長期間のストレスを受けると体温の高い状態が続く
まだまだ解明されていないことがたくさんあるのですね♪
本日の朝刊に、下記のような記事が紙面を飾っていました。
【ストレス発熱の仕組み解明 京大グループ】
京都新聞 6月27日(金)11時29分配信ヒトなどの哺乳類がストレスを受けると一時的に体温が1~2度ほど上がるが、長期間にわたるストレスは疲労感を伴う心因性発熱を引き起こすことがある。解熱剤が効かず治療が難しく、発症に関わる仕組みはよく分かっていなかった。
グループは、ストレスで心因性発熱になったラットで実験した。脳内にある延髄と視床下部のそれぞれの特定の部分にある神経細胞の働きを抑えると、熱を生み出す「褐色脂肪組織」の温度が上がらず、体温上昇も起こらなかった。
これらの結果から、ストレスの信号は視床下部から延髄へと神経伝達され、交感神経を経て褐色脂肪細胞で熱の生産を促し、体温を上昇させていることが分かった。
「ストレス」というと1番最初に脳裏に浮かぶのは、抜け毛や円形脱毛症といった「髪に関する症状」を連想してしまいます。
そして、強いストレスを感じ始めて疲れが取れにくい状態になると、お肌の化粧のりが悪くなったり、胃腸の消化吸収機能が低下して軟便を繰り返しやすく疲れやすい、症状が一般的とされてきました。
今回のこの記事のように、「ストレスを感じると体の体温が1~2度ほど上がり」、長期間にわたるストレスは疲労感を伴う心因性発熱を引き起こすことがある症状は、
解熱剤も効かないとなると、「熱」「湿疹」においては症状が重症化しやすく、相当大変になることが予想できます。
血行不良と肌荒れはストレス性症状の代表格です♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より