髪が痩せる危険性|野菜をしっかり摂るだけでは健康になれない

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photo credit: Nancy D. Regan via photopin cc

甘いデザートやお肉料理は控えて野菜中心のメニューに変えたのに、疲れやすい体質になったような気がします!

甘いデザートやお肉料理はどうしても、太ってしまうのでは?という強迫観念が強いため、ダイエット中などは摂取する量を控えて、野菜中心のメニューに変えてしまうケースが多いようです。

しかし、ヘルシーで健康的だと考えられている野菜ですが、「摂り過ぎは太る」こともありますし「野菜中心では栄養不足」を招いてしまいますから、注意が必要なのです。

 

毛髪は口から摂った栄養分(食べ物)で出来ている

タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、脂質は、人間の体の健康維持に必要な5大栄養素と言われています。

反対に、摂り過ぎると身体を冷やす体質に変えて免疫力や抵抗力を低下させてしまうと言われているのが、「塩分」「糖分」「脂分」の三姉妹で、成人病にも大きく関与しています。

私は禁煙をしている時、菓子パン類を口にすることによって空腹を凌いでいたら、アッと言う間にお腹周りに肉は付いてしまうわ、チョット動いただけで息切れしやすくなってしまうわで、大変な目に会いました。近年では、小学生が成人病予備軍になったケースも有り、驚きを隠せません。

 

野菜中心では健康的とはいえない

いくらヘルシーと言われている野菜中心の食事でも、根菜類を多く食べる人は摂取エネルギーが高くなるため太ってしまいますし、葉物類を多く食べる人はビタミンやミネラルは補給されますがタンパク質や脂質等が不足しがち。

これでは健康的ではなく、偏った栄養バランスが招いた不健康な食事と言えます。当然、髪やお肌の基礎となるタンパク質が不足しているワケですから、髪のハリ・コシが不足したりお肌のシミやたるみが表面化して、見た目年齢も高くなってしまいます。

更に、タンパク質が不足したまま過ごしていると代謝機能が低下してエネルギー消費が少なくなり痩せにくい体質になってしまうだけでなく、脂質の不足はホルモンの製造にも響くため、髪やお肌の潤いは不足して痩せ始め、身体は将来的に更年期障害や生理不順を引き起こす可能性が高くなります。

どんなに効果効能に優れた食べ物でも、それ一つを摂っただけでは栄養バランスが悪いため健康にはなれないのです。

バランス良く栄養を摂取することで痩せやすい体質を作り、健康的で疲れにくい体を作ることに繋がるのです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

脂肪の消化を助けるトマト、選び方や保存法を間違うと栄養価が半減

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

トマトが赤くなると医者が青くなる!

こんなコトワザもあるように、トマトは胃腸などの消化器官の働きを整える効用に優れ脂肪の消化を助ける作用もありますから、1日に1〜2個は食べたいところです。

そして、できる限り栄養価が高くおいしいトマトを食すためにも、選ぶ時のコツや長く楽しむための保存法を学ぶ必要があります。

 

トマトを19種食べ比べて学んだ大切なこと8選

昨日のエントリー » 便秘の改善に役立つトマトを19種食べ比べて学んだ大切なこと8選では、「トマトの基礎知識」「トマトの原産国と歴史」「トマトの旬」「トマトの主要産地(国内)」の4つについて紹介いたしました。

今回は残りの4つ、「トマトの栄養分」「トマトの分類」「トマトの選び方」「トマトの保存方法」についてお届けいたします。

 

トマトの栄養分

漢方の陰陽論では、「体を冷やす陰性食品」で利尿作用が強いので、食べ過ぎに注意

体を温める「塩」をトマトジュースに加えたり、トマトに熱を加えて料理する工夫を。

クエン酸・リンゴ酸・酒石酸・コハク酸などの有機酸:胃液の分泌を促進して脂肪の消化を促す
ビタミンC:抗ガン作用、老化防止作用
ビタミンA:免疫力の向上
リコピン:トマトの赤色色素ベータカロテンよりも抗酸化作用が強く熱に強い。ガンや動脈硬化予防
ペクチン:水溶性食物繊維、血液中のコレステロール値を下げる
カリウム:高血圧予防、むくみ予防

 

