パーマが掛からない、ヘアカラーの色が染まらない、サインかもしれません。
最近、シャンプーやトリートメントなどの整髪料を新しいものにチェンジしたばかりのあなたは、鏡で頭皮をチェックしてみてください。
もし、頭皮にあっても痒みがない、自覚症状を感じないケースは、整髪料の配合成分が頭皮に刺激を与えていることが疑われます。
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頭皮に出来る「大人ニキビ・炎症」
ニキビは顔に出来るもの、最近ではこんな言葉も通用しなくなって来ているようです。何故なら、頭皮にもニキビと同じ様な吹き出物が出来るからです。その他にも、頭皮に炎症が広がると同時に、パーマが掛からない、ヘアカラーの色が染まらない、症状を訴える方達も増えています。
もし、毎日シャンプーしているのに、何となく頭皮がかゆい?頭皮がつっぱる感じがする?症状を感じていたら要注意です。
ココ最近相談が増えている「頭皮に出来るニキビ・炎症」には、次の様な三タイプがあります。
痒みは感じないのに赤味が広がる「イソチアゾリノン系タイプ」
整髪料の防腐剤として配合されている「イソチアゾリノン系成分」によって頭皮が刺激を受け、痒みを感じずに赤味が広がっているのが特徴です。
元々は工業用殺菌剤として使用されていた「イソチアゾリノン系成分」を、頭や髪に使用する整髪料に配合している製品が多数出回っておりますので、容器の裏側に表示されている成分表をご覧ください。
メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、◯◯イソチアゾリノンのような表記があったら、配合されていない整髪料に変えることをお勧めします。
毛穴周りに赤くプツンと出来る「毛穴湿疹タイプ」
毛穴に溜まった過剰な皮脂に雑菌や老廃物が混ざり、毛穴周りに赤味を帯びた湿疹ができるのが特徴です。
頭皮が部分的に炎症を起こす「頭皮炎症タイプ」
刺激が強すぎる食物や洗髪、過剰なストレス等により自律神経や皮脂腺のバランスが崩れ、頭皮が炎症により赤くなるのが特徴です。
「かゆくなるのは汚れが残っているからかな?」と勝手に思い込み、シャンプー剤の量を増やしたりゴシゴシ力を入れて洗い続ける…など、自己流の手当により症状がさらに悪化してしまうケースがとても増えています。
あなたを担当している美容師さんは、、、
頭皮ニキビを改善するための、専門的な知識と髪専用の顕微鏡(マイクロスコープ)での毛髪診断を持ち合わせていますか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より