毎年バレンタインデーが近づいてくると、今年はどんなチョコレートに出会えるのだろう?と、色々なイベントに顔を出し期待に胸膨らませながら自分好みのチョコレートをあれこれ物色しています。
適量のチョコレートは健康にひと役買うが摂り過ぎると毒になる
私が10代の頃は、チョコレートというと女性が食べるおやつやデザートという認識が強く、最近のヘルシー志向ブームでもある甘さ控えめでカカオの風味が味わえる大人向けの製品は存在していませんでした。
チョコレートを食べ過ぎると鼻血がでると言われるように、髪のもとになる血液の流れを異常にしたり糖分や脂肪分が内蔵の負担を増やしたり身体を冷やしてしまうことから、健康にはあまり良くないとするレッテルが…。
しかし、いろいろな研究が進み、カカオの配合率が70%以上のチョコレートには、健康にプラスになる成分が多く含まれていることがわかってきました。
ポリフェノール
チョコレートの原材料であるカカオにはポリフェノールがたっぷり含まれており、老化の原因となる活性酸素を除去して、強い紫外線や細菌類から守ってくれるます。
テオブロミン
大脳を刺激して集中力や記憶力、思考力を高めます。健康な髪や体を育てるための指令を行っている自律神経の乱れを調節する作用もあるので、リラックス効果も期待できます。
ブドウ糖
脳にとって、唯一の栄養素がブドウ糖です。ブドウ糖は、脳のエネルギー源となるだけでなく、脳の神経伝達物質(アセチルコリン)生成の手助けもします。
オレイン酸
オリーブオイルやごま油などに含まれることでも有名な成分で、ココアバターに含まれる不飽和脂肪酸のひとつです。悪玉コレステロールを下げて、善玉コレステロールを上げる働きがあります。
GABA(ギャバ)
動植物の体内に広く存在し、人間の脳内に存在する神経伝達物質でリラックスに役立つ。正式名称をガンマ-アミノ酪酸というアミノ酸の一種です。
ビタミン・ミネラル類
脳の代謝に必要な栄養素のビタミンEやナイアシンなどのビタミン類、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リンなどのミネラルも含まれています。
一日に10〜20グラムチョコレートを食べて、脳卒中や心筋梗塞のリスクを減らしましょう♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より