髪ストレスを限りなくゼロに近づける「髪のダイエット」
そもそも、髪がストレスを感じているのでしょうか?という疑問を投げかけられそうですが、もし何も感じていなければ「突然プチプチ切れたり」「だんだん細くなったり」しないハズです。
切れ毛や細毛を招く髪が感じるストレス
私が美容師の修行を行っていた昭和時代は、髪がストレスを感じているか否かを判断するのはとても容易でした。
「髪が赤茶ける」「静電気が起きる」そして何と言っても「枝毛」は髪ストレスの象徴でもあり、悩み相談でも常にトップの座を争っていた程です。
平成時代では髪ストレスが深刻化
しかし、平成時代に入り、シリコンや洗浄剤などの身体への悪影響が叫ばれるようになって自然由来や植物由来のこだわりの原材料を使用した整髪料へのシフトが進みます。
そして、ノンシリコン製品の登場と時を同じくして髪ストレスの症状も変化していき、昭和時代のように表面を眺めるだけでは理解できないほど深刻化している傾向にあります。
髪ストレスを限りなくゼロに近づける「髪のダイエット」
髪ストレスが深刻化を招いている最大の要因は、誰でも手軽に使えてふわサラな手触りが直ぐに体感できる「ファーストフード仕様のヘアケア」で、髪ダメージの補修保湿を支えている「油脂成分」にあります。
この常温では固まる性質を持っているバターやラードに匹敵する油脂成分がごく少量でも髪の中に入ってしまうと、「タンパク質を劣化」「キューティクルが反り上がる」そして人間でも耐え難い「呼吸困難による窒息状態」に陥って髪ストレスがピークに達し、切れ毛や細毛へと症状を悪化させてしまうのです。
増え続ける髪ストレスを限りなくゼロに近づけるには従来型の手触りを重視した栄養補給ではなく、ファーストフード仕様のヘアケアで蓄積されたバターやラードに匹敵する油脂成分を取り除いて髪本来の自然な状態へと戻す「髪のダイエット」による手当が必要となります。
あなたのヘアケア、使い勝手が便利で簡単にふわサラな手触りに仕上がる「ファーストフード仕様」ではありませんか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より
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今では殆ど食べておりませんが、時々無性に食べたくなってしまう時があるんですよネ。