NT012 早くもインフルエンザで学級閉鎖、そして秋の花粉の飛散も…

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夏の疲れが表面化するこの時期、「私は大丈夫」と過信する人ほど症状の悪化を招きやすいので注意が必要です。

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

本日は中秋の名月で、しかも満月。次回この2つが重なるのは8年後の2021年、東京オリンピック開催から1年後になります。この貴重な機会を逃さないよう月見団子をお供えし、キラキラと輝く星空にポッカリと浮かぶ満月を眺めながら、身体一杯に月光の光を浴びて、日頃の感謝を唱えさせて頂きました。

 

秋の花粉の飛散の始まりと想定外のインフルエンザの発症

夏の間、長時間エアコンの中で生活をおくっていた、アイスクリーム等の冷たい物を頻繁に食し、胃腸や手足を冷やし続けたあなたは、ウィルス等からの抵抗力が弱くなっていますので、注意が必要です。

 

静岡の小学校、インフルエンザで早くも学級閉鎖

インフルエンザの集団感染で早くも学級閉鎖です。
静岡県東伊豆町の町立熱川小学校では、2年生の1クラス27人中、8人が38度以上の熱を出し、17日、欠席しました。このうち7人がインフルエンザB型と診断され、学校では学級閉鎖の措置をとりました。
先日の台風18号の直後から静岡県内は一気に乾燥し、感染が広がったとみられています。インフルエンザによる学級閉鎖は今シーズン全国では初めてとみられます。

 

夏の間の酷暑による身体の各器官の疲れがこれから本格的に表面化してきますから、少しでも違和感を感じたら無理をせず、病院で医師の診断を受けて、「うがい」「手指消毒」「マスクの着用」等の予防対策をしっかり行ないましょう。

 

秋の花粉症に注意、花粉飛散が長びく見込み

 

エスエス製薬がまとめた2013年秋の花粉飛散に関する調査結果によると、今年の秋は花粉の飛散が長びく見込みという。鼻水やくしゃみなどの症状が出る人は、風邪だと簡単に自己判断せずにアレルギー検査を受けて予防策を講じることが重要。
 秋の花粉症は、道端や川沿いに生えているブタクサやヨモギなどキク科の雑草の花粉が原因とされ、通常は、8月頃から日本各地で飛び始め、9月中にピークを迎えて10月まで続くと言われている。
 今年は9月と10月も全国的に例年より気温が高く、降水量が多いことが見込まれ、高温多雨の影響により花粉飛散のピークが10月にずれ込み長期化する見通し。
 道路わきや公園、河川敷、あるいは都市のコンクリートの隙間まで日本全国に広く分布しているブタクサの花粉は、数十―数百メートルほどしか飛ばず、太陽が昇り始める早朝から午前中にかけて多量に飛散する傾向にある。
 特に晴れた日の午前中は、土手や公園などのジョギングやウォーキングは避けた方が良い。また、ブタクサが多い場所の通勤や通学、キャンプなどレジャーの際には、マスクや花粉症対策めがねをかけるといった予防策が必要。
 さらに、残暑が厳しい年は、スギの花粉が季節を勘違いして秋に飛び始める事例も過去にあったことから、今年はブタクサに加えてスギ花粉が飛ぶ可能性も。

予防策としては、外出する時はメガネやマスクを着用し、ブタクサが舞う晴れた朝の土手や公園でのジョギングは避けるが無難といえます。

私は、薬に対して抵抗感があったため、ウガイや鼻洗浄を続けることで鼻の粘膜の働きの低下を防ぎ、花粉への抵抗力を少しずつ慣らすことで約20年かけて症状の緩和をはかり、今では殆ど気にならないくらいにまで回復しました。(仕事への影響が気になる方には余りお勧めできませんが…。)

ここ5年ほどで日本の気候や環境は大きく変わり、どんな未知のウイルスが出てくるかわかりません。被害の拡大を防ぐためには、ひとり一人が自覚を持って予防対策だけはしっかりと行うことしかありません。

「私は大丈夫」という安易な考えをお持ちではありませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より