これまで「ゆすぎ(すすぎ)の目的oと用途・必要な時間・最適な温度・指の使用部位・シャワーの当て方と手順」の5回に渡ってお届けして参りました、美人髪を育てる7つのレシピ【ゆすぎ(すすぎ)編】も、いよいよ本日で最終回。
ラストとなる6回目は『ゆすぎ(すすぎ)後のひと手間で決まる!傷みと乾き』をテーマに、
「とかす、ネジる、絞り切る」
「たかがタオル、されどタオル」
「包み込んで押さえる!」
髪を傷めない後処理について、お届けしたいと思います。
目次/美人髪を育てる7つのレシピ【ゆすぎ編】
(1)ゆすぎ(すすぎ)は何のためにするの…?(目的or用途)
(2)ゆすぎ(すすぎ)に必要な時間はどの位なの?(時間)
(3)ゆすぎ(すすぎ)に最適な温度は何度くらいなの?(温度)
(4)ゆすぎ(すすぎ)は指のどの部分を使えば良いの?(指の使用部位)
(5)ゆすぎ(すすぎ)に正しい手順ってあるんですか?(シャワーの当て方と手順)
(6)ゆすぎ(すすぎ)後の処理で決まる!髪が早く乾くお手入れ法とは?(後処理)
傷みと乾きに差がつく!ゆすぎ(すすぎ)後の水切りとタオル使い
シャンプーやチェンジリンス等のすすぎの行程がひと通り終わった後、髪がビショビショに濡れている状態でタオルに包んでしまっているあなたはNGです。
すすぎ後はいきなりタオルを使うのではなく、10本の指の間に髪を挟んで根元から毛先に向かって滑らせて、余分な水分を取り除く水切りを行ないます。
さらに、ミディアム〜ロングヘアの方は、髪をひとつに束ねて「ねじり」「絞り」ポタポタ滴り落ちなくなるまで、水切りを数回行なうことで、ドライヤーで乾かす時間が短くなり髪の負担も減らすことが出来ます。
タオルひとつで水分吸収力や乾かす時間が変わる
まだまだ普通の綿製タオルを使って髪を拭いている方が多いかと思いますが、毛量が多い方などは髪に含む水分量が多いため取りきれず、ドライヤーで乾かす時間も多くなりがち。
髪を拭いたりドライヤーを使う時間を節約したいあなたには、少し値段が張りますが「吸水力が高いマイクロファイバーを使ったタオル」をお勧めいたします。
特に、体全体にジメジメ感を感じる夏の暑〜い時期は、その恩恵をフルに感じること間違いナシです。
タオルで毛髪をゴシゴシ擦ったらレッドカードです!
あなたはタオルで水分を拭き取るとき、ゴシゴシ擦っていませんか?
水分を含んでキューティクルが開き気味のデリケートな状態の時に、ゴシゴシ擦り合わせる拭き方をしてしまうと“枝毛になって下さい”と促しているようなモノですから、今すぐ止めましょう。
正しいタオルでの拭き取り方は、毛髪全体を包んで両手で軽く押さえる、中間〜毛先を包んで「両手の平でキュッと軽く抑える」「両手の平でパンパンと軽くたたく」方法で、水分のテカリが和らぐまでしっかり行なっていただくと、ドライヤーで乾かす時間が5分ほど節約できます。
最後に復習の意味も兼ねて、「ゆすぎ(すすぎ)後の処理で決まる!髪が早く乾くお手入れ法」での要点を簡単にまとめておきます。
【「ゆすぎ(すすぎ)後のひと手間で決まる!傷みと乾き」のまとめ】
• ゆすぎ(すすぎ)の後、ねじって絞って念入りに余分な水分を落とす!
• ゆすぎ(すすぎ)後、タオルでゴシゴシ擦るのは止める!
• 毛髪全体をタオルで包んだ後は、軽く抑えましょう!
• 中間部〜毛先を包んだら、ポンポンと軽くたたく、キュッキュッと軽くねじる!
• 毛量の多い方は「マイクロファイバー」製の吸収力が良いタオルを!
それでは、第3シリーズの美人髪を育てる7つのレシピ【毛穴ケア編】のスタートをお楽しみに。
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