抜け毛が増えたからと言って、原因が精神的ストレスとは限りません!
抜け毛が急に増え始めた!というと、美容師をはじめ多くの人は精神的ストレスが大きかったのでは?と真っ先に考えを巡らせます。
しかし、症状が抜け毛と体のダルさとのセットの場合、考えられるのは甲状腺ホルモンの分泌障害かもしれません。
髪も体も元気がなくなる甲状腺機能障害
7月1日の朝刊に、今回の記事は掲載されていました。
これだけ大きく取り上げられるということは、抜け毛、身体のダルさ、体温が低い、むくみ、手足がしびれる…等、
甲状腺の機能障害の特徴的な症状を感じている潜在的患者数が相当数いることが考えられます。
特徴は虚脱感・体のダルさ・抜け毛
サッカー日本代表の本田圭佑選手も、甲状腺の機能障害ではないか?といった報道も見られましたが、本人が首の手術痕について一切口にしないので、真相は藪の中。
私のサロンの顧客様の中にも、1日の仕事が終わり一旦軽く座り込むつもりが、なかなか立てなくなるなど「体のダルさが半端ない!」と感じている、30代の方もいらっしゃいます。
甲状腺の機能障害は、甲状腺ホルモンの分泌量が多すぎるケース(バセドー病)と少なすぎる(橋本病)ケースの2タイプにわかれます。
ただ、最近では全世界で治療法が確立され始めており、飲み薬等で甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールしながら手当てにじっくり取り組んでいく気持ちが大切です。
もし、タイトルにあるような「抜け毛の急激な増加と体のダルさ」がセットで起こっている場合は、甲状腺障害が潜んでいると見てほぼ間違いないでしょう。
ココではさらりと軽くご紹介しておりますが、分泌バランスを整えるのは時間を掛けてじっくり取り組む必要があります。
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より