トマトの分類

近年、生産農家の間では品種改良が積極的に行われており、現在は下記の6つに分けられています。

ファーストトマト:以前の高品質トマトの代表格、甘味がありゼリー部は少なく、果肉部分が多く肉質はしっかりタイプ
桃太郎:近年の中心的トマト、糖度も高く酸味のバランスも良い完熟トマトの代名詞
中玉(ミディ)トマト:最近出回り始めたタイプ、色も良くジューシーで食べきりサイズが人気です
ミニトマト:一口サイズのミニトマト、赤色のほかにも黄色やオレンジ色も発売中
調理用トマト:加熱処理をすると甘味と旨味が引き出される、肉質がしっかりしていて形が崩れにくい
加工用トマト:ジュース用に改良されたタイプ、果皮が割れにくくヘタが取れやすい、リコペン含有量が数倍高い

 

トマトの選び方

おいしいトマトを選ぶためには、6つのポイントがあります。

丸く、かたくしまっていて重たい
赤くツヤがあり、均等に色づいている
ヘタが緑色でピンとしている
ヘタ周辺がひび割れていない

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

とんがり部分に星状の筋が入っている(おいしい)

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

白い斑点(果点)がない

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photo credit: おとなキレイ向上委員会
 

トマトの保存方法

トマトの原産は南米ですから、熱いところを好みます。冷やし過ぎは味が落ちますから要注意。

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に。(2〜3日まで)
青みの残っているものは常温において追熟
長期保存はそのまま冷凍する(取り出して水に浸けておくと皮がつるっとむける)

まだまだ日本では、トマトは付け合せに使用することが多いかと思います。が、おでんやお鍋にダシと一緒に煮込んだ料理は甘味と旨味がアップしてヘルシーで女性に人気があるそうです。

マイブームは、輪切りにしたトマトをオリーブオイルで炒め、ピザ用チーズを掛けて食べるメニューを良くやります。

これから夏本番に向けては、熱を入れて甘みを引き出す調理がオススメです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

【植物成分と髪の健康】約9割の人が嵌ってしまう!天然植物由来成分の落とし穴

その植物由来成分を髪につけるのはチョット待った!

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photo credit: …anna christina… via photopin cc

「この整髪料類には天然植物由来の高級美容成分が配合されている」と聞いたあなたは、身体に優しく髪やお肌にも安全で如何にも綺麗になりそうなイメージを抱いてしまうのではないでしょうか。

しかし、チョット待って下さい。天然の植物由来の成分だからといって全てが髪の健康に役立つと考えるのは大きな間違いで、髪にとっては毒となってしまうモノもあるのです。

 

植物成分が持っている力を発揮する本当の場所

私たち人間の毛穴から伸びている成人した髪の毛は、その髪質や髪形を維持していくためには「空気」「皮脂」「ミネラル」の3つの栄養素が必要といわれてます。なかでも「空気」は特に大切とされていて、真空状態の中に人間の髪を置いておくだけで、形が維持できなくなりボロボロに崩れてしまうそうです。

近年、天然の植物由来の油脂を主成分として作られているオイルベースの整髪料類が少しずつ登場し始めましたが、ツルツルの手触り感やピカピカの髪ツヤは2週間ほどの賞味(持続)期間を経過するとともに、だんだん硬くゴワゴワな手触りへと変化してしまいます。

 

動物に馴染むのは動物性のオイルのみ

ノンシリコンの整髪料が主流になってきた2010年以降は、椿油、オリーブ油、アルガンオイル、といった植物性オイルを用いた保湿ケアがヘアケア市場を占めるようになりました。

しかし、あなたは「人間は動物という事実」を忘れてはいませんか?そして、お肌や髪は「皮脂(スクワレン)」という動物性オイルで、ミネラル分の蒸発を防いで潤いをキープしています。

だとしたら何故、人間の髪やお肌を動物性のオイルで保湿ケアしないのでしょうか?動物性のオイルは“ベタつく”イメージが強いため敬遠されるのでしょうか?

