ヘアカラーの色持ち力の低下を起こす、ヘアアイロンで仕上げる艶感

髪のうねりをしっかり伸ばしたくて、毎日アイロンで仕上げています!

140425-KB055-medium_320803069
photo credit: elixir b via photopin cc

クルクルドライヤーだけでは、髪のうねりがしっかり伸びてくれないので、毎日ヘアアイロンを使って髪のうねりをしっかり伸ばし、ツヤツヤに仕上げています。ただ、美容院でヘアカラーをして頂いても、ここ3回ほど1ヶ月持たずに色が落ちてしまう事が続いています。

 

ヘアカラーの色持ちとヘアアイロンの熱ダメージ

140425-KB055-dmage_netsu
photo credit: おとなキレイ向上委員会

美容院でヘアカラーをして頂く時は、施術後に必ず色持ちとコンディションが良くなるトリートメントをプラスしています。ですが、ここの所、色持ちはそれほど良くなっているとは感じられません。

以前は2ヶ月ほど色が持続していたのですが、ここの所シャンプーする度にどんどん色が剥がれていき、1ヶ月も持たずにキラキラ光って金髪っぽくなってしまいます。

 

色味成分は何処に定着しナゼ剥がれていくのか

キューティクルの隙間から髪の内部へと入ったヘアカラーの色味成分は、タンパク質に密着します。

ただ、栄養不足で育った髪や強力な紫外線を浴びた髪はタンパク質の密度が低く、色味成分の吸着可能な面積が少なくなるため、いくらたくさん色味成分が入っても、タンパク質層に吸着できなかった色味成分はフラフラ浮遊しているだけですので、シャンプー剤の洗浄成分とともに外部に流れでてしまうのです。

 

高温の熱は毛髪の何を破壊するのか

ヘアアイロンを始めとする「熱(高温)」は、髪のキューティクルから中心部にまで直に熱が伝わるため、60度以上の高温の熱によって水分やミネラル分が蒸発し、タンパク質が少しずつ破壊されて骨粗しょう症のような「溝」や「空洞」ができてしまいます。

ヘアカラーの施術前に、この「溝」や「空洞」を埋めておかないと、どんなに毛髪保護成分が入った刺激のマイルドなカラー剤を使用しても、色の定着がうまく機能せずに色持ちも悪くなってしまいます。

 

ヘアカラーの色持ちが低下する原因のまとめ

■ 強力な紫外線を大量に浴びた
■ ヘアアイロンやホットカーラーの高温火傷
■ 洗浄剤が大量に入った泡立ちが良すぎるシャンプー剤
■ 天然の植物由来の濃密な油脂成分による油膜に弾かれる
■ パーマやヘアカラー等の薬剤や整髪料類によるタンパク質の破壊工作

これらが髪内部のタンパク質を、骨粗しょう症のような空洞化に変えてしまい髪密度が低くなるため、色味成分の定着率が悪くなって色の持ちも低下してしまいます。

ヘアカラーの色持ちを良くしたいとお考えなら、高温を伴うアイロン仕上げの艶感を求める仕上げ施術は極力控えることです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

ヘアカラーの染まり方と色持ち vs ノンシリコン整髪料

ノンシリコン整髪料を使い始めてからヘアカラーの色持ちが悪くなってきた!?

140220-CO064-medium_12475379475
photo credit: Sonick Photographie via photopin cc

シャンプーやトリートメントをノンシリコン系に変えただけで、ヘアカラーの染まり方や色の持ちに、正直そんなに影響があるとは考えもしなかったです。

 

ヘアカラーの染まり方・色持ち vs ノンシリコン整髪料

自然派志向ブームの高まりとともにその地位を一気に急上昇させてきた「ノンシリコン整髪料」。しかしそのブームとは裏腹に、未だかつて経験したことがないふわサラな手触り感がヘアカラーやパーマに異変を起こしつつあります。

 

高濃度の油脂成分がヘアカラーの色味の定着率を半減

ノンシリコン整髪料には、メーカーによって使用するものは異なりますが、ラードからバター系まで様々な油脂成分が配合されています。

これらの高濃度の油脂成分が、髪表面のキューティクルの隙間や髪内部のタンパク質層に少しでも纏わり付くと、その強力な油膜によって同じく油からできているヘアカラーの色味(色素)は弾かれてしまいます。

