CO020 髪の老化と大気汚染 – 空気の汚れは肌荒れだけではなく髪痩せにも影響している?

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空気中の目に見えないチリや酸化物は、洗顔やシャンプーでは落としきれない事実をご存知ですか?。

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photo credit: Jonathan Kos-Read via photopin cc

近年、PM2.5を筆頭に大気汚染の深刻化が叫ばれていますが、大気汚染が健康に悪いという意識はあっても、肌や髪のトラブルを起こしているとは余り考えられていません。

しかしながら、身体の肌荒れや頭皮の炎症が増加している事を踏まえると、確実に肌への影響が増しているのは明らかです。

 

大気の汚染が肌や髪の老化を加速する

昨今のスキンケアやヘアケアでは皮脂の詰まりが老化を早めるとして、毛穴に溜まった皮脂(脂)を如何に落とすか?ばかりを重視していますが、実はこの手当てでは肌荒れや毛穴の詰まりは悪化の一途を辿ります。

 

肌や髪は体内から分泌される皮脂によって守られている

肌や髪は、体内の皮脂腺から分泌される皮脂のバリアによって潤いをキープし乾燥を防いでいるのですが、洗顔剤やシャンプー剤は洗浄力を上げることで汚れや皮脂をしっかり落とすように調合してあるため、汚れと一緒に皮脂を取り過ぎてしまう欠点があります。

コレでは肌や髪の手触りがゴワゴワしてしまう事から、潤い(保湿)成分をタップリ入れて均等をはかる事で手触りを良くしているのです。

しかし、外部からの刺激や細菌類を防いで健康をキープするために必要な「皮脂のバリア」が奪われたことで、空気の汚染物質であるチリや酸化物が肌や髪の毛穴に侵入しやすくなり、潤い(保湿)成分や皮脂と混ざり合って老廃物へと変わり、酸化してより強固な固まりとなってしまいます。

こうなってしまうと洗顔剤やシャンプー剤だけでは落とすことができないため顔の小鼻周りは黒ずみ、頭の毛穴は老廃物の固まりで少しずつ狭くなって痩せた髪しか生えなくなり、外部からの刺激に弱い肌荒れや炎症を起こしやすい体質を生み、新陳代謝が下降線を描きながら老朽化が進んでいくのです。

あなたは空気中の目に見えないチリや酸化物を落とす術をお持ちですか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より