薬あっての検診数値ですから、ワタシは全然当てにしていません♪
私のところにも市町村から「健康診断」の通知が毎年届きますが、一度も受けず終い。家族からは「もしもの事があったら困るから一度受けて」とお願いされているのですが…、その時はその時!と、変な虚栄心を楯に毎年拒否を貫いています。(検診の数値をつきつけられて、医師から不健康さをいじられるのが嫌なので…、根拠の無い数値に振り回されないようにしています。(^_^;))
健康診断の基準値は厳しすぎるのでしょうか?
昨日の朝、このようなニュースが目に飛び込んできて、(健康オタク?)の私としては放置しておけなかったので、この場を借りて取り上げてみました。
日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は4日、極めて健康な人でも性別や年齢によって健診の検査結果は大きな幅があり、同学会が定め、実際に使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめた。
同学会は2011年、人間ドックを受けた約150万人のうち、病気にかかっておらず、薬も飲んでいないなど、極めて健康な男女を約1万人選び、27項目の検査データを解析した。
その結果、例えば最大血圧は、解析したデータの上限は男女とも147で、学会が定めた基準値129を上回っていた。一方、中性脂肪は女性の場合、基準値(30~149)の範囲に収まっていたが、男性は上限が大幅に上回り、男女差が見られた。
また、悪玉と言われるLDLコレステロールや、糖尿病の診断に使われるヘモグロビンA1c(エーワンシー)は、男女とも上限値が基準値を上回った。いずれの項目も、男性では年齢による差はなかったが、女性は年齢が上がるにつれて数値も高くなった。
研究を行った慶応大の渡辺清明名誉教授は「今後も追跡調査を行い、健診の現場で使えるようにしたい」と話している。
2014年04月05日 07時33分:読売新聞
健康診断における基準値は、健康維持を実現するための目安というよりは薬を摂取を勧めるための目安としての数値と感じてしまうことから、私が健康診断を受けない理由のひとつにもなっています。
検診結果に一喜一憂しすぎない
そして、健康診断の基準値の上限を超えたからと言って、必ずしも不健康とは限りませんから、あまり数値に振り回されず、薬の摂取を過信し過ぎることなく、普段からのバランスのとれた食生活と早寝早起きの生活習慣、心のリフレッシュと疲れがたまらない適度な運動を地道にコツコツ続けることが健康への近道ではないかと、50歳になった私は最近つくづく感じるようになりました。
「検診結果に振り回されて早死だけはしたくありません!」と思うのは私だけでしょうか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より