【食欲 VS 消費 バランス】長寿遺伝子のたんぱく質増加で中年太りを抑制

食事制限だけでなく“運動”の必要性もヒシヒシと感じております!

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本日で正月三が日およびサロンの冬季休暇も終了し、明日からは2014年の営業もいよいよ始まります。

今年最初の気になるニュースで「中年太り」を挙げさせていただいたのも、とてもゆったりとしたお正月だったことが幸いして、食欲のコントロールに課題を感じたからです。

 

食欲とエネルギー消費量のバランス調節

昨年の年末に、下記のニュースが毎日新聞のニュース欄を賑わせており、今年に50歳となる私も注意深く拝見させていただきました。

長寿遺伝子のたんぱく質増加で中年太りを抑制 群馬大
毎日新聞 12月28日(土)15時41分配信

 体重調節中枢のある脳の視床下部で長寿遺伝子「サーチュイン」のたんぱく質を増やすと、メタボリックシンドロームなどの「中年太り」を抑制できることを、群馬大の生体調節研究所が明らかにした。ヨーロッパ糖尿病学会の機関誌「Diabetologia」の電子版に26日に掲載された。

 同研究所の佐々木努准教授(神経科学)によると、視床下部には体重の制御中枢があり、食欲とエネルギー消費量のバランスを調節して体重を一定に保とうとする機能がある。この部分のサーチュインは加齢とともに減少するが、太りやすくなることとの関係性はわかっていなかった。研究ではサーチュインを人為的に増やした遺伝子組み換えマウスを飼育し、通常のマウスに比べて加齢に伴う体重増加が緩やかになることを発見した。

 一方、遺伝子組み換えマウスに脂肪や糖分の多い高カロリー食を与え続けると、通常のマウスと同じように体重が増加した。このことから、高カロリー食を摂取することで視床下部のサーチュインや、サーチュインを活性化させる化学物質「NAD(ニコチナミドジヌクレオチド)」が減少することも明らかになったという。

昨年の11月より禁煙を継続中で、だんだんタバコ断ちが現実味を帯びてきましたがその反面、味覚の蘇りとともに食べるものがとても美味しく感じられるようになってきた故、ついつい食べ過ぎてしまいます。

ただお医者さんからは、体重増加を気にするあまり食事を制限し過ぎると、そのストレスからたばこを吸いたくなってしまう事を踏まえ、「少々の体重増加を気にするよりも、たばこを吸わないことを習慣化させましょう!」とのアドバイスを頂いています。

最初の頃は、ミネラルウォーターを口に含んだりガムを噛んだりして凌いできましたが、だんだん食べ物の誘惑に勝てないようになり、「素焼きナッツ類」「ドライフルーツ」などを口にするようになり、1回の摂取量が増えつつありお腹周りが少しずつキツくなってきているせいか、今後は消費量を増やしながら食欲をコントロールできるようウォーキング等の運動をプラスして行こうと考えております。

もし今回のニュースにあるように、「長寿遺伝子「サーチュイン」のたんぱく質を増やす医薬品が開発されれば、将来的にメタボリックシンドロームなどの「中年太り」を抑制できる」かもしれませんが、薬嫌いな私は何より副作用が心配です。

年令を重ねても美しさを保つには、薬やサプリメントに頼ったダイエット法で簡単に痩せようと考えるのではなく、脂肪や糖分の摂取量を増やさない食欲のコントロール若しくは糖質を減らす食事法、プラス体重の著しい増加を防ぐ軽い運動によるダブルのケアが、メタボリックシンドロームなどの「中年太り」を抑制して「おとなキレイ」を維持していく思考と実践に於いては何よりも大切ではないかと思います。

もう歳だからと中年太りを容認しますか?おとなキレイを維持する思考と実践に挑戦しますか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より