 

植物成分の力は胃腸で発揮されて初めて栄養になる

人間の毛髪やお肌に、椿油、オリーブ油、アルガンオイル、といった植物性オイルを用いた保湿ケアを行うと、もともと身体の中に存在しない成分ですからお肌や髪にとっては「毒」とみなされ老廃物となり、紫外線酸化によってお肌や髪の細胞が傷つけられてしまいますから、使用を続けていくと乾燥が悪化してパサパサゴワゴワな硬い手触りに…。

ですから本当の所、植物成分は食べ物として取り入れて胃腸で消化吸収し血管を通して身体中に供給されて初めて、細胞を成長させるためのエネルギーや各器官を維持していくための栄養分として役に立っているのです。

植物成分は食物として胃腸から取り入れると髪・肌・身体のアンチエイジングとして力を発揮します♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

野菜の持つ潜在能力を“イチから”学びたくなりました

野菜の種類や栄養価の知識を知っているだけでは不十分!?

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photo credit: Eustaquio Santimano via photopin cc

私たちが体の健康を維持していくために必要な「食(食べる)」こと。なかでも胃腸のデトックスや若さ維持(アンチエイジング)を支えているのが、地球という大地からの恵みである「野菜」といわれています。

 

野菜が本来の力を失っているのではという疑問

私が幼少の頃、食卓に上った野菜たちは、「甘かったり」「酸っぱかったり」「苦かったり」と、どれもこれも味わいが濃くて個性的な分、人それぞれに好き嫌いがハッキリ別れてしまっていました。

この幼少の頃の舌で感じた記憶が鮮明に焼き付いていたからこそ、今の野菜たちがとても物足りなく思え、本来の力を失っているのでは?という疑問が湧いてきたのです。

 

調理の仕方や組み合わせを工夫すれば健康レベルがアップ

昨今の、決められた規格に合うよう肥料や作付け期間を調整され短期間で大量に生産された野菜は、「どこか水っぽく」「味わいは薄く」「栄養価も低い」ように感じているのは、私だけでしょうか?

私は幸運にも、無農薬の新鮮な野菜を奥さんの実家からわけてもらえる環境下にありますから、幼少の頃に食卓に上った「甘さ」「酸っぱさ」「苦さ」といった野菜本来の濃い味わいを、週1の休日に行う夕食の料理で目一杯堪能することができます。

ただ近年、専門書や健康書籍も豊富にあり、インターネットで少し調べれば色々な知識や料理のレシピ等はスグに得ることができますが、野菜一つをとっても深く掘り下げた専門的な知識が無いため、組み合わせや調理法にどうしてもオリジナリティや応用力が不足気味で、「野菜の持つ潜在能力を活かし切れていないのではないか?」と考えるようになっていました。

そんな時、私の救世主となったのが、先週末に朝刊の折込広告に入っていた1枚のチラシに紹介されていた『シニア野菜ソムリエがご指導くださる「春野菜の知識を学ぶ講座」』でした。(久々に学びのスイッチが“ビビッ”とONになった瞬間。)

食農の基礎知識から、栄養価・見分け方・調理方法などの、美味しく食べるコツ、知って得する健康的な野菜生活まで幅広く学んできたいと思います♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

本日のエントリーの参照サイト

私が4月から野菜の専門知識を学ばせて頂く講座を開催しているところです。

浜松中日文化センター

 

【抜け毛の疑問】抜け毛になる本数は毎日同じなのでしょうか?

日によって体調が変わるように、抜け毛になる本数も日によって違います!

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photo credit: MadPole via photopin cc

ある日突然、シャンプー後にたくさんの髪の毛が排水口に溜まっていたり、寝起きで枕に付いている髪の毛がいつもよりチョットでも多かったりすると、心の中では「このまま抜け毛が増え続けたらハゲてしまうのでは?」と、不安に苛まれてしまうと思います。

 

抜ける量の多い少ないはヘアサイクルや体調によって変わる

私たち人間は、日々の生活をする中で「あそこが痛い、ここが痒い」など体調が全く同じ日というのは殆どありません。髪の毛も同様に、毛穴一つ一つによって人それぞれ違う設定がインプットされており、日によって抜ける本数には差が生じます。

 

毛穴ごとにヘアサイクルの周期が違う設定になっている

人間の毛髪には、「毛芽期」→「成長期」→「退行期」→「休止期」からなるヘアサイクルがあり、毛穴一つ一つ違う周期が設定され周辺の髪がまとめて抜けないような仕様となっているため、日によって抜け毛となる本数も違ってきます。

