CO025 パーマ・ヘアカラーの持続力 – あなたの大切な髪はパーマやヘアカラーを持続させる弾力がありますか?

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せっかくパーマやヘアカラーで綺麗になれると思っていたのに、取れやすい毛質なのかいつも1ヶ月と持ちません!?

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photo credit: Robert Couse-Baker via photopin cc
 

パーマやヘアカラーを持続させる髪の弾力はありますか?

パーマやヘアカラーの持ちに関する相談は以前からあったのですが、2009年あたりからパーマやヘアカラーの施術でウェーブや色味などが定着するまでに時間が掛かったり、それとは逆に直ぐに取れてしまう方が急に目立つようになり、施術前の問診時で「パーマやヘアカラーを行なうためには弾力不足の状態な為お勧めできません」と、お断りせざる終えないケースが相次いでいます。

ただ1つ言えるのは、パーマやヘアカラーが持続しない原因は「あなたの生まれながらの毛質の為」だけでは無いということです。

 

紫外線やエアコンのダメージが表面化し始める秋口には細心の注意が必要です

夏も終わり少しずつ秋の足音が近づいている今の時期、頭皮や毛髪は悲鳴を上げ初めています。その最大の原因は「紫外線」と「エアコン」。

紫外線は5月中旬ごろ降射量がピークに達し、8月くらいまでは大量に降り注ぎ、弱っている肌では皮下組織にまで達することもあり、髪の製造工場(毛母細胞)や遺伝子までも傷つけるケースもある程。

そして、今年は異常気候の影響からか30度超えの日も多く、外気の熱やエアコンの冷風による温度差も頭皮と頭髪にダメージを与え、2~3か月後まで影響が続きます。つまり、9月初め〜10月にかけて、夏の間に浴び続けてきた影響が髪や頭皮に抜け毛・フケ・弾力低下となって現れてくるからです。

 

パーマやヘアカラー施術後に「取れやすい髪質だから」のひと言の本意

施術前の毛髪や頭皮診断をしっかり行なえば、パーマやヘアカラーが持続する弾力が有るか無いかをキチンとお伝えすることが出来ます。

しかしながら、この診断を軽視するサロンほど「施術後にトリートメントをすれば持ちは良くなります」と弾力不足でも無理矢理施術を行なう傾向にあり、仮に、顧客様の希望したパーマの掛かりやヘアカラーの色味と違っていても、本来であれば自らの施術に過ちを求める所ですが、「取れやすい髪質だから」のひと言で毛質の悪さに掏り替えられて施術終了。

パーマやヘアカラーのダメージから守り持続力を良くしていきたいとお考えなら、「施術前の毛髪診断や傷んだ毛髪の手当て」に時間を掛けているか否かが重要だと言えます。

あなたは施術後のトリートメントでは髪の弾力は改善しないことをご存知ですか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より