NT010 夏の身体の不調が長引くと「抜け毛」や「頭皮のベタつき」となって秋口に現れます

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あなたは足腰のだるさ、腹痛・下痢、頭痛、等の身体の不調が長期間続いていませんか?

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photo credit: Gabriela Camerotti via photopin cc
 

夏バテが快方に向かわず秋バテとなって表面化

私は約30年美容師をやっている経験から、毎年秋口には夏場の疲れや体調不良から「抜け毛症状を訴える方」を数多く診させて頂きました。しかしながら、ココまで記録的な暑さが続いたとなると、9〜10月にかけて「抜け毛」や「頭皮のベタつき」症状を訴える方が例年に比べかなり増えることが、下記の記事にあるデータから予想できます。

55.7%の女性が、夏に「身体の不調」を感じている – 猛暑の後には”秋バテ”も
アンケート調査によると、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の20~50代の女性400(各年代100名)のうち実に55.7%の女性が、夏に「身体の不調」を感じていることがわかった。

また、不調の種類として、半数以上が「だるさ・倦怠感」(77.8%)、「疲労(疲れが取れない)」(77.0%)、「冷え」(66.8%)、「発汗」(61.6%)、「睡眠不調」(60.2%)、「胃腸の不調」(56.0%)、「頭痛」(52.8%)などの症状を挙げた。

その原因として、「暑さ」(56.0%)に続いて「屋内と屋外の気温差」(54.8%)、「冷房による冷え」(50.6%)、「冷たい飲食物の摂り過ぎ」(29.8%)が多数見受けられた。このことから夏の不調は、猛暑の影響や、その回避の弊害としての「冷え」によっても多いことがわかる。

 

内蔵冷えによる頭皮のベタつき

のどの渇きを潤したり、火照った身体を冷やしたり、熱中症予防のために冷たい物を過剰に摂取し続けたことで、胃腸が冷えて消化吸収機能が低下。その結果、新陳代謝が衰えて老廃物の排出が上手くいかなくなり、毛穴や頭皮に汚れが蓄積されて「頭皮のベタつき」となって現れてきます

ベタベタが気になるからと、シャンプー剤をタップリ使って強い力でゴシゴシ洗っては、症状の悪化を招いてしまいますから絶対に止めましょう。

 

冷房冷えによる抜け毛の増加

エアコンの冷気を長時間浴び続けて身体が冷え、外気との温度差を調整するために自律神経がフル回転し続けて疲労し、全身の血流が滞ることで足腰が重くなったり肩や首のコリを誘発。ホルモンバランスの乱れや髪の製造工場(毛根)が栄養不足から「抜け毛の増加」となって表面化してきます。

抜け毛が気になるからと育毛剤をタップリ付けても、ホルモンバランスの乱れが改善しない限り、改善していきません。

 

6〜7時間の睡眠をしっかり取り、代謝や燃焼を促進する効果がある生姜や唐辛子を薬味に使った温かいスープ等で、冷えた胃腸や身体を温めて上げてください。

もし、少しでもおかしいな?と感じたら、髪のプロによる診断を受けて正しいケアを行なうことが早期改善に繋がります。

あなたは自己流の手当てを試みようと考えたり、育毛剤に頼ろうとしていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より