「甘味」が脳裏に記憶されてしまうと制限するのは難しい

私が20代前半の頃、缶コーヒーにはまっていた時期があり、1日に最低2本は飲んでいました。1年間休みなく飲み続けたとすると、365 ☓ 2本=730本に相当。(驚)
ネットで調べた所、私が飲んでいた缶コーヒーは1缶あたり約14グラムの糖質量でしたから、1年間でざっと1万グラムが内蔵で消費されていたことに。。。疲れがなかなか取れなかったり、口の中がネバネバしたりといった症状からも、かなり身体を酷使していたことが理解できます。
糖質類の過剰摂取と健康リスク
糖質類の摂取異常は、内臓障害、循環器系の異常、分泌物のアンバランス、水分不足などを招き、「枝毛」「切れ毛」「損傷毛」「肥満」「アトピー性皮膚炎」を引き起こす要因の一つと数えられています。
特にペットボトル飲料での摂取過剰が指摘される中、WHOが新たな指針を示しました。
【砂糖は1日25gまで…炭酸飲料1缶でアウト】
読売新聞 3月7日(金)7時55分配信
【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)は5日、砂糖の摂取量について、これまでの上限目標をさらに半分にする新指針案を発表した。WHOのディレクター、フランチェスコ・ブランカ氏は「現在、肥満の数は世界で5億人となっており、あらゆる年齢層で増加傾向にある。特に中低所得層で顕著だ」と指摘した。
WHOは、砂糖が肥満や虫歯の原因となり、慢性疾患にもつながるとして、2002年に食物から取り込む熱量(カロリー)のうち砂糖の割合を10%以下に抑える目標を設定した。新指針案では、これを5%以下とすることを求めた。これにより成人では、1日に摂取できる砂糖の適量がこれまでの「50グラムまで」から「25グラムまで」に減る。砂糖25グラムは紅茶用スプーン6~7杯。炭酸飲料1缶には砂糖が約40グラム含まれ、軽く超してしまう。
農林水産省の資料によると日本人1人当たりの砂糖消費は1日45グラム程度で、ほぼ半減しないと新指針案を満たせない。WHOは、今月末まで各国政府などの意見を聞いた上で、正式決定したい考えだ。
これまでも糖質類は肥満への影響が大きいと指摘されてきましたが、タバコのニコチン中毒と同様に、いったん糖質類の「甘味」の虜になってしまうと中々その脳裏に刻まれた「甘くて美味しい」誘惑を断ち切るのは難しいと思います。この糖質類の摂取をコントロール出来ていない事が現代の肥満増加を招き、健康リスクを高めている1つの要因だと私は考えます。
甘味の誘惑に負けると、髪と体に大きな痛みとなって還って来ます!
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より