髪と肌の乾燥が悪化|高齢者の四人に一人が無自覚の「かくれ脱水」に…

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photo credit: 中日新聞

私は大丈夫!と思っている人ほど危険度が高いのです!

毎日キチンと手当しているのに、髪やお肌がなぜか乾燥してしまう?

同様に、思ったほど汗をかいていないのに、貧血みたいにフラフラしてしまう?

要するに、自分の体なのに正しい判断ができないほど、知らず知らずのうちに疲弊しきってしまっているということです。

 

高齢者の四人に一人が無自覚「かくれ脱水」に要注意

このニュースは本日、2014年7月8日の朝刊に掲載されており、髪と肌の乾燥の悪化だけで済めば良いのですが、

熱中症や脱水症状で命を落としてしまう方がまだまだ多いことから、この機会に取り上げさせて頂きました。

 

普段は、体の中に熱がたまってくると、汗腺を開いて汗をかくことで熱を外に逃して体温調節してくれています。

しかし、体の中の水分が汗を出すばかりに使われて補給されない、いわゆる脱水状態(身体の機能を保つための水分と塩分が不足している状態)が続くと体が危険を感知し、それ以上水分が失われないように発汗をストップ。

その結果、体温が下がらず熱中症になってしまいます。

 

髪と肌の潤い調節と脱水症状

毛穴から出る前の髪の毛や皮下組織で作られ表皮に上がってくるまでのお肌は、身体の中に蓄えている約70%の生体水から水分をワケていただき、最適な水分量(髪:11〜13%、お肌:13〜16%)をキープしています。

毛穴から出て成人になった髪や表皮に上がってきたお肌は、大気中の空気を取り入れることで空気に含まれている水蒸気(湿気)によって、潤いを最適な状態に保とうとしています。ですから、空気の乾燥する湿気の少ない冬場は潤いが不足、紫外線の降射量が増える夏場は強力な太陽と紫外線の熱により水分が蒸発するため、乾燥しやすいのです。

ただし、年令を重ねるほど体内に蓄えている水分量も少なくなるため、髪やお肌の細胞の潤いも低下しパサつきやシワといった症状が目立ってくるのです。

 

かくれ脱水チェックシート(第1段階)

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photo credit: 中日新聞

高齢者はもともと水分も少なく、飲食量も少なめでのどの渇きも感じにくく、脱水症状に陥りやすいのでより一層の注意が必要になるあなたのために、新聞記事にも掲載されていた「かくれ脱水チェックシート」を表示させて頂きました。

もし、1つでも当てはまった場合、かくれ脱水の恐れありだそうです。

・皮膚がカサつくようになった。皮膚にツヤがなく乾燥している。ポロポロと皮膚が落ちる
・口の中が粘着くようになった。食べ物がパサつく。つばが少なくて、ゴクンと飲み込めないことがある。
・便秘になったか、酷くなった。下剤を使う頻度が増えた。
・前より皮膚のハリがない。手の甲をつまみ上げて離した後に、つまんだ痕が3秒以上残る。
・足のスネにむくみが出るようになった。靴下のゴムの痕が脱いだ後に10分以上残る。

脱水症状の予防は、喉の渇きを感じなくても細めに水分・塩分補給を行うことです!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪の傷みを簡単に解決しようとする程、傷みはさらに悪化する

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photo credit: UrbaneWomenMag via photopin cc

どうしても表面が綺麗になると、中身も綺麗になったと思ってしまいますが…?

それを口にすれば、体型が劇的に良くなる食材は無いように、ただ付けて数分時間を置くだけで、劇的に髪の健康が回復する整髪料はありません。

あなたの髪が健康になったと感じている状態は実は、中身がどんどん傷みが悪化している事実を、表面的な手触りの良さでカモフラージュしているだけなのです。

 

髪の傷みを簡単に解決しようとする程、傷みはさらに悪化する理由

髪の傷みを簡単に解決しようとすればする程、そのしっぺ返しは短期間の内にやってきます。

美容院などでパーマやヘアカラーの後に、サロン専用の高級トリートメントをしても1〜2週間ほどを境にどんどん効果が薄れていくのは、

パーマやヘアカラーでの傷みを目立たなくしていたトリートメントの油脂膜が少しずつ剥がれて、本来の傷んだ状態が現れはじめているからです。

 

