パサつき(乾燥)ケア戦線に異常アリ!?

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photo credit: おとなキレイ向上委員会

オイル(油脂分)補給の間違いが、ゴワゴワバサバサな髪を生んでいる?

毛先の乾燥が気になるからと、ご家庭でこの様なパサつきケアを実践されているお話を良く耳にします。

「自然由来の植物性オイル(油脂分)なら髪や頭皮にも優しく、お肌への負担も少なそうで安全だと思い、3年以上使い続けています。」

結論を先に申しますと、上記のお手入れ法では髪のパサつきを悪化させてしまうのです。

 

自然由来の益と害

私たち人間は、自然由来と聞くとツイツイ「体に良い有益なもの」といったイメージを持ってしまいますが、

中には「体に悪さをする有害なもの」もあるということを、きちんと認識すべきです。

 

動物性と植物性の相性

私たち人間は動物に分類されていますが、牛、豚、鶏といった動物のお肉だけでなく、ほうれん草、小松菜、モロヘイヤの他にも山で取れる山菜類なども口から摂取して身体の各器官の栄養にしたり、生きるためのエネルギー源としています。

ですから、私たち人間の体から分泌されている汗や皮脂は当然「動物性」ということになります。

そこへ、自然由来で髪や頭皮にも優しくお肌への負担も少なく安全といわれている「植物性オイル(油脂分)」を塗ったとして、果たして馴染んでくれるでしょうか?

答えは、NOです。

自然由来のどんなに高品質なオイルでも「植物性オイル(油脂分)」と「動物性オイル(油脂分)」では分子構造が根本的に違うため馴染まないのです。

そして、いったん髪に付いた植物性オイルは、紫外線を浴びると酸化してミネラル分(水分)の蒸発を引き起こし、

使えば使うほどゴワゴワバサバサな手触りへと変わってしまいます!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪のダイエットで髪の不調を整えよう

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photo credit: Charlotte Astrid via photopin cc

パサつきを解消できないと切れ毛へと進行します!

髪の不調と言っても、人それぞれ不調の基準が違いますから一概には言えませんが、私の髪の不調の定義は、少しでも「パサつき(水分の不足からくる乾燥状態)」を感じた状態にあれば、髪の不調として捉えます。(身体で例えるなら喉の渇きを訴えた状態)

 

髪の不調を整える「髪のダイエット」

たかが「パサつき」でしょ?と甘く見て何も対処をしないこの行為は、髪の不調を長引かせてしまう一番大きな特徴で。ある日突然、大量の「切れ毛」に見舞われてしまう恐れもあります。

身体で例えるなら、喉の渇きを訴えているのにそのまま放置してしまって「熱中症」や「脱水症状」に進行してしまうケース。

軽い段階で改善するか悪い方へ進行するかは、最初の手当てで約9割が決まってしまうのです。

 

トリートメントを繰り返すとパサつきが切れ毛に

一般的な美容院や美容サロンでは、トリートメントや洗い流さないトリートメントでの栄養補給や傷んだタンパク質の補修補正の手当を行って「髪のパサつき」をケアします。

しかしながら、このトリートメントを繰り返すケアが、「パサつき」を「切れ毛」へと進行させている事実に、殆どの方が気づいていません。ある日突然大量の切れ毛に見舞われて初めて疑い始めるのです。

 

外から与えるのではなく内側の余分なモノを取り除く

体内の至る所に老廃物が溜まり始めると、体が不調を訴え始めるように、人間の髪も内側に老廃物(酸化物や油脂分…等)が溜まり始めることで本来の水分・脂分のバランスを取る機能が失われて、パサつきなどの不調のサインが出始めます。

パサつき等の不調を緩和するには、外側から与えるのではなく内側の余分な老廃物(酸化物や油脂分…等)を取り除く手当「髪のダイエット」が必要になります。

ツヤ髪への第一歩は「トリートメントが髪を美しくする!間違った美容の常識を捨てる」ことから始まります♪

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

湿気による髪の広がりをワックスで抑えている真っ最中のあなたへ

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photo credit: Ozyman via photopin cc

ある日突然、髪が細くなってプチプチ切れ始めた?

