ある日突然、髪が細くなってプチプチ切れ始めた?
湿度が高くなる梅雨の季節は、毎年憂鬱です。
何故なら、私の髪はクセっ毛で、ほんの少し湿気が加わるだけで表面の髪がウネウネし始め、ボワっと広がって収集がつかなくなってしまうのです。
ですから、湿気による髪のうねりと広がりは理解できます。
しかし、真っ直ぐのストレートヘアの毛質の人から見れば、湿気で広がることはあっても、波状に髪がウネルことはなかなか理解できないのではないかと思います。
うねり広がりを抑える整髪料は、パサつきを生む
ひと昔前であったら、少しでもうねりがあったら縮毛矯正でまっすぐに伸ばしていた方が多いのではないかと思います。
しかし昨今は整髪料類も進歩していて、ただ塗るだけで簡単に乾燥を抑えることができたり、クセ毛特有のうねりをゆるやかな状態に伸ばしてくれたりもしますから、ご自宅で使用されている方も多いのでは。
ホント、便利な世の中になったものです。
ただ、あまりにも簡単便利を追求してしまったせいで、整髪料類に配合されている「濃密な油脂成分」「美容成分」が、髪の内側のタンパク質や外側のキューティクルを痛めつけてしまい、11〜13%保持されていた水分(ミネラル)がどんどん蒸発してしまって、最終的には「パサパサの広がる髪質」へと変えてしまうのです。
プチプチ切れる髪質への序章
この「パサパサの広がる髪質」への変化を感じている真っ最中のあなたの髪は、近い将来、髪がプチプチ切れる症状でお悩みになることが予想されます。
そう、表面的な痛みで収まりきらず、髪内部のタンパク質に「濃密な油脂成分」「美容成分」が纏わりつくことによって紫外線の影響が降りかかり、酸化してタンパク質がどんどん侵されていきます。
この状態が1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と、長く続けば続くほどハリと弾力が失われてしまい、気がついた時にはプチプチ切れてしまうほどに、髪が痩せ細ってしまうのです。
湿気による髪の広がりを整髪料の美容成分で抑えて続けている、あなたに必要な髪痩せの悪化を防ぐ習慣は
整髪料の使用を今スグやめることです!
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より