傷みの悪化を示す状態とは

もしあなたが自宅でのお手入れで、下記のような不満を感じているのであれば

「昨日までと同じ様にお手入れしているのに広がってしまう」

「パサつくのでトリートメントの量を増やしたら今度はプチプチ切れ始めた」

「シャンプー後はツルツルの手触りなのに乾かすとバサバサ」

あなたの髪内部は確実に傷みが悪化している状態と言えます。

直ちに今お使いの整髪料を変えることをお勧めいたします!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪の治療家とは?私が美容師ではなく、髪の治療家の活動をはじめた理由

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photo credit: a.drian via photopin cc

一番の理由は「美容師=髪を傷める、専門的な知識に乏しい」イメージが強い!からです。

「当店のパーマは傷まない薬液を使用していますから傷みません」

「ヘアカラーを繰り返すごとにどんどん綺麗な髪になっていきます」

3〜4年前は、このようなセールストークを打ち出している美容院をよく見掛けました。それが今現在では、、、

「いくら整髪料を変えてもゴワゴワバサバサの髪が良くならない」

「育毛剤を毎日付けているのに、なかなか抜け毛が減らない」

「トリートメントをしていたのに、急激に細くなった髪に将来が不安」

なのに、美容師さんに相談してもハッキリした原因はわからず仕舞いで、もうどこに相談していいのかわかりません。

 

美容メーカーのセールスとサロンの顧客様からの信頼

美容メーカー主催の講習会では、「傷まない」「綺麗になる」と説明されており、美容院のサロンワークでも同様なセールスを行っております。

しかしながら、研究データがどんなに優秀な整髪料類やパーマやヘアカラー等の薬液類でも、外部からの力によって毛髪本来の組織を変えてしまう作用は、化学の力を利用したものや、たとえ自然由来の成分の働きによるものであっても、「100%傷まないものは無い」のです。

さらに、美容の技術は人間の手を介してお客様に提供されるものであることから、いくら「薬液類」や「整髪料類」の成分が優れていても、それを使いこなす施術する側のスキルが低ければ当然、髪を痛めてしまいます。

美容院や美容師さんは「傷まない」「綺麗になる」と言っていたのに、髪が傷んでしまった。そして、髪ダメージの悪化に伴う「抜け毛や切れ毛の増加」「肌荒れ」で相談に行ったのにハッキリした原因は教えてくれず

「トリートメントをすれば良くなる」「この新しい整髪料を使ってみて」「睡眠をしっかりとって下さい」等の簡単なアドバイスを繰り返すだけで、詳しい説明は殆どされずじまい

まさにこの部分が、美容院や美容師に対してサロンの顧客様からの信頼を失っている最も大きな要因といえ、私が髪の治療家の活動をはじめた一番の理由でもあります。

 

今あなたの髪が「どういう状態にあるのか?」「そこまで傷んでしまった要因は?」「どのような手当てが必要なのか?」

「症状改善に掛かる期間はどのくらい?」「注意しなければいけない事は?」現状や疑問にお応えします。

そして、専門的な毛髪知識と、髪本来の自然治癒力を引き出す手当てで、

おとなキレイを向上する素敵な髪を提供することをお約束いたします♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

ダメージヘアの逆襲|あなたは痛んだ髪の悲鳴が聞こえていますか?

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photo credit: nicola.albertini via photopin cc

手触りの良さで見せ掛けを誤魔化してばかりいると、だんだん髪がいうことを聞いてくれなくなるのです!

シャンプー後の手触りが「ツルツルしてクシ通りが良い髪」と「キシキシしてクシが通りにくい髪」、半年後に健康な髪が育っているのはどちらでしょうか?

 

ダメージヘアの逆襲、痛んだ髪の悲鳴

普段、遊び半分でウソばかりついていた子供が、IZAそのウソが現実になった時には誰からも相手にされなくなってしまう!?お話は、、、

今現在多くの方より支持を集めている「手触りの良さ=髪が健康になった!と思わせる事で見せ掛けを誤魔化している」美容の常識と、どこか似ているような気がします。

 

健康ヘアが育まれる美容の非常識

もしお肌にほんの小さな「シミ」を見つけた時、あなたならどうしますか?

