髪を痛めて切れ毛を増やす、目に見えない犯人

気が付くと顔周りや頭頂部に、途中で切れてツンツンした毛が増えているんです♪

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これから5月から6月にかけて、抜け毛とともに「切れ毛」も増え始めます。その原因には、■ 髪を固める整髪料類の使い過ぎ、■ 縮毛矯正やパーマに使用した強すぎる薬液、■ 切れ味の悪いハサミを使ったカット、等が考えられておりますが、症状が長引きやすい傾向にあるのが、目に見えないために見つけにくい「ストレスによる切れ毛」です。

 

意識すればするほど心と体を痛めてしまう「ストレス」

なんでこんな事が出来なかったのだろう?、どうしてもっと早く気づいてやれなかったのか?、このまま切れ毛が増え続けてしまうのでは…?など、症状が長引きやすい人ほど自分自身に原因を求めすぎてしまう傾向にあります。すると、どんどん自身の奥深くまで掘り下げて「なんでこんな事が出来ないのか?」と悪い部分を粗探ししながら、自分で自分を傷つけて心と体をボロボロにしてしまうのです。

(私なども、サロンでの修行をスタートした当時、3年間位は嫌なことがあったとき自分をコントロールできずスグに沸点に到達してしまう瞬間湯沸器でしたから、イライラを吐き出すのは決まって「ゴミ箱」。蹴りあげ過ぎてボッコボコでした。σ(^_^;))

さらに、自分の内側に原因を求めてしまう人たちに共通しているのが、昼の神経(交感神経)と夜の神経(副交感神経)の切り替えが上手く出来ずに神経が高ぶった状態が続いてしまう「睡眠の障害」。

睡眠不足とか寝ても途中で目が冷めてしまう状態が続いてしまうことで、その気持をコントロールしている自律神経(司令室)からの命令が狂わされてしまいます。そして、髪の製造工場で生まれてくる髪の赤ちゃん(毛芽)のホルモンバランスが崩れ、ハリ・コシといった弾力の低下した髪が次々に生まれてきますので、成長途中で負荷に耐え切れなくなり「切れ毛」となってしまうのです。

あなたは「何でこんな事が出来ないのだろう?」と自分を責めてばかりいませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より