 

睡眠・ストレス・栄養状態によって抜ける量が変わる

人間の体はとてもデリケートで、睡眠時間が少なかったり、心に感じるストレスが多かったり、食事の量や栄養のバランスが少し悪かったりするだけで、新陳代謝や血の巡りが悪くなるため、髪の製造工場に運搬される髪の栄養分も必然的に少なくなってしまうことから、栄養失調の髪が育って抜け毛が増えてしまうのです。

食事の量を減らす無理なダイエットは、栄養不足を起こして抜け毛の量が増加しますから、今スグ止めましょう!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

【細毛・薄毛】頭頂部の髪が細くなりやすいのはナゼ?

鏡で見ると頭頂部の髪が細くなり地肌が透けて見える様に…?

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photo credit: Big Fat Rat via photopin cc

横とか襟足の髪は太くて量も多いのに、なぜ頭頂部の髪だけ細くなってしまったのでしょうか?

同じようにお手入れしているのに不思議に思います。

 

男性と女性では違う頭頂部の髪が細くなるメカニズム

「だんだん頭頂部の髪が後退してきた」「ブローでボリュームを付けても、半日も経たないうちにペシャンとしてしまう」「最近、頭頂部の毛の量が減って地肌が見える様になった気がする」など、頭頂部の髪が細く薄くなったりするのは男性だけかと思っていましたが、男女雇用均等法のが施行されて以降、女性の社会進出が進むと共に30〜40代の女性の間で、頭頂部の細毛や薄毛が増加傾向にあります。

 

睡眠・栄養・ホルモンの乱れによる影響

頭頂部の髪や頭皮は、太陽から降り注ぐ大量の紫外線の影響を受けやすく、パーマやヘアカラーの化学的ダメージもプラスされることで、他の部位に比べて細くなりやすいと言われています。

さらに人間の毛髪は、頭頂部は女性ホルモンが、側面や襟足部分は男性ホルモンが成長を支えているため、女性に比べて男性ホルモン(DHT)過多に陥りやすい男性の頭頂部は、細毛や薄毛の発症率が高いのです。

しかしながら近年、多くの女性が結婚や出産後も仕事を続けたり、キャリアアップで幹部候補になったりした影響で生活習慣がガラリと変わり、睡眠不足・栄養の偏りや不足・ホルモンバランスの乱れからヘアサイクルが狂いを生じ、頭頂部の細毛や薄毛症状を抱える30〜40代の女性からのお悩み相談が増えています。

いくら生活習慣を身体に負荷がかかり過ぎないように変え、7時間睡眠を確保し、サプリメントで栄養の不足分を補いコレステロールが溜まらないような食事に変えたとしても、、、

トリートメントや育毛剤に頼るだけの間違ったヘアケアを続けていたのでは細毛や薄毛は改善しません!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

毛髪は口から食した食物の栄養分で出来ている

トリートメントを沢山つけても髪の栄養にはならないの?

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毛髪は口から食した食物の栄養分で出来ている

一般的な美容法では、傷んでタンパク質がダダ漏れした髪には、トリートメントでの栄養補給やダメージ箇所の補修・補正が有効とされていますが、あなたの傷んだ髪は手当を繰り返して症状が改善されましたか?

一時的に手触りが良くなっただけではありませんか?

 

手触りの良さは健康の証とは限らない

手触りが良くなった → ダメージが修復された(傷んでいない)、殆どの方はこの手触りの良さに囚われてしまっているようですが、実は手触りが良くなったからといって髪の状態が回復したわけではありません。

配合されている油脂分によってキューティクルのささくれによる髪のもつれをほぐし、表面を滑らかに整えられることによって滑りが良くなっただけです。

その証拠に、一週間二週間と手当を繰り返していく程に滑らかだった手触りがだんだん硬くなり、パサパサゴワゴワな乾燥した状態へと変わってしまうことに違和感を感じ始め、使う量を増やしたり放置する時間を長くしたりしても改善するどころか、ますます症状の進行を実感しているのではないでしょうか。

トリートメントの合成成分では、毛髪の栄養とはならないのです。何故なら、、、

毛髪は口から食した食物のタンパク質やミネラル等の栄養分で出来ているからです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪のツヤの再生は栄養バランスと●●が必須

