髪や頭皮のトラブルは皮脂の摂り過ぎが多い!
あなたはご家庭で、髪や頭皮を清潔に保とうとシャンプー剤をたくさん使い、力を入れてゴシゴシ洗うことで「汚れや皮脂をしっかり落とす」お手入れを繰り返していませんか?
これではいくらシャンプー剤にこだわったとしても、かゆみやフケのトラブルに悩まされます。
目次
髪と頭皮の潤いに欠かせない皮脂の働きと役割
空気が乾燥する冬になると、大気中の水蒸気が減り新陳代謝も悪くなるため、頭皮がかゆくなったりフケが出やすくなったりします。頭皮も顔と同様に身体の皮膚の一部ですから基本的なお手入れ法は、頭皮ケアも肌のお手入れ法と同じです。
私たち人間の皮脂は、皮膚の毛穴の中にある皮脂腺から分泌されている良質な“あぶら”で、
(1)皮膚や毛髪に潤いを与えている
(2)外部からの物理的・化学的刺激から守っている(バリア機能)
(3)細菌(ウィルス)の侵入を防いでいる
上記のような3つの働きがあります。
そして、髪の卵を製造するための栄養源として使用されたり、毛髪やお肌に極薄い皮脂膜を張ることで、水分量を最適な状態に保って乾燥から防ぐ役割も担っています。
冬場に多い「かゆみ」や「フケ」のお悩み相談
もしあなたが、シャンプー後の「かゆみ」や「フケ」でお悩みでしたら、間違ったシャンプー法による「頭皮の乾燥」や「頭皮の傷つき」が原因かもしれません。
頭皮を清潔に保とうと、汚れや皮脂をしっかりとる洗浄力の強いシャンプーで、爪を立ててゴシゴシと洗ってしまうと、必要な皮脂まで取り過ぎてしまいます。
その結果、頭皮のバリア機能が低下して「かゆみ(炎症)」が起きたり、ヘアサイクルが乱れて角質剥離が早まり「フケ(角質)」がたくさん出てしまうのです。
皮脂の働きと役割のまとめ
髪と頭皮の潤いに欠かせない皮脂の働きと役割の、重要な部分をまとめてみました。
■ 皮脂の働き
(1)皮膚や毛髪に潤いを与えている
(2)外部からの物理的・化学的刺激から守っている(バリア機能)
(3)細菌(ウィルス)の侵入を防いでいる
■ 皮脂の役割
(1)髪の卵を製造するための栄養源として使用
(2)毛髪やお肌に極薄い皮脂膜を張って最適な水分量を保ち乾燥を防ぐ
TVCMのようなシャンプー法では髪ダメージが悪化します♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より
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