CO021 細毛や髪ダメージの増加と食事と生活環境の変化

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photo credit: jenny downing via photopin cc

私が生まれた昭和30年代後半と比べ、高度経済成長期を経て約半世紀で食事を始めとする生活環境は劇的に変わりました。

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photo credit: 農林水産省

1人暮らしが増え、インスタント食品が普及し始めると外食やお弁当の持ち帰りも多くなり、コンビニやスーパーなどが24時間休みなく営業をしているなど、生活スタイルも昼型から夜型に様変わり、食べたい物は何時でも何処でも手軽に手に入るようになりました。

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photo credit: 農林水産省

米・野菜・果実などの多様な副食から構成され、栄養バランスの点で理想な食生活と評されていた昭和55年を境に、便利で豊かな習慣の行き過ぎで歪みが生まれ、米の消費量が減って動物性タンパクや油脂の消費量が増えた結果、肥満や生活習慣病につながりやすいものになっており、アトピーや鬱といった心身の疾病も増加傾向にあります。

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photo credit: 農林水産省

もちろん、私たちの毛髪も例外ではありません。日本人といえば「太い・硬い・多い」真っ直ぐな髪といわれていたものですが、食生活と同様に簡単便利なお手入れを実現可能にした整髪料類の普及とともに髪は少しずつ痩せ細り、ハリコシの低下・うねり・パサつき・抜け毛・切れ毛・頭皮のベタつきや炎症といったダメージの増加と低年齢化が目立ち始めています。

髪や頭皮のダメージを解消しツヤのある髪を育てるためには、

■ 皮脂とミネラルバランスを整えるヘアケアを実践しながら、髪を加工して固める様な整髪料の使用を止める、外からの手当て

■ 塩分・糖分・油脂分を控えた栄養に偏りが無い献立、食事の時間を決めて早寝早起き、散歩などの軽い運動を行なう、内面からの手当て

外側からの手当てと内側からの手当ての、どちらかが掛けても効果が薄れてしまうため、両面から実践して頂く事が重要です。

あなたの食事と生活習慣は髪や頭皮のダメージを悪化させていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

参考文献〜食料の未来をたしかなものに

農林水産省/特集1 食料の未来をたしかなものに(3)-1/2-