毎日しっかり髪を洗って、栄養のバランスを考えた食事を摂っているのに、、、
「何となくパサパサして髪にツヤがない!?」

 

髪のツヤの再生に必須な栄養バランスと●●

あなたが、どんなに栄養価の高いものをキチンと食べていたとしても、胃腸でしっかり消化吸収されていなければ、髪や身体を育てる細胞のエネルギーとはならないのです。

 

消化吸収を高める鍵は「酵素」の働きにあり

わずか数年前に爆発的に流行った「コエンザイムQ10」。今では殆ど聞かなくなり、かすかに記憶に残っている程度かと思いますが、実はこのコエンザイムQ10も、肌細胞の老化を防ぐといわれている「酵素」の一種だったのです。

もしかしたら、胃腸の消化吸収を高める「酵素」もサプリメント等で補う必要があるの?と心配なさらなくても大丈夫です。

元々人間の身体には、酵素を作り出す働きが備わっていますが、ある習慣が減少気味にあるため消化吸収が衰えている傾向に…。

 

食習慣の簡素化が、酵素の生産量を減少させている

私たち日本人には、古来より食してきた「日本食」という素晴らしい食文化があったにも拘らず、食の欧米化が進み摂取する栄養バランスの変化に伴い、最近の子供達はクセ毛の髪質や黒髪が茶色へと変わってきています。

さらに、夫婦共働きや子供の習い事などの影響からか家庭に於ける食事の時間が短縮化の傾向にあり、嗜好の差はあれど、柔らかくて食べやすい簡素化した出来合ものが増え歯ごたえのある硬いものは、著しく減っているようです。

これが意味する事は「物を噛む回数の減少に比例して、唾液の量も減っている!」言い換えると「唾液=食物の吸収を高める酵素」が減少している事なのです。

酵素が減少すると当然、胃腸に負担が重くのしかかり消化不良を起こしやすくなります。さらに、便秘や下痢を繰り返し髪や身体に栄養が行き渡りにくく、疲れやすく疲労が回復しにくい体質となり、毛髪の生育も悪くなりツヤの無いパサついた不健康な髪が育ってしまいます。

口にした食物の良好な消化吸収を維持するためには、約15分間は食事の時間が必要と言われています。ただ職場環境の制約などにより、5〜10分しか食事の時間が取れず「早食いの習慣が身に付いている」あなたは特に注意が必要といえます。

 

誰でも簡単に出来る! 酵素の分泌量を増やす食後のひと工夫

たかが唾液と軽く考えがちですが、

・アミラーゼ:消化を助ける酵素
・マルターゼ:でんぷんを栄養にする酵素
・リパーゼ:でんぷんを栄養にする酵素
・オキシターゼ:細胞の呼吸に役立つ酵素(ポリフェノール)
・パロチン:細胞の若返りを促す酵素
・免疫グロブリン:外敵から護る
・NGF:脳神経細胞を再生
・EGF:表皮細胞を増殖

この様に、その成分はエネルギーの宝庫です。

私の子供の頃は「最低30回は噛んでから飲み込みなさい!」と良く言われたものです。

今は、そんな時間や心に余裕がある方は少ないようですから「食後にガムを10〜20分間噛む」習慣をつけて下さい。

わずか20分噛み続けるだけで約100CCもの唾液(酵素)が分泌され消化吸収率が格段にアップします。

見た目年齢の若さ維持や艶髪の回復には、ガムを噛みましょう♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

間食のすすめ〜老化を早めるストレスに負けない体作りの為に…

間食と聞くと太るイメージがありますが、食材を選べばストレス解消の心強い味方になります。

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

私はサービス業という職業柄、昼食の時間は決まっておらず顧客様の予約によって左右される為、施術の合間に“サッ”と口にできる「おにぎりとバナナ」のみ。ただ、これだけですと空腹のイライラや栄養不足を招いてしまうので、間食をして補っています。

 

セロトニンを増やしてストレスへの抵抗力を高める

私たち人間の体は、ストレスを感じるとアドレナリンを出して交感神経の働きを活発にし、ストレスに対抗ようと働きかけます。もしそれでも取り除けないとなると、副腎皮質からコルチゾール(ストレスホルモン)が分泌されるようになり、免疫力が低下してしまいます。