まず最初に、ファンデーションで「目立たないように隠そうと」しませんでしたか?

このお肌の手当てと同じことを、ヘアケアでも日常的に行っているのですが、美容の常識として無意識に行っているため、本当は痛めているという事実の隠蔽に気づいていません。

キューティクルがささくれる、髪をとかす時クシが引っ掛かる、髪がパサつく、髪がプチプチ切れる、髪が広がってしまう、湿気でうねってしまう…、これらは健康悪化を知らせようと髪が自ら発している痛み・苦しみの悲鳴です。

これらのダメージの悲鳴を気になっているにもかかわらず、シャンプー後やトリートメント後の手触りの良さで、約9割の方達がついつい健康になったと誤魔化されているのです。

今後、年齢を重ねながら健康な髪を育てようとしたら、今の「手触りの良さで健康度合いを測る」美容の常識を一旦リセットする必要があります。

そして、濡れている時はキュキュッとした手触りと引き締まりを感じ、ドライヤーで乾かすと「髪が乾くのが早くなった」「乾かした後、髪がふんわり軽い」「1本1本がサラッと指通りが滑らか」…、乾かした後の状態が、混ざり気のない髪の健康指数を表していることを知ってください。

あなたは髪の痛み・苦しみの悲鳴が聞こえていますか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪と頭皮のベタつき白書|焼き肉と髪のベタつき・頭皮のテカり

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

焼き肉を食べると、髪はベタついて頭皮はテカる?

夏が近づいてくると少しでもスタミナをつけようと、家の近くの焼き肉サロンにちょくちょく伺います。

家族揃って焼肉を食すまでは天国ですが、食べ終えて家路についてからは、洋服にこびり付いたゴマ油やお肉臭との地獄の闘いが…。

 

焼き肉と髪のベタつき・頭皮のテカり

ひと昔前の、肉を焼いた煙が充満している焼肉屋さんとは違い、最近のお客さん想いの焼き肉サロンは鉄板の脇に煙等を吸い込む換気扇(ファン)が付いているなど、臭い対策の工夫があちこちに見られます。

ただ、私が気になるのは臭いよりもベタつきやテカリ。洋服にこびり付いた臭いよりも「髪のベタつき」「頭皮のテカリ」の2つです。

 

油や脂は火にあおられて空気中を浮遊する

この「髪のベタつき」「頭皮のテカリ」の症状を感じた時は決まって、シャンプーの泡立ちが悪くなります。それは何故なのか?

鉄板に挽いた油や、お肉から出る肉汁や脂分は、火にあおられると大気中の湿気(水蒸気)と混ざって大気中を浮遊しています。

人間の髪の毛は、大気中の空気や水蒸気を取り込んで潤いを調節していますから当然、あなたの眼に見えない所で浮遊している油や脂は空気と一緒に髪の毛に取り込まれたり、頭皮を始めとした身体中に付着しているのです。

 

お肉の部位で脂の浮遊量や体から分泌される汗や皮脂の質が変わる

そして、お肉の部位によって浮遊する脂の量や体から分泌される汗や皮脂の質が変わってきます。

特に脂身の多いお肉(コレステロールの塊)をたくさん食べているあなたは当然、付着する脂の量や皮脂の分泌量は増えるため「髪のベタつき」「頭皮のテカリ」は強力になります。

これらの脂分を、シャンプーだけで落とそうとすればするほど洗浄成分の刺激で髪は痛んでしまいますから、、、

脂分を浮かす手当てをプラスして、シャンプー剤の洗浄成分による髪への負担を減らしてあげることをお勧めします♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

ゴワゴワパサパサ髪対策、足してもダメなら引いてみな

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

新しいトリートメントや整髪料をいくら試しても綺麗にならない!?

