サロン開設20周年という節目の年を迎えて想うこと

これでやっと大人の仲間入り!?

140403-PE009-medium_8434066760
photo credit: Shandi-lee via photopin cc

昨今では、3〜5年保てば御の字と言われ1年以内に潰れてしまう会社やサロンも多いなか、高度経済成長という名のバブルが弾け、ワールドカップ米国大会が開催された1994年3月30日に産声を上げた私のサロン。(この年に生を受けた方が成人を迎えることを考えると、過ぎ去った日々に重みを感じますね。)

私の母親との二人三脚でスタートし、2年目には二人のスタッフを雇い教育するまでに成長。しかし、独立前より大手有名メーカーの提供する整髪料類の新製品が発売される度に、繰り返し使用しても一向に良くならない髪のダメージに違和感がピークに達する頃、納得の行く製品を探し続けてきた苦労がようやく実る運命の出会いを果たします。

1990年代後半からは、同じ志を抱えるメンバーが募り、月1回の勉強会をスタートさせて、パーマやヘアカラーの技術を1から全て作り変えながら先端のトレンドも同時に学び、傷まない薬液ではなく痛めない施術を追求していきます。

2000年を過ぎたあたりからは、異業種の方を招いた勉強会をスタートさせ、美容院側の都合ではなく時代のニーズに合わせたメニュー化と料金体系への変換を図って行きました。2005年を過ぎたあたりからの生活習慣と生活環境の悪化による髪質の変化を感じ始め、将来の細毛・切れ毛に備えた育毛メニュー作りを着手し、約半年の歳月をかけてメニュー化にこぎつけた「ヘッドスパ」

2010年辺りから流通し始めた、高濃度の油脂分を配合した「ノンシリコン整髪料」「オイリー整髪料」による髪のメタボ化で、ベタつき、ぱさつき、切れ毛の危険性が高まり、「髪のダイエット」「髪のクリーニング」を新たにメニュー化に加えた、髪のトラブルや悩み解消を叶える施術を提供する「髪の治療院」へと進化させてきました。

この間、様々な出逢いと別れを経験しながらも二十歳の成人を迎え、やっと大人の仲間入りをしたばかりの髪の治療家兼ヒヨッコ経営者ですが、これからも「大人の女性の綺麗を高める」情熱だけは失わずに、自らも「大人カッコイイ」を追求していきながら30周年を目指したいと思います。

これからも末永いお付き合いよろしくお願いいたします♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より