これが今さっきまで、私の髪や毛穴に入っていたのですか?
うわっ!ヌルヌル・ベタベタしていて気持ち悪いです。
これは、二の腕やお腹周りに溜まりやすい“コレステロール(皮下脂肪)”の毛髪バージョンと思ってください。
髪のハリ コシを奪い、細毛・切れ毛を生む正体
冒頭の写真は、サロン独自の「髪のダイエット」の施術後にとった1枚ですが、薄い緑色の部分は全てコレステロール(油脂脂肪)です。
もし、髪の傷みを補正するトリートメントや髪型をキープするワックス等の整髪料類を長期間使い続けているとしたら、あなたの毛髪や毛穴は上記の写真のような「コレステロール(油脂成分)」で埋め尽くされている可能性が考えられます。
これが何を意味するのか、ダメージに敏感なあなたでしたらもうおわかりでしょう。
わたしたち人間は、コレステロール(皮下脂肪)が必要以上に溜まり過ぎるとメタボ体質となり、長期間放置しておいた場合身体の至る所に異変をきたして死に至る危険性を伴うと指摘されています。
毛髪も全く同じで、トリートメントや整髪料に配合されている、傷んだタンパク質やキューティクルを補修する天然植物由来の油脂成分や美容成分が「コレステロール(油脂脂肪)」として毛髪内部に蓄積されると、しなやかだった手触りが硬くゴワゴワに変化。
大量に降り注ぐ紫外線による酸化でタンパク質が侵され、髪のハリ コシが奪われて少しずつ髪が痩せて細毛となり頭頂部のボリュームが低下、有効な手当を施さなかった場合死を意味する切れ毛症状を引き起こし、軽くとかしただけでプチプチ切れてしまいます。
天然植物由来成分は、食物として摂取したモノのみ毛髪の栄養となるのです。
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より