抜け毛と育毛剤 – 抜け毛が気になるとき、育毛剤を使用する前にチェックすべき3つの症状とは?

育毛剤を使ったからといってスグに抜け毛が減るとは限りません!

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photo credit: CliffMuller via photopin cc

最近、抜け毛が増えているのは毛根に栄養が足りていないからではないか?と考え、これ以上抜け毛が悪化しないように育毛剤をタップリつけて毛根に栄養補給している。

「育毛剤を使用すれば、配合されている有効成分の働きで抜け毛症状はスグに改善する」と信じている方が多いと思いますが、実際にはテレビCMみたいに簡単ではありません。

 

抜け毛が気になるとき、育毛剤を使用する前にチェックすべき3つの症状

育毛剤のテレビCMから受け取るイメージでは、育毛剤を使用すれば抜け毛症状はスグに改善すると思えてしまいますが、配合されている有効成分がきちんと働くためには、最低でも3つの条件をクリアしている必要があります。

 

体温が34〜35度台ではありませんか

人間の体内の化学反応は、37度前後が最も効率よく働き、1度下がるごとに効率が12〜20%減少するそうです。身体の各器官の働きは全て化学反応の積み重ねですから、体温維持は各器官の機能を保つ必須条件です。もし体温が下がると、各器官の機能は全面的に低下し、内蔵、筋肉、ホルモン分泌も低下し、体調も悪くなります。

にもかかわらず、現在の私たちの平熱は36度を切っている方が多く、34〜35度台の方達も珍しくありません。私たちの身の回りは、現代文明の産物である身体を冷やす便利グッズで溢れかえっています。体温の調節機能がうまく働かなくなっているだけでなく、自律神経の伝達システムもキチンと機能しないから、下がった体温をあげられない人達が増えているのです。ちなみに、髪の製造工場への伝達も自律神経が行っていますから、髪の生育にも悪影響が出てしまうと言えます。

 

頭皮が固く首から肩にかけてコリはありませんか

筋肉や内臓が作った「熱」を全身に巡らせる役割を担当しているのは、「血液」です。「血液」は水分含有率が高く、水は温度が冷めにくい素材ですから、熱を身体中に運ぶには最適なのです。

もし体温が36度を切った状態ですと、「血液」の巡りが悪くなるだけではなく「熱」も巡ってきません。当然、頭皮・首・肩にかけて熱不足によって血の巡りも悪くなり、筋肉や筋が硬直したコリや筋肉痛を引き起こします。

 

代謝が悪く毛穴に老廃物が溜まっていませんか

自律神経の伝達システムの機能低下で、新陳代謝が衰えた「毛穴」には、皮脂や角質を始めとした老廃物が「毛穴」周辺に溜まっております。

このままでは、体や髪の細胞を作るときのエネルギーになる、大気中の「空気」を毛根部に充分取り込むことができません。

この3条件をクリアしない限り、いくら毛穴環境を整えても育毛剤の効力は発揮されません!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

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