さらに、ミスが許されないような重要なプロジェクトを抱えていたり、忙しくて食事を摂れずに空腹状態が続いたりすると、平常心が保てなくなりイライラがピークに達して人に八つ当たりしたり興奮して夜眠れなくなるなど、自律神経のバランスまでもが崩れ、抜け毛・冷え・便秘など体の不調が一気に表面化して老化が促進

そんな老化を早めるストレスを和らげたい時に有効なのが、食事の合間に補う「間食」。

間食というとついつい甘いモノを想像してしまいがちですが、私がオススメするのは“ナッツ類”。自律神経のバランスを司っている「セロトニン」の原材料となるトリプトファンやビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。

少量ずつでしたら携帯するのにもかさ張らず、サッと取り出して直ぐ食べることができるのも魅力。(控室の冷蔵庫の中にタップリ保管してあります)

 

塩分が効いたタイプではなく“素焼き”タイプを選びましょう

ナッツ類は、塩分が効いたタイプですと成人病の心配がありますから、素焼きタイプのものを選び1日当たり30グラムを目安に摂るのがグッド!

セロトニンの原材料となる「トリプトファン」を含んでいるだけではなく、ビタミンやミネラル類も豊富です。

・くるみ:「オメガ3」脂肪酸を多く含みます
・アーモンド:亜鉛、カリウム、カルシウム、ビタミンB1
・カシューナッツ:マグネシウム、鉄、ビタミンE
・ひまわりの種:ビタミンB群、ミネラル、鉄、亜鉛

抜け毛予防や育毛にもお勧めです♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

私が愛用しているナッツ類

控室の冷蔵庫の中にタップリ保管してあります

 

MO018 食事の摂り方に潜む「安全性と栄養の低下」という落とし穴

あの世界的に有名な大企業で作っているものだったら大丈夫と思ったのに…。

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photo credit: hey.pictrues via photopin cc
 

食事の摂り方に潜む「安全性と栄養の低下」という落とし穴

近年、私たちの食生活は、大量生産大量消費の負の遺産である加工食品やインスタント食品・合成着色料・防腐剤・農薬問題・環境ホルモンなど様々な問題が降り掛かり、身体により安全でバランスのとれた栄養を摂ることは、かなり困難になってきています。

「普段から食事の栄養や安全性には十分気を付けているつもり」でも、ほとんどの食品において加工技術の向上や着色料などにより「見た目」が良くなり、化学調味料などによって「味」も向上している反面、どの食材も食品として最も重要な「栄養価」が昔より低下しているのが現状です。(ピーマンの苦み、トマトの酸味、人参の甘みなどはホント感じられなくなりました)

その上、食品としての安全性を犠牲にして生産性や経済性を重視したため、農薬問題や大量生産のための化学肥料、環境ホルモンなど健康を害する有害な成分が含まれ、そのほとんどが「安全性」や「栄養価」が低下しているのです。

 

不足しがちな栄養素をバランス良く身体に補うには

毎日の仕事・家事・人間関係のストレスや疲労で心身のバランスを崩していたり、血管が収縮し血液の流れの悪化や体温の低下、本来は毛髪や頭皮を育てるために使われるはずだった栄養分が、身体の疲れを癒すために使われてしまい、ただでさえ少なくなった栄養分を十分に「毛乳頭」に送り届けることができなくなっています。

さらに、ストレスや疲労などによってホルモンや自律神経の働きが乱れてしまうと、胃や腸でしっかりと食物を消化し、栄養を吸収することさえも出来なくなり、もしこの様な状態が長く続くと、ハリとツヤのある健康な質の高い髪をつくることが出来ないだけでなく、身体を健康な状態に維持していく事さえもままなら無くなくなってしまうのです。

髪の質を高め健康な身体を作るために、現在の食生活では補えない栄養を、安全な品質でバランスよく身体の中に摂り入れるために、農薬や防腐剤などに汚染されていない品質の確かな自然栄養食品を食することも、ひとつの選択肢として考えて見る必要があるかもしれません。

ブランドやメディアに振り回されない「目利き力」を養いましょう♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より