長期間使用することで高濃度の油脂成分がどんどん蓄積され続け、ヘアカラーの色味が弾かれてしまう量も増加するため、色の定着率を半減させてしまうのです。

 

増量された洗浄成分がヘアカラーの色味の持続力を低下

ノンシリコン整髪料の特徴として、高濃度の油脂成分の使用に伴い洗浄成分を増量することで、手触りの良さとふわサラ感のバランスを取っています。

確かにシリコン製品より手触りの良さは際立っておりますが、洗浄成分が増量されたことで汚れ落ちはとても良くなっている反面、潤いに必要なミネラルや皮脂分まで奪ってしまうため、使用する期間が長くなるにつれて毛先のパサつきが現れ始めます。

さらに、せっかく定着しかけていたヘアカラーの色味が大量の洗浄成分によって髪の外にどんどん流されてしまうため、「先日染めたばかりなのにもうこんなに色が落ちている」感想にも見られるように、色の持続率は低下してしまうのです。

ノンシリコン整髪料に変えたあなたの髪、ヘアカラーの色持ちが低下していませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

パーマの掛かりと薬の服用について学んだこと

パーマ液の強さや前処理を工夫しても毎回パーマの掛かりが悪いケースがあったのです!

140125-MO037-medium_1430793911
photo credit: pudgeefeet via photopin cc

施術前の問診で予め顧客様から「パーマの掛かりが悪い」事はお聞きしていましたので、お肌に負担がかからないように色々工夫を加えながらパーマの施術を行い、長時間掛かってやっとパーマは掛かったのですが、その後一周間もしないうちに取れてしまったのです。

 

毛髪の成長と薬の服用履歴

その日一回だけでしたらそれほど問題視しなかったと思うのですが、毎回パーマが掛かるまでに長時間を要しても定着が悪くすぐに取れてしまうことから、髪質が原因かと思いました。

しかし、15年来アドバイスや勉強会を開催いただいている小島化学株式会社の社長様に相談すると、以外な答えが返ってきました。

髪質ではそこまでのケースはあり得ませんから、次回その顧客様が来店されたら「お薬の服用歴を訪ねてみてください」と言われ、抗ガン剤、ホルモン治療薬、血圧を下げるお薬、…等を服用していたら「パーマやヘアカラーに影響があります」とアドバイス頂きました。まさか、薬の成分が髪にも影響を与えるとは考えも及ばなかったのは、言うまでもありません。

そこで、高血圧治療薬を調べたら、毛髪のホルモンバランスの指令を司っている自律神経等に影響があることがわかりました。

高血圧治療薬
高血圧の最終的な治療目的は脳卒中や心不全などの二次的疾患を予防し、生命予後を改善することにある。高血圧の発症には食生活や喫煙などの生活習慣が大きく関与することから、基本的にはこれらを改善することによる治療(非薬物療法)が試みられるが、目標値が達成不可能である場合には薬物治療が行われることになる。血圧のコントロールは自律神経系やレニン-アンジオテンシン系(RA系)をはじめとした液性因子などによって行われており、現在発売されている降圧薬は主にこれらの機構をターゲットとしている。

薬に含まれる様々な成分は胃腸で消化され、血液に乗って身体の各器官へと運ばれることによって効き目を発揮しています。その際、髪の栄養分や不要となった老廃物等と一緒に、最終処分場である毛根へも少なからず運ばれていることが考えられます。

そして、毛根から取り込まれた薬の残留成分や老廃物等は、髪の成長とともに髪の中に異質物として定着し、シャンプーを繰り返しても残留し続けるのです。

この老廃物となった薬の成分が、パーマ液やヘアカラー剤の化学反応に何らかの影響を与えて作用しにくくしていると考えられます。ですから、パーマやヘアカラーの薬剤をきちんと作用させるには、シャンプーやトリートメントをいくら繰り返してもダメで、「パーマやヘアカラーの施術前に金属類の残留物や老廃物を髪の中から取り除く手当を要するサロンでのみ」施術が可能となり、パーマの掛かりやヘアカラーの色持ちが改善されるのです。

パーマの掛かりやヘアカラーの色持ちは、薬の服用履歴によって変わります♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より