湿度が高くなる梅雨の季節は、毎年憂鬱です。

何故なら、私の髪はクセっ毛で、ほんの少し湿気が加わるだけで表面の髪がウネウネし始め、ボワっと広がって収集がつかなくなってしまうのです。

ですから、湿気による髪のうねりと広がりは理解できます。

しかし、真っ直ぐのストレートヘアの毛質の人から見れば、湿気で広がることはあっても、波状に髪がウネルことはなかなか理解できないのではないかと思います。

 

うねり広がりを抑える整髪料は、パサつきを生む

ひと昔前であったら、少しでもうねりがあったら縮毛矯正でまっすぐに伸ばしていた方が多いのではないかと思います。

しかし昨今は整髪料類も進歩していて、ただ塗るだけで簡単に乾燥を抑えることができたり、クセ毛特有のうねりをゆるやかな状態に伸ばしてくれたりもしますから、ご自宅で使用されている方も多いのでは。

ホント、便利な世の中になったものです。

ただ、あまりにも簡単便利を追求してしまったせいで、整髪料類に配合されている「濃密な油脂成分」「美容成分」が、髪の内側のタンパク質や外側のキューティクルを痛めつけてしまい、11〜13%保持されていた水分(ミネラル)がどんどん蒸発してしまって、最終的には「パサパサの広がる髪質」へと変えてしまうのです。

 

プチプチ切れる髪質への序章

この「パサパサの広がる髪質」への変化を感じている真っ最中のあなたの髪は、近い将来、髪がプチプチ切れる症状でお悩みになることが予想されます。

そう、表面的な痛みで収まりきらず、髪内部のタンパク質に「濃密な油脂成分」「美容成分」が纏わりつくことによって紫外線の影響が降りかかり、酸化してタンパク質がどんどん侵されていきます。

この状態が1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と、長く続けば続くほどハリと弾力が失われてしまい、気がついた時にはプチプチ切れてしまうほどに、髪が痩せ細ってしまうのです。

湿気による髪の広がりを整髪料の美容成分で抑えて続けている、あなたに必要な髪痩せの悪化を防ぐ習慣は

整髪料の使用を今スグやめることです!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

髪に良かれと信じていたヘアケアなのに、切れ毛、パサつきのリバウンドが起きるなんて?

楽して治そうと考えていたら、どんどん症状が悪化してしまいました!

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photo credit: kharied via photopin cc

同じようなことはダイエットでも言えますが、とにかく皆さん少しでも“簡単”に、できるだけ“短期間”で、“目先”の結果ばかりを求めるから、失敗を繰り返すのです。

 

切れ毛、パサつきのリバウンドの起こる原因

シリコン含有タイプからノンシリコンタイプへとホームケア用の整髪料類を思い切って全部チェンジした甲斐があって、使い始めて1周間もしないうちに硬くゴワゴワしていた髪がふわふわサラサラな手触りに変わり、、、

「このまま手触りの良い状態が続いていけばきっと私の髪は綺麗になる」

しかしながら、これが実に浅はかな考えだったと1ヶ月もしないうちに気付かされる事となります。

 

隠蔽されている髪ダメージの傷跡

ノンシリコンやオイル系の整髪料を使いはじめると、最初の1週間ほどでビックリするくらい手触りやツヤが良くなります。

しかしこれは、今までの傷んで凸凹した傷跡部分が修復されているわけではなく、配合されている美容成分や油脂分の油膜によって包み隠されていることによって目立たなくなっただけなのです。

 

紫外線に弱い油脂成分と美容成分

そして、美容成分や植物由来の油脂分の油膜によって包み隠された傷跡部分に大量の紫外線が降り注ぐと、「油膜が酸化してタンパク質や間充物質がボロボロに傷つき」「水分やミネラル分が蒸発し乾燥してパサパサになり」切れ毛症状へと進行するリバウンドが起きてしまうのです。

目先の結果ばかりを追い求めて、本当に大切なモノを失っていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

毎日トリートメントしているのに、毛先のパサつきが日に日に悪化してしまうのですが?

