長寿と美白の共通点

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photo credit: Adam Comerford via photopin cc

115歳で認知機能も正常、会話も問題なく、死の直前まで健康であり続けたヒント♪

私は願わくば、少しでも「長く生きていたい」と思っていますが、家族や周りの人に迷惑をかけてまで長生きしたいとは願っていません。ですから、今回エントリーさせて頂いたこのニュースには正直ビックリさせられました。

115歳女性の血液から長寿のヒントが発見される:研究結果 : ライフハッカー[日本版]

 

長寿と美白の共通点

毎日、ライフハッカーさんのエントリーは楽しみながらチェックさせて頂いておりますが、「115歳女性の血液から長寿のヒントが発見される:研究結果」このニュースには目が点になったのと同時に、これから本格的な時期を迎える「美白ケア」における共通点も、気づかせてくれました。

この記事の中で、科学者たちはこの女性の長寿の秘密を探る試みを行ったとあります。

この女性の長寿の秘密を探ろうと、血液と体組織を検査し、いくつかの興味深い事実を発見しました。例えば、彼女の白血球の3分の2は、わずか2つの幹細胞によって作られていたと、米誌New Scientistが報じています(幹細胞は白血球を作り、白血球は感染と戦うなどの働きがあります)。

通常、人体では1000個あまりの幹細胞が白血球の製造を担っています。今回の検査結果は、幹細胞の数は歳を取るごとに減っていくこと、人間には確かに寿命があることを示唆しています。しかし、それはまた、誕生時や若い頃に自分の幹細胞を採取・保存しておき、晩年、体内に注射すれば、寿命が伸びるかもしれないことも意味します。

Genome Research誌に掲載された別の研究結果によると、アンデルシッパーさんの白血球から無数の突然変異体が発見されたそうです。しかし、そのすべては無害なものだったようです。つまり、彼女は「有害な突然変異体を修復したり、廃棄する優れたシステム」を持っていたことになります。まだ、その詳細は明らかになっていません。

この科学者達が発見した長寿の秘密に関する有益な情報は、この2つに集約されています。

(1)丈夫な心臓だったおかげで血液を全身に送り届けるポンプ機能が正常に機能していた
(2)感染と戦う白血球の働きが優れていた

そして、この2つの情報は、美しく白い肌いわゆる「美白」を叶えるための条件とも一致します。

 

血流の良さが美白をキープする原点

美白ケアとシミについての関係性は、2013年7月にアップしたこちらのエントリー「美白へのレジスタンス – 美白ケアで“肌本来の保護機能”を無理やり変えようとした綻び」でも述べていますが。。。

胃腸で消化吸収された栄養素は、動脈を通って心臓のポンプ機能によって全身に運ばれ、体を動かすエネルギーとして使われた後に出てくる汚れた血液は、静脈を通って肝臓に運ばれてキレイな血液へと浄化され、汚れカスや老廃物は汗や尿や便となって体外に排出されています。この時の血流の良さが、「お肌の白さ」や「透明感」を演出しているのです。

その反面、血流が滞ってしまうと、肌表面にある静脈を通って運ばれている汚れカスや老廃物の流れも悪くなって血液のドロドロ化を招いて血管に影が写ってしまい、「肌のクスミ」が目立ったり「顔色が悪く」見えてしまうのです。

そして、白血球の働きが弱まってしまうことはウイルス(病原菌)から体を守る力が弱くなる事にも繋がり、「肌自体の抵抗力が低下」「炎症や湿疹が出来やすくなってしまう」ことも考えられます。

長寿と美白を支えている秘密の共通点は「血流の良さ」だった♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より