【気になる健康美容ニュース】ヘアケア剤を使用していたら抜け毛が起こってしまった

とうとう恐れていたことが現実となってしまいました!

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photo credit: danbruell via photopin cc

遠く離れた米国で起こった出来事とはいえ、今回の記事にあるように抜け毛の症状を伴った訴訟にまで発展している事実を踏まえると、同じような問題がいつ日本に降り掛かってくるやも知れず、とても他人事のようには思えません。

 

ヘアケア剤から見た天然品・合成品の特長と安全性

こちらのエントリー「» クレームから学ぶ“安心安全”への道標 – 天然由来成分高配合であっても100%安全なモノは無い」でもご紹介しておりますが、このブログを通して繰り返しお話してきた「天然成分を配合したヘアケア剤の毛髪に対する悪影響」。

メディアの偏った報道や大手メーカーのTVCMイメージの影響力が強いこともあってか、まだまだ日本の世間一般においては「天然品は安全」という風潮が広がっておりますが、果たしてそうでしょうか?

あなたの身の回りを見渡して思い起こしてみてください。

花粉症は天然木の杉を始めとする様々な天然の草花から発散された花粉によるアレルギーです、その他にも鶏の産んだ卵によるアレルギー、天然のエビ・カニのキトサンによるアレルギー、日本蕎麦のルチンによるアレルギー、松の木から出る樹液の松ヤニによるアレルギー、小麦成分やタンパク質によるアレルギー、ヘナと呼ばれているハーブの葉っぱによるアレルギー等、天然由来品に対するアレルギーは数多く存在します。

天然品は、効果効能に優れているという長所がある反面、品質の安定性に難があり人によって結果がまちまちである欠点があります。一方合成品は、安定した品質で大量に提供できるという長所がありますが、天然品に比べて効果効能が低いという欠点があります。

天然品・合成品それぞれに長所や短所はありますが、共通しているのはどちらも100%安全ではないという事実。たとえ天然品であってもどんなに効能が優れていようとも、自然界や身体の摂理に反するものは必要としないのです。

 

これからの日常生活で安全性を得る為に最も大切な事

今回取り上げさせていただいた、米国で損害賠償訴訟相次ぐ「ヘアケア剤で髪が抜けた」問題や、カネボウ化粧品が引き起こした「美白化粧品による白斑問題」の対処を見ても明らかかと思いますが、大手の美容メーカー(全てのメーカーが該当するとは言いませんが)の多くは都合が悪い事実は隠蔽する体質が色濃く残っており、たとえ安全性に不備があり身体に悪影響を与える恐れがあっても、どんな成分を使用しているのか?等の情報は絶対表には出て来ないということです。

これからの日常生活において安全性を確保する為に最も大切な事は、あなた自身で考える危機回避能力であって大手メーカーのブランド名ではないのです。

あなたは髪の傷みを悪化させる天然成分配合のヘアケア剤をまだ使い続けますか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

今回取り上げた気になる健康美容ニュースの参照サイト

CNN.co.jp : 「ヘアケア剤で髪が抜けた」、米で損害賠償訴訟相次ぐ