美容の世界で、メジャー級の知名度を誇る「トリートメント」。

しかしながら、新製品が発売になる度に購入して使い続けているのに、使い始め2週間を過ぎたあたりから「ゴワゴワパサパサ痛」が再発してしまう。

これだけ有名な存在になったのにもかかわらず、ダメージ症状の改善に進歩が見られず後退している感も見受けられるなど、何故ここまで支持され続けるのかホント不思議に思います。

 

髪ダメージは栄養補給・補修補正で有効成分を足しても未解決

私が18歳で美容界に入ってから30歳で独立するまで勤めていたサロンでは、髪が傷んだ部分にはトリートメントで栄養を与えて補修補正して強化。

思い通りの髪型に仕上がるように整髪料を付けて動きを出したり形をキープするように、有名美容メーカー様より美容の一般常識に関する指導を受けました。

が、いくら栄養補給・補修補正で有効成分や美容成分を足しても枝毛や切れ毛などのダメージに関する悩みは、私自身が納得できるレベルはどうしてもクリアするに至りませんでした。

 

髪のリセット(本来の姿に戻す手当て)で開けたダメージケアの未来

私のプロフィール» 美的☆好輝心 にも記してあるように、サロン勤務時代から思い描くこと5年、独立してから2年目を迎えた1996年春に、理想のプロダクツとの出会いは突然やって来ました。

先輩からの1本の電話でお誘いを受けたパーマの講習、知識と技術の足しになれば良いかな?という軽い気持ちで受けたところ、今までの常識では考えられない、想像以上の仕上がりに驚き、その場で「取り扱い契約書」を交わしてしまったほど。

その後、私のサロンでも月1回6ヶ月に及ぶ「パーマ技術」「美容プロダクツ」の基礎講習を実施して頂きながら、ゴワゴワパサパサ髪に悩む顧客様に少しづつご紹介していきました。

既存の手当てですと回数を重ねるほどに効果が薄れ「ゴワゴワパサパサが悪化」してしまいましたが、今回習った新しい施術ではパーマを繰り返してもダメージの蓄積は殆ど見られず、

ご自宅で美容プロダクツを試していただくと、1ヶ月2ヶ月と繰り返してもゴワゴワパサパサが悪化することはなく、6ヶ月が経過した時には新しく生えてきた新生部の髪の艶感がまったく違っており、天使の輪が蘇ってきました。

髪の内部に溜まって老廃物化していた「パーマ・ヘアカラーの残留アルカリ」「香料」「油脂分」「シリコーン」「洗浄成分」等を、髪本来のあるべき姿に戻す「リセットする手当て」を施し、ミネラル分と皮脂の分泌バランスを正常に戻しただけです。

言うなれば、髪に必要のない美容成分を足すのではなく、、、

不純物を取り除いて素直な髪に戻す引き算美容「髪のダイエット」です♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

年齢を重ねても、「髪」や「お肌」がプルンと潤っている人、枯れてカサカサの人

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photo credit: chant0m0 via photopin cc

髪やお肌が喜ばないお手入れでは、細胞1つ1つが風船のように萎んでいきます♪

これは私だけでなく、このブログを購読して頂いているあなたの「髪」や「お肌」にも言えることだと思うのですが、、、

定期的にエステサロンなどに通ったり、朝晩に時間やお金を掛けて念入りにお手入れを繰り返しているのに、何故か髪やお肌が傷んでボロボロ。そうかと思えば、お手入れにあまり手間暇を掛けない短い時間でシンプルなお手入れを繰り返している人が、意外とキレイな髪やお肌だったりします。

また、世界的に著名な方や芸能人が製品のテレビCM等に起用されているだけで、信頼感がアップして効き目のあるイメージを与えるため、ついつい手が伸びてしまいます。(私も修行時代はこれらのイメージ戦略に乗せられて良く泣きを見ました。)

ただ、研究室でのテスターや動物を使った実験データ上では有効との結果が出ている一つ一つの美容成分でも、有効な美容成分が何十種類何百種類と配合されていると美容成分同士の相乗効果で、髪やお肌に効きそうだと頭の中でイメージしてしまいがちですが、効き目を発揮する場所や時間は成分によって違うため、実際にはイメージ通りの効果は得られにくいものです。

