CO015 トリートメントの“手触りの良さ”と引き換えに失った、毛髪にとって“最も大切なモノ”

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トリートメントをした後の“滑らかな手触り”と“極上のツヤ”で傷んだ髪ともサヨナラできそう!

毎日のように多くのメディア等でトリートメントの優秀さを語る言葉や映像を目に致しますが、この手触りの良さと輝くツヤが1年後も継続している方は果たしてどれだけいるのでしょうか?

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photo credit: RkRao via photopin cc
 

トリートメントの手触りの良さの背後に忍び寄る毛髪の悲鳴

何を隠そう私も美容師の修行時代には、サロンの取引先であった各種美容メーカーからの指導により「手触りが良い=髪の傷みが改善された」との常識を信じ、数十種類に及ぶ様々なトリートメントを試し、サロンに来店される顧客様にご紹介しておりました。

しかし残念ながら、2週間を過ぎた辺りからパサつきを感じ始め、付ける量を増やしても時間を置いても結果は変わらず、3ヶ月以上にわたり効果が継続したものには出逢えず、どうしても納得がいかなかった私は独自に探求し始めてから5年後に、リンス・トリートメントを使用しない「健康な髪が育つ理想のプロダクツ」と出逢った経緯があります。

 

トリートメントを繰り返すと毛髪が高コレステロール毛に

昨今のトリートメントには、自然由来の「植物油脂」が多数配合されています。

なかでも油脂に属するタイプは、油や脂などの液状タイプと異なり、乾燥すると髪の内部のタンパク質に吸着しラードのような白い固形物へと変化、配合されたトリートメントを繰り返し使用する事で、お腹周りを弛ませるイヤ〜な脂肪(コレステロール)と同様に毛髪も徐々に油脂分の蓄積でコレステロール化していきます。

 

手触りの良さを求めるほど失われる毛髪の自然治癒力

「手触りが良い=ダメージの改善」を信じて疑わないトリートメント愛用者の髪は、日を追うごとに内部で秘かに植物油脂による高コレステロール化が進み、最終的にはキューティクルの隙間に入り込んで毛髪の生命維持に最も大切な収斂作用(引き締め力)を無力化し、呼吸不全で切れ毛や細毛へと進行させてしまうのです

あなたの毛髪、引き締め力の低下で切れ毛が増えていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より