの施術で薬液が作用しなくなるだけでなく、最終的には水分や油分が全て失くなり炭化して炭となってしまうのです。

 

髪のタンパク質を修復する「細胞賦活作用」

私たち人間の髪には元々、大気中の空気を髪内部に取り入れて「うるおい調節」「キューティクルを引き締める収斂」「タンパク質を修復」するチカラが備わっています。ですから、リンスやトリートメントといった髪本来の力を奪ってしまう加工製品は必要としません

空気に含まれている17〜18%の「窒素」が、傷ついてしまった髪内部のタンパク質を、蛋白抗生作用の力で修復しています。ただし、一旦傷ついた細胞は100%元通りになる訳では無いということを知って下さい。

その他にも、コンフリーの葉や根から作られる「アラントイン」という天然成分にも、弱った細胞を元気にする細胞増殖作用や消炎作用があり、創傷、皮膚潰傷、やけど、オムツかぶれなどの手当てや皮膚疾患にも使われています。

上記にあるように、空気を誘導する手当てとアラントインを用いたダブルの手当てで、タンパク質のダメージが今以上に進行しないようにすることは可能ですが、何よりも、アイロンの使用を一週間に1〜2回程度に抑えていただくのが、熱ダメージの重症化を防ぐためには1番効果的です。

 

髪のタンパク質と熱ダメージに関するまとめ

■ 髪のタンパク質は、45度を超えると熱変性が始まる
■ 髪のタンパク質は、60度に達すると死滅してしまう
■ アイロンの温度が60度を超えて高くなる程タンパク質のダメージは大きくなる
■ 高温の熱で水分や油分が全て失われると炭化して炭となる
■ 空気中の「窒素」が髪内部の傷ついたタンパク質を蛋白抗生作用の力で修復
■ 天然成分「アラントイン」には弱った細胞を元気にする細胞増殖作用や消炎作用がある

クセ毛や髪のうねりを落ち着かせて、髪のツヤを蘇らせたいあなたには、、、

ヘアアイロンの使用を減らしても髪がまとまる「髪質改善手当て」を提供しています♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

年齢を重ねても、「髪」や「お肌」がプルンと潤っている人、枯れてカサカサの人

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photo credit: chant0m0 via photopin cc

髪やお肌が喜ばないお手入れでは、細胞1つ1つが風船のように萎んでいきます♪

これは私だけでなく、このブログを購読して頂いているあなたの「髪」や「お肌」にも言えることだと思うのですが、、、

定期的にエステサロンなどに通ったり、朝晩に時間やお金を掛けて念入りにお手入れを繰り返しているのに、何故か髪やお肌が傷んでボロボロ。そうかと思えば、お手入れにあまり手間暇を掛けない短い時間でシンプルなお手入れを繰り返している人が、意外とキレイな髪やお肌だったりします。

また、世界的に著名な方や芸能人が製品のテレビCM等に起用されているだけで、信頼感がアップして効き目のあるイメージを与えるため、ついつい手が伸びてしまいます。(私も修行時代はこれらのイメージ戦略に乗せられて良く泣きを見ました。)

ただ、研究室でのテスターや動物を使った実験データ上では有効との結果が出ている一つ一つの美容成分でも、有効な美容成分が何十種類何百種類と配合されていると美容成分同士の相乗効果で、髪やお肌に効きそうだと頭の中でイメージしてしまいがちですが、効き目を発揮する場所や時間は成分によって違うため、実際にはイメージ通りの効果は得られにくいものです。

私たちの身体の筋肉や骨格は何によって支えられ、成長をサポートされているのかを突き詰めていくと、口から摂取した食物の栄養バランスが良く、腹式呼吸によって吸い込まれた空気が体の隅々まで行き届いている人は、年齢を重ねても体内の細胞は若々しいため「髪」や「お肌」がプルンと潤っています。

反対に、口から摂取した食物の栄養バランスが偏っていて、呼吸が浅く吸い込まれた空気が体の隅々まで行き届いていない人は血流も滞り気味で、体内の細胞が老化へと傾いているため潤いもキープできずに「髪」や「お肌」は枯れてカサカサしています。

年齢を重ねたときに枯れるか否か?のターニングポイントになるのは、(1)髪やお肌の潤いに必要な皮脂をキープする手当か?、(2)口から摂取したタンパク質・ビタミン・ミネラルの栄養バランスが取れているか?、(3)腹式呼吸で体の隅々に行き渡るように空気を取り込んでいるか?、以上の三つが鍵を握っています。

髪とお肌の美しさは、配合されている美容成分の多さではなく、口から摂取した食物の栄養バランスと空気によって支えられています。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

