重症の場合「パーマやヘアカラーが施術不能」になってしまいます!
梅雨の季節が目前に迫り、クセ毛や髪のうねりで悩んでいるあなたは、湿気で広がったり毛先がまとまらなくなっている髪を、ストレートアイロンやカールアイロンを使って落ち着けているのではないでしょうか。
髪のタンパク質と熱ダメージ
毎日のアイロン仕上げが手放せないあなた、
Q:髪のタンパク質は何度から痛み始めるのかご存じでしょうか?
A:45度から少しずつ痛み始めます。髪のタンパク質は45度を超えたあたりから少しづつ熱による変性が始まり、60度に達すると死滅してしまいます。
つまり、アイロンの温度が80度、100度、180度と、高い温度で使用すればするほどタンパク質のダメージは大きくなり、ハリ・コシ・潤いが失われてパーマやヘアカラーの施術で薬液が作用しなくなるだけでなく、最終的には水分や油分が全て失くなり炭化して炭となってしまうのです。
髪のタンパク質を修復する「細胞賦活作用」
私たち人間の髪には元々、大気中の空気を髪内部に取り入れて「うるおい調節」「キューティクルを引き締める収斂」「タンパク質を修復」するチカラが備わっています。ですから、リンスやトリートメントといった髪本来の力を奪ってしまう加工製品は必要としません。
空気に含まれている17〜18%の「窒素」が、傷ついてしまった髪内部のタンパク質を、蛋白抗生作用の力で修復しています。ただし、一旦傷ついた細胞は100%元通りになる訳では無いということを知って下さい。
その他にも、コンフリーの葉や根から作られる「アラントイン」という天然成分にも、弱った細胞を元気にする細胞増殖作用や消炎作用があり、創傷、皮膚潰傷、やけど、オムツかぶれなどの手当てや皮膚疾患にも使われています。
上記にあるように、空気を誘導する手当てとアラントインを用いたダブルの手当てで、タンパク質のダメージが今以上に進行しないようにすることは可能ですが、何よりも、アイロンの使用を一週間に1〜2回程度に抑えていただくのが、熱ダメージの重症化を防ぐためには1番効果的です。
髪のタンパク質と熱ダメージに関するまとめ
■ 髪のタンパク質は、45度を超えると熱変性が始まる
■ 髪のタンパク質は、60度に達すると死滅してしまう
■ アイロンの温度が60度を超えて高くなる程タンパク質のダメージは大きくなる
■ 高温の熱で水分や油分が全て失われると炭化して炭となる
■ 空気中の「窒素」が髪内部の傷ついたタンパク質を蛋白抗生作用の力で修復
■ 天然成分「アラントイン」には弱った細胞を元気にする細胞増殖作用や消炎作用がある
クセ毛や髪のうねりを落ち着かせて、髪のツヤを蘇らせたいあなたには、、、
ヘアアイロンの使用を減らしても髪がまとまる「髪質改善手当て」を提供しています♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より