【PM2.5と抜け毛】PM2.5が大量に降り注ぐとシャンプーでは落ちない皮脂汚れとなり抜け毛が増加する

あなたはシャンプーでは落ちない皮脂汚れに対する備えはお考えですか?

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2月の下旬あたりから、早朝の寝起き時にクシャミが出るようになり、スギ花粉の飛散の始まりを感じます。

さらに中国では、工場の煙や車の排ガスなどから生まれる微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染が声高々に叫ばれており、日本でも3月から5月にかけて濃度が上がる傾向がありますが、身体とともに髪の皮脂汚れに対する備えは万全ですか?

 

PM2.5による空気汚染と抜け毛の増加

昨年の3月、セミナーで東京を訪れた日にタイミングを測ったように白いモヤで覆われて呼吸するのにも息苦しさを感じ、花粉症の症状がぶり返してクシャミと鼻水が止まらなくなったという苦い記憶があります。(この時はPM2.5による汚染ではなかったのですが…)

空気だけでなく、私たち人間の体の健康を脅かす恐れのある「PM2.5」については、昨年の3月に下記のような記事を書いています。

髪と身体の健康を脅かす空気の汚染物質「PM2.5」とは? | おとなキレイ向上委員会

 

3月〜5月は抜け毛が増える季節と重なるので要注意

これから3月〜5月にかけて、PM2.5を始めとする空気汚染の濃度が上がる傾向にあり、毛髪に関しては生え変わりのサイクルを迎え、抜け毛が増える時期でもあります。普段から皮脂の分泌が多く、頭皮のベタつきが気になっているあなたは、大気中の汚染物質が皮脂に混ざって酸化して固くなることで代謝が損なわれてヘアサイクルが乱れ、抜け毛を増やしてしまう恐れがあることも考慮する必要があります。

外出時の際は、大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)をチェックして、1日平均1立方メートルあたり70マイクログラムを超える恐れのある場合には、マスクや帽子での保護対策を怠らないように致しましょう。

大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)ホームページ

 

PM2.5対策の6つの注意点

【外出時のマスクを着用する時の注意点】

・鼻やあご、ほおのラインにすき間がないように密着させる

・「N95」規格の防塵マスクは効果的だが、長時間の使用には息苦しさを感じるため向いていない

・家庭用の不織布マスクでもある程度は低減するが、のどの保湿も合わせることで炎症の予防になる。

【室内では空気清浄機】

・エアフィルターの性能がカギ。「マイナスイオン」や「ナノ粒子」は脱臭や除菌などのための付加機能

・扇風機と併用することで、効果アップを見込める

・定期的にフィルターの掃除や交換をして清浄効果を維持

「(レッツeco活)PM2.5どう備える?:朝日新聞デジタル記事を参照」

リンス・トリートメントでは「大気の汚染による汚れ除去」には対応できません♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より