私たちの身体の筋肉や骨格は何によって支えられ、成長をサポートされているのかを突き詰めていくと、口から摂取した食物の栄養バランスが良く、腹式呼吸によって吸い込まれた空気が体の隅々まで行き届いている人は、年齢を重ねても体内の細胞は若々しいため「髪」や「お肌」がプルンと潤っています。

反対に、口から摂取した食物の栄養バランスが偏っていて、呼吸が浅く吸い込まれた空気が体の隅々まで行き届いていない人は血流も滞り気味で、体内の細胞が老化へと傾いているため潤いもキープできずに「髪」や「お肌」は枯れてカサカサしています。

年齢を重ねたときに枯れるか否か?のターニングポイントになるのは、(1)髪やお肌の潤いに必要な皮脂をキープする手当か?、(2)口から摂取したタンパク質・ビタミン・ミネラルの栄養バランスが取れているか?、(3)腹式呼吸で体の隅々に行き渡るように空気を取り込んでいるか?、以上の三つが鍵を握っています。

髪とお肌の美しさは、配合されている美容成分の多さではなく、口から摂取した食物の栄養バランスと空気によって支えられています。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪本来の素材美を生み育てているもの

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

いくらトリートメントに拘っても、髪という素材は輝きません!

私はサロン勤務時代、パーマやヘアカラーを施術する時、顧客様のお肌への刺激がどうしても改善できず、パーマやヘアカラーの新しい製品が出る度サンプルをいち早く手に入れて独自にテストを繰り返したり、美容成分が高配合のご自宅用の新しいトリートメントをお使い頂いても、なかなか自分が納得できるような髪が育たないため、何度も挫折を味わいました。

 

髪本来の素材美を生み育てているもの

そして、この「挫折」と「心の空虚感」を埋めてくれる出会いは、サロン勤務時代に大変お世話になった先輩美容師からの一本の電話によって、突然もたらされました。ただ、電話を受けた時は「正直そんなに役には立たないだろう?」と半信半疑だったことを付け加えておきます。

 

既存の常識は表面加工ばかりで本質に触れていない

先輩美容師のお誘いで受けた、パーマの臨店講習は今まで味わったことのない手触りと、聞いたこともない理論の数々で、「今まで汗水たらして学んできたことは何だったの?」というくらいそれはもう衝撃的でした。

その講習の中で、私に沢山の教えを説いてくれた講師の方はこう言いました。「既存の美容理論では、髪を表面加工するだけで本質的には問題点は改善されていません」。そう、一回や二回施術したところで、そんなに早く美しい髪に生まれ変わる結果は導き出せないということなのです。

 

美しい髪が育つ答えはあなたの身近にある

パーマの定着を左右するのも、ヘアカラーの色の発色や定着を支えているのも、「毛芽」という髪の卵を作るエネルギーになるのも、全て「大気中の空気」が源となっており、整髪料のトリートメントが美しい髪を育てている訳ではないのです。

その他にも、私たち人間が絶えず呼吸をしているのは、毎日夜の10時から夜中の2時のゴールデンタイムと呼ばれている四時間の間に、髪・肌・身体を全て新しい細胞に生まれ変えるためのエネルギーとして大気中の空気を取り込んでいます。そして、わずか5分間前後「空気」が体内に補給されない状態が続くだけで人間は死を迎えてしまうほど、大切なモノなのです!

「空気」は髪内部の保湿やタンパク質の修復を行い髪本来のハリ・コシや素材美を生み育てている、トリートメントより大切なモノなのです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪を取り扱う際の教本代わりに

髪本来の美しさを育てる基本となった、髪の治療家が実践しているヘアケアの考え方や行い方についてご紹介しております。

 

ダイエットは「お腹周り」だけでなく「髪」にも必要です

「頭頂部の髪がペシャンとしてしまう」「ゴワゴワバサバサで広がってしまう」髪のお悩みを抱えている30代以上のあなたへ

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photo credit: Helga Weber via photopin cc

どんなにカロリーや糖質を気にしていても、燃焼されない脂質はお腹周りに余分な脂肪として蓄積されるように、髪にも「油脂分」というコレステロールが溜まってしまうのです。

