まさか地元浜松でこんなに大規模なノロウイルスの感染が発生するなんて…?

全国区のニュースで取り上げられた反響の大きさから、昨日は某テレビ局の方から「美容院で行っているノロウイルスの対策」について、電話で問い合わせを受けました。
ノロウイルスの予防には特別な手当てや対策はありません
【給食パン原因と断定=工場でノロウイルス検出-業者に営業禁止命令・浜松食中毒】
浜松市の多数の小学校で児童が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え一斉に欠席した問題で、市は17日、給食用食パンを製造した業者の工場からノロウイルスが検出され、食パンが原因の食中毒と断定したと発表した。市はパンを製造した業者に、同日から当面の間、営業禁止を命じた。
営業禁止とされたのは、給食パンや菓子を製造、販売している「宝福」(同市東区)。
市や市教育委員会などによると、16日夜に食品衛生法に基づき同社工場の製造施設を拭き取り調査。女性従業員用トイレのドアノブを拭き取った検体から17日、ノロウイルスが検出された。また、13日製造の食パンを14日の給食で食べた生徒9人と教員8人からも、ノロウイルスが検出された。
17日までの2日間で、17の小学校で計1060人が欠席し、休校、学級閉鎖となっている。宝福のパンは、この17校全てに納入されていた。従業員で体調を崩した人は報告されていないという。
宝福によると、食パンを加熱製造した後の切り分け、包装などの作業でウイルスが付いた可能性がある。原因食品が製造された13日には、加熱後の各工程に計23人が関わったが、これまでに検査を終えた9人からウイルスは検出されていない。
この工場では給食用パン以外に菓子パンなど30~40品目を製造しており、出荷済みの製品を18日以降に自主回収する。記者会見した太田雅之社長は「心からおわび申し上げる」と謝罪した。時事通信(2014/01/18-00:58)
このニュースのように殺菌消毒を徹底して行っていない所がまだまだ多いと思いますし、1度に千人規模の欠席者を出して学級閉鎖に追い込まれてしまう事態は過去に例が殆ど無いため、反響が大きかったように感じます。
そんな中ネット検索で、偶然に当ブログの記事を見た某テレビ局の方から「美容院でのノロウイルスの対策」について記事にされているのはあまり例がなかったことから、「なにか特別な手当てを実施しているようでしたら取材させて欲しい」とのお電話を頂きましたが、予防対策に特別な手当てはしていないことから丁重にお断りを申し上げました。
ノロウイルスやインフルエンザを殺菌消毒するソープによる予防対策
2013年12月にこちらのエントリー「寒い冬でも生モノに要注意!2年連続で冬の感染症に掛かった苦〜い記憶」に書かせていただきましたが、私はノロウイルスでの辛い体験を経験してから、予防対策に力を入れるようになりました。
そして、美容院は接客サービス業ということもあり人の出入りが頻繁にあるため、至る所で接触感染や飛沫感染が起こり得ることから殺菌消毒の必要性を感じ、15年来のお付き合いのある小島化学株式会社様より「トリクロサンを主成分としたノロウイルスやインフルエンザを殺菌消毒するソープ:マルククリーン」の提供を受けています。
毎朝この殺菌洗浄ソープを使い、お客様が触れる出入口のドアノブを始め、セットイス・手鏡・トイレ・ブラシ類・加湿器を利用した大気中の空気…等の殺菌消毒を行って、ウイルスの感染から守っています。
この他にも、手洗い・うがいは徹底して行っております。とにかく、毎日きちんと殺菌消毒を行う以外に防ぐ術はなく、特別な手当てはないのです。
私一人くらい予防対策をやらなくても大丈夫だろう!という甘い考えが大量の感染を生み多くの人達に迷惑を掛けるのです!
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より