汗の量が増える夏場のアトピー性の肌荒れ悪化を未然に防ぐ「5つのアプローチ」

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これから夏本番に向けての肌荒れ対策は「汗の処理」がキーポイントです♪

5月に5日に「立夏」を迎え、スーパーには旬で食べごろの、ゴムで結わえられ碧々とした「アスパラガス」がところ狭しと並べられています。

そして、いよいよ夏本番に向けて湿気と気温が上昇気流を描き始め、日本特有のジメジメと湿った空気が漂う梅雨の季節へとバトンが渡されようとしており、多汗症やアトピーを抱える「肌が弱い」あなたにとっては嫌な季節となります。

もしあなたが、下記のような顔と身体のお手入れに心当たりがあるようでしたら、

» ボディソープで身体を洗っている
» ナイロンタオルで擦り洗いをしている
» 汗をかいても拭かずにそのまま
» 身体を洗ってから洗髪している
» 下地をしないで素肌に直にUV対策

アトピー性の肌荒れが悪化してしまう可能性が高いと言えます。

 

夏場のアトピー性の肌荒れ悪化を未然に防ぐ「5つのアプローチ」

こちらのエントリー『いくら洗浄成分や保湿成分に拘ってもアトピー性の皮膚の炎症やカユミは治まらない?』でお伝えさせていただきましたが、「アトピー性の肌荒れ」は、炎症を起こす要因が多岐にわたっているため、一度発症してしまうと症状が収まるまでには時間が掛かるだけでなく、完治に至ることは難しいとされています。

しかし、近年の研究で、夏場に起こる肌の炎症の多くは「汗に含まれているマラセチアグロボーザという真菌類(カビの一種)」が悪さをすることが明らかになってきております。ですから、お肌から出てくる汗に対するアプローチを的確にしてあげれば、炎症の悪化を予防することが可能となります。

 

石鹸で洗って必要な皮脂をキープ

アトピーを抱えている方で、ボディソープで身体を洗っているお話をたまに耳にしますが、今スグ石鹸に変えることをお勧めします。何故なら、石鹸のほうが洗浄力を調整しやすく、必要な皮脂を残すようにコントロールしやすいからです。

一方ボディソープは、大量に配合されている各種保湿成分による潤いのベールは空気の流通を妨げてしまうため、アトピー性の炎症を抱えるお肌にとってはかえって息苦しさが刺激となってしまい、赤味や湿疹が表面化しやすくなります。

 

綿や麻などの天然繊維を身にまとう

お肌の角質が薄かったり、バリア機能が失われてしまっているアトピー性のお肌は、ナイロンやポリエステルといった化学繊維によるチョットした擦れや摩擦に対してもストレスに感じてしまい、赤味や炎症を引き起こしてしまいます。洗浄剤をタップリ染み込ませたナイロンタオルでゴシゴシ擦る刺激は、潤いに無くてはならない皮脂の潤いベールを大量に奪ってしまいます。

空気の流通を妨げない・摩擦の起きにくい、綿や麻などの天然繊維で出来た洋服をできる限り身につけて下さい。

 

汗が吹いたら濡れタオルで軽く抑える

汗の中身は水分だけでなく、様々な老廃物も相まみえて出てきますから、少し湿り気を与えたタオルでトントンと軽く叩くように押さえ、汗や老廃物を濡れタオルの方に染み込ませるようにして拭いていきます。

乾いたタオルやハンカチでこすってしまうと、汗に含まれている塩分や真菌類の刺激で、赤味や炎症が表面化しやすくなります。

 

洗髪が先か、体洗いが先か

最初に身体を洗ってから髪の毛を洗髪してしまうと、シャンプーやリンス・トリートメントの様々な保湿成分や美容成分が肌表面に残りやすく、紫外線を浴びて酸化する刺激でお肌に炎症を起こしてしまいます。

髪の毛の洗髪を先にして、後から体を洗うようにすると、首周りや背中のブツブツ湿疹ができ難くなります。

 

下地をしないで素肌にそのままUV対策

硬い椅子やベンチなどに長時間腰掛けるとなるとかなりお尻の皮膚に負担は掛かってしまいますが、たとえ柔らかいクッションでもお尻と椅子・ベンチとの間に一枚あるだけで、おしりに掛かる刺激は激減します。

これはお顔にも言え、下地という柔らかいクッション無しに直接ファンデーションや日焼け止めクリームを塗ってしまうと、熱や美容成分等が刺激となって直に肌に伝わってしまいますから、お肌を刺激から守るためにも「刺激を吸収してくれる柔らかいクッション代わりの下地をお忘れなく」と顧客様にはアドバイスしています。

ほんの少しの心遣いが肌荒れ悪化を未然に防いでくれるのです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

真菌類から微生物に関する基礎を学べる書籍