抜け毛対策とストレス、抜け毛対策で一番初めに取り組まなくてはならない最重要課題とは?

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

抜け毛症状がなかなか改善に向かわない方々の共通点は、不安要素にとらわれてしまう所にあります。

「もしこのまま抜け毛の増加が止まらずに薄毛になってしまったら?」

抜け毛増加に関する未来への不安ばかりを考えていては治るものも治らなくなり回復が遅くなるばかり、

ですから一刻も早く不安を勇気に変えてくれる専門家からのアドバイスが必要になるのです。

 

抜け毛の傾向と対策

ここ5年ほどの抜け毛の傾向を追ってみると、以前のように季節的な要素やヘアケアの様な外的要因よりもむしろ

「ストレス」や「将来の不安」…等、メンタルなどの内面的要因が関係しているケースが増加傾向にあります。

 

テレビコマーシャルは間違いだらけ

一方でテレビコマーシャルなどの影響からか、育毛剤や薬用トニックを使用すれば簡単に抜け毛は改善していくのでは?と思っている方が多いのも事実です。

目安としては、育毛剤や薬用トニック類を使用し始めてから、1〜2週間使い続けても何ら変化が見られない場合は使用を中止することをお勧めいたします。

 

ストレスを甘く見すぎていませんか

精神的なストレスが引き起こす「抜け毛」は、本人にあまり自覚がない故、症状の発見や回復を遅くしてしまっており、
気がついた時には症状が悪化気味のケースが近年増加傾向にあります。

中でもSNSを通した希薄なコミュニケーションによる疲労、職場の人間関係のストレスは身体の疲労を増大させ、
知らず知らずのうちに抵抗力や免疫力を低下させてしまうだけでなく、

毎日生まれ変わっている細胞が不健康な状態で生まれてくる確率を高めてしまいます。

ですから、抜け毛対策で一番初めに取り組まなくてはならない手当ては、育毛剤や薬用トニックを使う事ではなく、

「栄養バランスの整った食事」「夜中の12時前の睡眠」の生活習慣が精神的ストレスを軽減させて健康な細胞を生み、抜け毛症状の悪化を予防するための最重要課題となります。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

脂漏性湿疹 増加の背景に蔓延っている間違いだらけの手当て

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photo credit: Calidenism via photopin cc

ベタつくのが気持ち悪いので、シャンプーをタップリ使ってゴシゴシ洗っています!

毛穴の皮脂腺から分泌される皮脂の量が過剰気味で、炎症や湿疹をともなった症状を総じて「脂漏性湿疹」といわれてます。

皮脂が過剰に分泌されて頭皮がベタつくから、夏場に多い症状と思われがちですが、実は冬場に多く発症しているのです。

 

皮脂は摂り過ぎると、損失分を補うために分泌量が増加

人間の体は、皮膚の表面を皮脂の皮膜で覆って体内の潤いを維持しています。

もし冒頭のように、「ベタつくのが気持ち悪いので、シャンプーをタップリ使ってゴシゴシ洗っています!」といって、皮脂の皮膜を取り過ぎてしまうとどうなるでしょうか?

答えは、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂の分泌量が増えてしまうのです。

 

脂漏性や脂漏性湿疹はどんな状態を指すのか

最初の内は、取り過ぎた分だけ補ってくれるのですが、取り過ぎの状態が続きますと絶えず補う状態が続き、次第に皮脂腺の分泌が必要以上に行われてしまう様に変わって来ます。

この皮脂の過剰分泌状態を「脂漏性」といい、水虫と同類のカビの一種である真菌類の影響で、頭皮が赤く炎症していたりプツプツ湿疹が出来ている状態を「脂漏性皮膚炎」もしくは「脂漏性湿疹」といいます。

 

脂漏性の状態に必要な3つの手当て

脂漏性の症状で苦しんでいるあなたに必要な、3つの手当てをご紹介します。

■(1)使用するお湯の温度は「35〜38度のぬるめ」
少しの熱でも炎症や湿疹への刺激となってしまうため、できるだけ体温に近い温度のぬるま湯で洗う必要があります。

■(2)シャンプー前後のすすぎ(ゆすぎ)を3〜5分の時間を掛けて念入りに
すすぎ(ゆすぎ)はシャンプーよりも大切です。このすすぎ(ゆすぎ)の仕方1つで、症状の早期改善に繋がるほどです。

■(3)皮脂に棲みついた真菌類を殺菌できるシャンプー又はソープを使う
ただ皮脂や汚れを落とすだけのシャンプーでは、いつまで経っても炎症は改善いたしません。真菌類を殺菌できるシャンプー又はソープで洗う必要があるのです。
(私のサロンでは常備薬として常に用意しております。)

ベタベタ感が強いと気持ち悪いため、どうしても「気持ち良さ」や「便利さ」で整髪料類を選びたくなりますが、

今後は「安全安心」と「将来の健康」を優先して選ぶことをお勧めします。

あなたは「気持ち良さ」や「便利さ」の使用感で、整髪料類を選んでいませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

脂肪の増加を抑える隠れ作用をもつ「蕎麦(そば)」、初夏の涼を目と喉で楽しめるザルで食す

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

私は「うどん」よりも「蕎麦派」です♪

私は幼い頃、風邪などをひいたり体調がすぐれず熱がある時などは、卵を落とした熱々のうどんを頬張ることもありましたが、夏でも冬でもうどんよりは蕎麦を好んで食べていたような記憶があります。

