昨日は、2ヶ月に1回行われている「最新美容情報を学ぶ」講習会を受講してきました。
この講習会では、一般的な美容セミナーでは先ず取り上げないであろう、各美容製品の科学的な検証〜今後流行るであろうトレンドまで、健康美容に関連するあらゆる知識を学ばせて頂いている訳ですが、
数ある情報の中で、今回私が特に注意を引かれたのが「シャンプー」について。
このブログの中でも度々ご紹介させて頂いております故、購読されているあなたにとっては、またか?と思われるかもしれません。
しかし、コレからのトレンドになるであろう情報ですから、知っておいて損は無いかと思います。(頭の片隅にでもちょこんと置いていただければ…)
トレンドはノンシリコンから植物性“オイル”へ
今現在では、まだまだ「ノンシリコンシャンプー」が業界内を駆け巡っていますが、次に向けての準備は着々と進行しているようです。
流行に敏感なあなたでしたら、既に雑誌やCMやインターネットを通して「オイルシャンプー」という言葉を、目にしたり聞いたりしているかもしれません。
この注目の「オイルシャンプー」何が特徴か?と申しますと、自然由来のオイル分(油)が高配合されている点。
オイルには、世界中から厳選された「植物オイル」が使用され、純粋に油分だけのものから、ノンシリコンシャンプーにも使用されている脂分(脂)を配合した油脂分混合タイプのものまで種類も様々。
手触り感や香りもノンシリコンタイプよりも向上をはかり、使用感や仕上がりのキーワードは「ふわサラ」。
ただ、メリットばかりではなく、「パーマが伸び易くなる」「ヘアカラーの色が入りにくく色落ちが早い」「洗浄剤の使用量が増加」「軟毛の方はペシャンコになりやすい」等のデメリットもあるようです。
これらを踏まえ、配合成分や髪を痛めずに健康な髪を育んでいく観点から様々な検証を行なっていくと、健康ヘアの育成とヘアダメージの悪化防止への不安を感じるため、おとなキレイ向上委員会としてはお薦めは致しません。
最後に、オイルシャンプーのいま現時点で考えられるメリット及びデメリットを簡単にまとめておきます。
【オイルシャンプーのメリットとデメリット】
■メリット
• 厳選された植物オイルを高配合(油分タイプ)
• 厳選された植物オイルを高配合(脂分タイプ)
• ふわサラの軽い仕上がり
• 香りが強い
■デメリット
• 洗浄剤の使用量が増加(継続時のバサつき)
• 香料・高配合の油脂分(紫外線酸化の不安)
• パーマの持ちが悪くなりやすい
• ヘアカラーの色が入りにくくなる
• ヘアカラーの色落ちが低下しやすい
• 軟毛の方はペシャンコになりやすい
おとなキレイ向上委員会からの、気になる最新トレンドニュースでした。
一時的な手触りの良さと将来のツヤ髪、あなたはどちらを選びますか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より
追伸:植物オイルの“油”と“脂”は何がどう違うの?と疑問をお持ちになられたあなた、ご心配なく。 後日、この2つの違いについての記事をエントリーさせて頂きます。