トリートメントの良し悪しよりも、シャンプーの洗い方に原因があるかもしれません。

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photo credit: おとなキレイ.com

ノンシリコンのシャンプーとトリートメントを使って毎日お手入れしているのに、日に日に“毛先のパサつき”が酷くなりゴワゴワで硬い手触りになってしまいました。』とのご質問をお寄せいただいた、浜松市南区在住のT・M様

 

依然として間違っている方が多い「シャンプー時の洗い方」

シャンプーは汚れを落とすことが第1の目的ですから、料金や内容成分に関係なく間違った洗い方をしていれば当然、髪は痛みます

 

シャンプーは地肌を洗うものなのに…

ワックスや洗い流さないトリートメント等で髪をセットした後は、しっかり汚れを落としたいからと、毛先にシャンプー剤や泡をタップリ付けて揉み込んでいませんか?

毛髪は、毛先に行くに従って潤いをキープする為に必要な皮脂が、だんだん少なくなっていきます。にも関わらず、しっかり汚れを落としたいからとシャンプー剤を沢山つけながら揉み込むシャンプー法では、洗浄成分が脂汚れと一緒に「潤い維持に必要な皮脂バリア」をどんどん奪ってしまうため、内部の水分(ミネラル)が蒸発して日に日にパサつきが酷くなってしまうのです。

 

ゆすぎ(すすぎ)をしっかり行えば、毛髪の汚れの8割は落とせます

シャンプー後に起こる「毛先のパサツキ症状」は、殆どのケースがシャンプー前後のゆすぎ(すすぎ)不足で起こっています。38度前後のぬるま湯で、3〜5分の時間を掛けてしっかり地肌に指を通すようにゆすぎ(すすぎ)を行えば、シャンプー剤の“泡”とぬるま湯の“熱”で毛髪の汚れの8割は落とすことが出来るのです。

シャンプー剤は地肌で泡立てるように付けて、毛先には塗らないことが基本です。

毛先にもシャンプー剤を付けているのに、シャンプー前後のゆすぎ(すすぎ)は“ササッ”と軽く済ませているあなたは、将来細毛になる可能性大です。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

BR003 【おとなキレイ体験談】トリートメントを2種類とコーティングまでしても良くならなかったパサつき髪がサラサラに!?

クセ毛のうねりが強く、広がってパサパサしている髪の収まりを良くしたい!

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/cristalcosmico/3352765081/">:: cristal cosmico ::</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nd/2.0/">cc</a>
photo credit: :: cristal cosmico :: via photopin cc

今回、サロンのホームページを切っ掛けにご来店され、この様なお悩みをご相談いただいた「浜松市浜北区在住のN・Kさま」。

ご家庭のお手入れでは、髪がパサつくからと「外資系メーカーのシャンプー剤で1日おきにシャンプー、洗い流さないタイプのトリートメントを使用している」との事でした。

 

パサつき・広がり髪のダイエットとヘッドスパの体験2回目

本日は体験2回目となりますが、仕上げ後の髪を触ってみていかがですか?

縮毛矯正とアイロン無しでこんなにサラサラになったのはビックリです!

他の美容院でのケアとの違いは?

他の美容院では、いっぱい色んなモノを付ける? コレは髪に良いモノなんですよ!と言って、どんどん足して行く感じなんですけど。

髪の毛って生えてしまっているものだから、そんなに変わらないものなのかな?と思っていました。

リンス・トリートメントを使わずに綺麗になりますよ!と聞いた時は?