もしそのまま何の対策も取らずに放置しておいた場合、ボリューム感や手触りが悪化するなど様々なトラブルに繋がることは、普通の美容院では教えてくれません。

 

「お腹周り」と「髪」のダイエット

食事の量が同じでも、消費する力が衰えているせいか、年々お腹周りや足回り等の下半身についてしまう皮下脂肪。いわゆるコレステロールというものです。

実はこのコレステロール、リンス・コンディショナー・トリートメントで手当しているあなたの髪にも、「油脂分」という呼び名で大量に蓄積されています。

いくら普段の食事で、塩分や糖分、1日の摂取カロリーに気を配ったとしても、リンス・コンディショナー・トリートメント等の整髪料類にはバターやラードのように非常に濃密な油脂分が洗浄成分と一緒に髪内部に入り込み、降り注ぐ大量の紫外線で酸化されるため、髪をペシャンとさせたり、ゴワゴワバサバサの手触りに変えてしまう「メタボ髪」で苦しめられます。

まさか、髪のダメージ・コンディションを良くするために行っていた、リンス・コンディショナー・トリートメント等の整髪料類でのヘアケアが、「メタボ髪」を育てる栄養源になっているとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。

普段の食事で、塩分や糖分、1日の摂取カロリーに気を配っているのにお腹周りに脂肪がついて、年々スカートやパンツのサイズがアップ。少しでも体重や体脂肪を減らそうと、食事を工夫したりジョギングやウォーキングなどの運動を取り入れたりといったダイエットに取り組んでいる様に、

あなたのカロリーオーバー気味の髪から「油脂分」というコレステロール類を減らすダイエットを行って、すぐにペシャンとしてしまう、ゴワゴワバサバサの髪から開放されましょう。そして、、、

髪のダイエットで「ふんわり軽いシルク髪♪」を叶えて下さい。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪を痛めて切れ毛を増やす、目に見えない犯人

気が付くと顔周りや頭頂部に、途中で切れてツンツンした毛が増えているんです♪

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photo credit: ocean.flynn via photopin cc

これから5月から6月にかけて、抜け毛とともに「切れ毛」も増え始めます。その原因には、■ 髪を固める整髪料類の使い過ぎ、■ 縮毛矯正やパーマに使用した強すぎる薬液、■ 切れ味の悪いハサミを使ったカット、等が考えられておりますが、症状が長引きやすい傾向にあるのが、目に見えないために見つけにくい「ストレスによる切れ毛」です。

 

意識すればするほど心と体を痛めてしまう「ストレス」

なんでこんな事が出来なかったのだろう?、どうしてもっと早く気づいてやれなかったのか?、このまま切れ毛が増え続けてしまうのでは…?など、症状が長引きやすい人ほど自分自身に原因を求めすぎてしまう傾向にあります。すると、どんどん自身の奥深くまで掘り下げて「なんでこんな事が出来ないのか?」と悪い部分を粗探ししながら、自分で自分を傷つけて心と体をボロボロにしてしまうのです。

(私なども、サロンでの修行をスタートした当時、3年間位は嫌なことがあったとき自分をコントロールできずスグに沸点に到達してしまう瞬間湯沸器でしたから、イライラを吐き出すのは決まって「ゴミ箱」。蹴りあげ過ぎてボッコボコでした。σ(^_^;))

さらに、自分の内側に原因を求めてしまう人たちに共通しているのが、昼の神経(交感神経)と夜の神経(副交感神経)の切り替えが上手く出来ずに神経が高ぶった状態が続いてしまう「睡眠の障害」。

睡眠不足とか寝ても途中で目が冷めてしまう状態が続いてしまうことで、その気持をコントロールしている自律神経(司令室)からの命令が狂わされてしまいます。そして、髪の製造工場で生まれてくる髪の赤ちゃん(毛芽)のホルモンバランスが崩れ、ハリ・コシといった弾力の低下した髪が次々に生まれてきますので、成長途中で負荷に耐え切れなくなり「切れ毛」となってしまうのです。

あなたは「何でこんな事が出来ないのだろう?」と自分を責めてばかりいませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より