美髪の基本は、補修・補正をしないこと♪
photo credit: おとなキレイ向上委員会
いくつになってもハリ・コシのある美しい髪をキープして若々しくいたい。そのためには、栄養バランスを考えた食事を好き嫌いなく何でも口にする、規則正しい生活習慣や睡眠のほか、重要なのは「トリートメント等の整髪料で補修・補正をしないこと」。
一般的な美容の常識では語られていない、身体と髪の関係や美髪を育てるためのポイントをレクチャーします。
毛根に毒がたまると、抜け毛や切れ毛につながる
自宅で毎日トリートメントや整髪料でヘアケアを欠かさず行っているのに、抜け毛や切れ毛が急に増えたみたい?これらの症状が気になるあなたは、髪の健康を見つめ直してみましょう。
最近ではあまり語られなくなりましたが、じつは人間の毛髪はお肌や腸と同じ「排泄器官」。お肌は汗・あか・皮脂とともに汗腺から、腸は便とともに、体内のさまざまな有害物質を排泄するのと同様に、人間の体内で必要とされない金属元素(毒)は、血液とともに毛細血管を通って毛根部に運ばれ、成長とともに毛乳頭から毛髪へと排出し最終処分されるのです。
整髪料での補修・補正が、髪のストレスやヘアトラブルの源
トリートメントや洗い流さないトリートメント等の整髪料で、髪の表面や内部の傷んだところを補修・補正と聞くだけで如何にも綺麗になりそうな気がしますが、実はこの整髪料でのダメージケアが、髪にとってはかなりのストレス。
これらの整髪料類に配合されている美容成分や油脂分、天然由来と聞くと身体に良さそうなイメージですが「髪にとっては必要としない不純物=毒素」となってタンパク質を劣化させたり皮脂に混ざって酸化してしまうため、抜け毛や切れ毛や炎症などのヘアトラブルを引き起こす源となってしまうのです。
毛髪にたまった毒素や有害物質を大掃除するダイエット
いったん髪や毛穴の中に入ってしまった美容成分や油脂分などの毒素をそのままにしておくと、ハリ・コシを維持するために必要なタンパク質の密度が低下したり、潤いをコントロールしている皮脂の分泌を狂わせ、ヘアトラブルの悪化に直結してしまいます。
このような悪循環を断ち切るためには、美容成分や油脂分などの毒素や有害物質がたまってメタボ気味の髪内部や毛穴を大掃除するダイエットを行うこと。1度スッキリリセットすれば髪本来の自然治癒力(引き締め力)が回復し、ダメージの悪化防止につながります。そして「トリートメント等の整髪料で補修・補正をしない」髪の自然治癒力を損なわないケアを心掛ければ、新しく生えてくる髪にハリ・コシ・ツヤと天使の輪が蘇ります。
ハリ・コシ・ツヤのキープにはトリートメントは必要ないのです♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より