正直、パサパサのゴワゴワになるのではないか?と思いました。
前の美容院では、「トリートメントを2種類入れましょう」「その後コーティングしましょう」と言っていました。それでまぁ何とか綺麗になっていたのかなぁ?

このペースでいけば、半年くらいでかなり綺麗になっていきますよ!

ヘぇ〜、普通半年経てばクセがどんどん出てきて、変な髪がどんどん出てきて、縮毛矯正で伸ばした所だけがチョット真っ直ぐで、出て来た所は“もうダメ〜”って感じだったんですけどネ。

地肌のケアをキチンとやっていけば、クセは多少し残りますが、乾かす時に伸ばし易くなったりとか、まとめ易い髪型に段々なって行きます。

クセ毛は毛穴の形で決まってしまっているから、もうどうしようもない!って思っていたんですけど。

毛穴の詰まり具合でクセが強くなってしまいます。なのでそこの所をキチンと広げてあげれば、もっと手入れし易いまとめ易いしなやかな髪になってきますので、頑張って下さい。

はい、よろしくお願いします。

■体験談インタビューの試聴は、下記の三角ボタンを押して下さい。

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あなたは毎日トリートメントをすれば、クセ毛の広がりが収まると思っていませんか?

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

QA002 パサつき髪の応急手当て〜美容室に行く時間がない場合は?

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photo credit: wester via photopin cc

こんにちは。
おとなキレイ向上委員会の田中です。

先日、お届けした「天然由来の植物性オイルを付けているのに、髪のパサつきが改善しません!?」では、タンパク質維持に欠かせない「16種のミネラルに近いミネラル分」人間の皮脂オイルに構造が最も近い「スクワランオイル(深海サメから抽出)」この2つのみが有効とお話をしましたが、おわかり頂けましたでしょうか?

 

パサつき髪、ご家庭での応急手当法

今回は、美容院に行く時間がなかなか取れない場合はどうすれば良いのでしょうか?という質問をいただきましたので、

ご家庭でできる「パサつき髪の“超簡単”応急手当て」をご紹介いたします。

 

私のサロン仕様に近い商品を選んでみました

マグネシウムとカルシウムを含んだ「16種のミネラルに近いアルカリイオン水」はこちらです。
髪やお肌のローションとして使用するときは、スプレー容器に詰め替えてご使用ください。

人間の皮脂オイルに構造が最も近い「スクワランオイル(深海サメから抽出)」はこちらです。
髪とお肌の保湿に使用できます。

 

パサつき髪の“超簡単”応急手当て〜実践編

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photo credit: おとなキレイ.com

(1)まず洗面器イッパイにぬるま湯をためたらスクワランオイル2〜3滴を入れ、よくかき混ぜます。


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photo credit: おとなキレイ.com

(2)手酌でお湯をスクイながら髪と頭皮まで全体にかけます。


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photo credit: おとなキレイ.com

(3)目の粗いクシでとかします。(ロングの方は毛先を洗面器の中に入れながら、とかしてもOK)クシ通りの引っ掛かりが無くなるまで、(1)〜(3)の行程を繰り返します。


(4)洗面器にお湯が余ったら、お風呂上がりに身体に掛けるとボディの保湿になります。(実に経済的!)

(5)タオルで髪を包んで押さえながら水分を拭き取ったら、スプレー容器に詰め替えたアルカリイオン水をタップリ噴霧、目の粗いクシでとかしてからドライヤーで乾かしてください。夜はこれで終了

(6)朝起きて、寝グセが酷かったらアルカリイオン水で髪を濡らし、ドライヤーでブロー。スクワランオイル1〜2滴を手の平に取り、乾燥しやすい毛先につまむように付けてたら、お出掛けOKです。(髪を縛る時にも、スクワランオイル1〜2滴を手の平に取り、表面を撫で付けながら縛ると、パラパラ短い毛が落ちずに纏めれますヨ。)

あくまでも応急手当てですから、効果の持続は期待しないでくださいね。

実際に試したら是非、お声をお聞かせください!

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より