CO003 髪と身体の健康を脅かす空気の汚染物質「PM2.5」とは?

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空気が汚れると髪もダメージを受けます!

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photo credit: Steve took it via photopin cc

こんにちは。
おとなキレイ向上委員会の田中です。

いよいよ春の足音が近づき、花粉症を抱えている方には辛い花粉が舞う季節が到来。

しかし、今年はどうやらそれだけでは無さそうな雲行き。

そう、黄砂とともに「PM2.5」なる汚染物質によって空気の汚れが悪化するみたいなのです。

 

空気の汚染は身体だけでなく、髪のハリコシにも影響する

つい先日も、この様なニュースがメディアを騒がせていました。

【科学】大気汚染物質「PM2・5」 中国からの飛来量は平年並み+(1/3ページ) – MSN産経ニュース

記事によると、「日本への飛来は10年以上前に始まっており、呼吸器などに持病がある人は注意が必要との指摘もあるが、直ちに悪影響はない。」とありますが、人間は呼吸によって空気を取り入れることで生命を維持している事を考えると、肺などの循環器系統の機能や身体の免疫力の低下は有り得ると思います。

さらに、髪に不必要な整髪料を大量に使用するヘアケアの現状からしますと、PM2.5による空気の汚れ悪化が引き金となり、キューティクルやタンパク質が傷ついたり毛穴の詰まりが悪化して、ハリコシ等の弾力が低下した髪が育つことが考えられます。

 

空気を汚すPM2.5について

PM2.5(微小粒子状物質)とは特定の物質の名称ではなく、粒径2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の粒子状物質。大気中に浮遊する、直径2・5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の粒子状物質(PM)の総称です。

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photo credit: 東京都環境局

直径は髪の毛の太さの30分の1程度しかないため普通のマスクでは通過してしまい、肺の毛細血管に入り込むと、呼吸器だけでなく循環器系に悪影響を及ぼす可能性が懸念され、

 近年、浮遊粒子状物質の中でも微小な粒子状物質の曝露によって一定の健康影響を及ぼしていることを示す国内外の疫学分野、その他の科学的知見が蓄積されており、国外では、これらの知見により微小粒子状物質について、独立の項目として環境目標値を設定する動きがあリます。

この事を踏まえ、日本においても平成21年9月、PM2.5の環境基準(長期基準:1年平均値15μg/m3、短期基準:日平均の98%タイル値35μg/m3)が設定されました。

PM 2.5などの粒子状物質の発生源は、ボイラー等のばい煙を発生する施設、自動車、船舶等の移動発生源、塗装や印刷等のVOCを発生させるものなど、多種多様な人為起源があります。

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photo credit: 東京都環境局

また、自然起源としては、火山や黄砂の他に、植物から蒸発するVOCなどもあります。

 

髪に余分な物は付けない!お手入れ習慣

上記のことから推測すると、頭皮や毛穴などに溜まっている皮脂にPM2.5が混ざり、紫外線による酸化が加わると、シャンプーだけでは落とせない「酸化皮脂」として固まり、毛穴の大きさが狭く浅くなることから、近い将来細毛になってしまう可能性大と言えます。

さらに、髪型を固める整髪料等にも混ざり込み易いため、ゆすぎ(すすぎ)が不足すると残留して表面のキューティクルや髪内部のタンパク質を傷つけてしまうことにも繋がりますから、これからは髪には余分なものはつけない習慣が大切です。

防止策と致しましては、シャンプー前に頭皮・毛穴・毛髪に溜まっている皮脂や整髪料などの脂汚れをキチンと落とす専用のケアが必須となります。

これからの季節、長時間外出する時は、「帽子を被る」「PM2.5を防ぐ「N95」規格のマスクの着用」「化学繊維の上着の着用」などで身体の中に入れない予防策をとりましょう。

あなたは空気の汚染ダメージから髪を守る対策はお考えですか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

【PM2.5を防ぐ「N95」規格のマスク】

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大気汚染微粒子および黄砂の飛来予測が見れるサイト
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html