受動喫煙の恐怖|おとなキレイを脅かす分煙化を進めてきた弊害

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photo credit: Mike Shaheen via photopin cc

分煙化によって、健康被害だけでなく生活を脅かすケースが有るとは?

本日、朝日新聞のメールマガジンにて拝見した「無煙化の陰で:上・下」の記事で紹介されていました。

欧米で行われている分煙や禁煙の政策と比べて、まだまだ日本が行っている政策は生ヌルイとの指摘も、チラホラ聞こえてきます。

わたし自身、元喫煙者ですから、「喫煙者の理解して欲しい気持ち」と「非喫煙者の止めて欲しい気持ち」

喫煙・非喫煙のお互いの主張したい気持ちが良くわかるだけに、落とし所が難しいと思います。

 

分煙・禁煙を進めてきた政策の思わぬ弊害

6月17・18日と2日続けて、朝日新聞に掲載されていた「紫煙集中、暮らし脅かす」、「同僚や隣人の煙に悩まされる」といった分煙や禁煙にまつわる記事。

■すっかり肩身が狭くなった愛煙家。東京都心では喫煙者の「一極集中」が起き、思わぬ弊害も出ています。「周囲に気兼ねなく、一服したい」と彼らが向かう先は?

無煙化の陰で:上

▼公共スペースの禁煙化は進んでも、同僚や隣人のたばこの煙に、人知れず苦しんでいる人もいるようです。周囲とぶつからず、効果的に煙を避ける方法とは?

無煙化の陰で:下

喫煙による煙は、吸っている本人より受動喫煙による周りの方への健康被害の影響が大きく出てしまうことへの理解が、まだまだ足りないように思う。

かと言って、時間を掛けずに一気に排除の方向に舵を切ってしまうと、数少なくなった喫煙場所へ多くの愛煙家が集中してしまい、

洗濯物に付く臭いや子供の遊び場への侵入といった、その周辺に住む住民の暮らしや健康に影響が出てしまうケースも有る。

さらに、職場・近所・家族間などの密閉された建物内での喫煙は、いくら換気扇を回していても受動喫煙の被害は完全には防ぎきれず、

従業員・住民・家族に思わぬ健康被害やトラブルが出てしまうなど、節度を持った心配りが必要といえます。

喫煙は、おとなキレイの実現に対してもブレーキを掛けてしまうことがわかっています。

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、身体内部の血管をキュキュっと縮めて血液の流れを悪くすることによる栄養不足を招き、

お肌と髪のツヤ、ハリ・コシといった弾力、ビタミンCを始めとしたビタミン類をうばうだけでなく、

お肌の決めが荒くなってシミやシワが目立ち始め、、、

見た目の美しさが次第に半減してしまうのです!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より