ここの所、卒煙できた見返りに食欲が出てきたため、少し時間が空いた時に口が寂しくなって、ついついナッツ類やお菓子類に手が伸びてしまい、少しばかりお腹周りのお肉が気になり始めました。(夏用に少し早めに買っておいた、ウエストをワンサイズ落としたパンツ3本がパツパツになっていてショック(^_^;))

これでは夏場にかけて身体を動かせなくなるとの恐怖感から、休日のランチタイムでの食事を「消化が良い軽めのものに変えていこう」と思い立ち、急激に暑さが増した先日は初夏の涼を目と喉で楽しめる「ザル蕎麦」をチョイスした次第です。

ただ、食べながら“フッ”と蕎麦には強いアレルギーが出やすいという認識はあるが、どういう栄養価があるのだろう?との疑問があったので、今回栄養価やどういった経緯や歴史があるのかを調べてみました。すると、驚いたことに「脂肪の増加を抑える作用がある」ということがわかりビックリしました。(もしかしたら、身体が自ら欲するものを教えてくれたのかもしれません。笑)

 

アミノ酸バランスが良く脂肪の増加を抑える作用がある「蕎麦」

元来農民の主食として『ソバ団子』や『ソバガキ』が食べられていましたが、江戸初期に「ひも状の麺」にする技法が考案されてから、一般大衆に広まっていったとされています。

日本国内の特産地は、信州、出雲、盛岡、秩父、などの寒冷地。外観が濃い色なので体を暖める作用を有する陽性食品であるため、冷え性の方にはオススメです。※ただし、アレルギー症状を起こしやすい「ルチン」を含有しているため、ソバアレルギーによるアナフィラキシーショックにはくれぐれも用心して下さい。

外国でも、ロシアの「カーシャ(ソバ粥)」、ポーランドの「ソバプディング」、フランスの「そば粉のクレープ」など、寒い国に存在するのは、陽性食品であるが故だと言えます。

 

現代病の予防にも有効な蕎麦の栄養価

8種類の必須アミノ酸を含む良質のタンパク質と、消化されやすいデンプン、血管を強化して脳卒中などを予防するルチン(ビタミンP)、脳の記憶細胞の破壊やボケを防ぐ蕎麦ポリフェノールやコリン。

そして何と言っても、そばに含まれるアミノ酸の「脂肪の増加を抑える作用」は、お腹周りのブヨブヨで悩んでいるあなたには必見です。

 

蕎麦に関する予備知識

『続日本紀』に「元正天皇の養老6年(722)は、夏の日照りが酷く稲が枯れ大飢饉になったので、ソバを植えるように命令が出された」という記述。種まき後、わずか50〜70日で収穫でき、酸性の痩せた土地でも寒冷地でも栽培可能で労力も少なくて済むため、救荒作物として重宝がられていたとの記載。

『本朝食鑑』に、ソバは「気分をおだやかにし、腸を寛げ、能く腸胃のつかえ(老廃物)をこなす。また、水腫、泄痢(はらくだし)、腹痛、上気を治す」との効能が並べ立ててある。

胃腸が弱く直ぐ下痢になりやすい私には、ベストマッチ♪

もちろん、しこしこツルツルのコシの強い蕎麦に、大満足だったのは言うまでもありません!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

蕎麦に関するエントリーの参照サイトと書籍

今回お蕎麦について、下記のサイトや書籍を色々参考にさせて頂きました。

蕎麦〜Wikipedia』

免疫力や自然治癒力を高める食材を100品目以上紹介されていて、それに加え「生い立ち」「効能」「民間療法」等もご紹介されているので、参考になるところが多いです。

 

忘年会や新年会の食べ過ぎ・飲み過ぎで「抜け毛」が増える?

「私に抜け毛は関係ないと思ったら大間違い!」誰にでも抜け毛が増える可能性はあります!

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photo credit: Mike Licht, NotionsCapital.com via photopin cc

年末年始での、アルコールの飲み過ぎ、お節やお餅の食べ過ぎ、夜更かし、などの生活サイクルの乱れは、頭皮・毛穴環境を悪化させて抜けやすい髪へと変えてしまいます。

 

春先の抜け毛の増加を予防する、年末年始の4つの注意事項

忘年会、クリスマス、お正月。ついつい楽しさにかまけて、お酒の量や食べる量が普段の倍くらいに増えてしまいがち。

お正月が明けてしばらくしたら“抜け毛が増えた”と言うことにならないよう、しっかり頭に入れておいてください。

 

1.普段と食生活ががらりと変わってしまう

“お正月だからまっ良いか!”とつい自分に甘くなっていませんか?

とくに、普段節制している人ほど食べる量が多くなりがちなので気を付けましょう。

 

2.外出などの活動量が減ってしまう

年末~年始の長期のお休みは、いつも以上に家での仕事が増えて外出が少なくなりがち。

それなのにいつも以上に食べていたら…、結果は見えていませんか?

 

3.食べ過ぎグセがつきやすい

食べ物が胃腸で消化されるまでには約16時間、食べ過ぎで一時的に広がった胃が元に戻るまでに約18時間。戻る前にまた食べ過ぎが続きやすいのが年末年始の落とし穴。

ゴムのように伸び切った胃は空腹になりやすく、ついつい食べ過ぎてしまう悪循環に陥ってしまいます。

 

4.環境が良すぎて寒さを感じることが少ない

寒い冬は身体の中で熱を起こして暖めるのですが、暖房機器の発達で1年中快的な中に暮らしているとエネルギー代謝が減ってしまい、脂肪も燃えにくくなってしまっているのです。

ブルッと震えるほどの寒さを感じて代謝のスイッチを入れてあげましょう!

1年に1度だから良いのでは?という気の緩みが「抜け毛」「お腹のたるみ」を増やします♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より