環境破壊と安全対策 – 内容成分へのこだわりだけでは、安全対策とは言えません

品質維持のための試行も安全対策のヒトツです!

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photo credit: Who killed Gregory?? via photopin cc

安全対策や品質維持といえば、あなたが普段口にする食品関係では相当厳しくなっているはずです。ところが、2014年1月、私の地元浜松で起こった大規模なノロウイルス感染「給食パン原因と断定=工場でノロウイルス検出-業者に営業禁止命令・浜松食中毒」のエントリーからもお分かりのように、まだまだ「考え方が甘いメーカーサイドが如何に多いか」ということが理解いただけるかと思います。

確かに、安全性に対するニーズや評価が全国的に高まりを見せてはいます。しかしその裏で、「商品が売れさえすれば良い」という姿勢で販売促進やコマーシャルを行っている美容メーカーはとても多く、安全対策を徹底して行っているメーカーはまだまだ極少数なのです。

 

内容成分へのこだわりと品質維持

商品を大量に作成して、全国的に流通させようと考えた場合、どうしても必要不可欠になるのが「品質の安定性」です。

いかに長時間安定した品質を保っていられるか?を実現させるために、「安定剤、保存料、防腐剤、香料、指定成分…等」に於いては様々な議論が巻き起こっていますが、いくら内容成分にこだわっていても、外部からの力によって品質が変えられてしまうケースも考えられます。

その代表例は、このエントリーの冒頭でご紹介した「ノロウイルス」や「O-157」を始めとする病原菌によるもの。白斑問題の原因となった「強力な紫外線」及び「空気(酸素)」による酸化と劣化です。

私たちの想像以上に生活環境の悪化が進行していると感じられる出来事が立て続けに起こりました。2013年より法律が改定され、紫外線からの予防効果のアップした日焼け止め製品や、PM2.5・窒素酸化物・硫黄酸化物・チリ・ホコリ等で汚染された空気で、花粉症の患者数が増加。

いくら内容成分にこだわっていても、外部からに力によって品質が変わらないように、保存しておくパッケージにも同じくらい「品質を維持するためのこだわり」を施して欲しいものです。自宅でいざ使おうと思って蓋を開けたら、商品が腐っていた?なんてシャレになりませんからネ。

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

追伸:紫外線の降射量の増加をふまえて、、、

紫外線の透過率をよりゼロに近づけるために、パッケージの色を濃紺へとチェンジしました♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より