7R-04-01 シャンプーの皮脂汚れを落とす以外の本当の目的をご存知ですか?

確かに、皮脂を落とす事は健康な毛髪を育てる環境づくりには欠かせませんが、それだけがシャンプー本来の役割ではありません!

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美人髪を育てる7つのレシピ【シャンプー編】本日は第2回目。

前回はシャンプーの歴史と未来のトレンドというテーマで、シャンプーの歩んできた歴史と2013年後半から2014年にかけてのトレンドについて、お送りいたしました。

今回は、「シャンプーの持つ役割と目的」についてお届けいたします。

 

目次/美人髪を育てる7つのレシピ【シャンプー編】

(1)シャンプーの歴史と未来のトレンド(歴史とトレンド)
(2)シャンプーの汚れを落とす以外の本当の目的をご存知ですか?(役割と目的)
(3)毎日シャンプーすると傷むって本当?シャンプーの理想的な洗う回数と正しい洗い方(洗う回数と洗い方)
(4)ツルツルがゴワゴワに変わる悪魔のシャンプー VS キシミがサラサラに変わる天使のシャンプー(手触りと弾力低下)
(5)泡立ちの良いシャンプー剤でゴシゴシ洗うほど頭皮はベタつき髪はバサバサになる?(泡立ちとベタつき)
(6)シャンプー剤の良い香りは育毛に不要?香りの良さでシャンプー剤を選ぶほど髪はだんだん痩せていく?(香りと髪痩せ)

 

シャンプーの持つ役割と目的

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photo credit: おとなキレイ.com

シャンプーは何のためにするのか?と言うと、あなたを含め多くの方は「頭皮や毛穴の皮脂や汚れを落とす」目的のために行なうものと、思われているのではないでしょうか。

実は、この皮脂や汚れを落とす以外に、もう一つ大きな目的があることはあまり知られていません。

 

シャンプーの起源は東南アジア〜南アジアに自生している花の名前

シャンプーに関する文献を調べてみたら、下記の様なことが書かれていました。

英語のShampooの語源はヒンドゥスターニー語の chāmpo に因むもので、1762年には使われていた。
ヒンドゥスターニー語の chāmpo は、ムガール帝国のビハール州周辺において行なわれていた香油を使った頭部(髪)マッサージの事を示していた。
この chāmpo は、東南アジアから南アジアにかけて自生し香料としても使われているキンコウボク(英語版)(Magnolia champaca)が起源とも考えられている。
この頭部マッサージの習慣は、18世紀には英領インドから英国に伝わり、1759年にビハール州出身のシェイク・ディーン・マホメットが、イギリス南部のリゾート地ブライトンの浴場ハンマームで頭部マッサージの提供を開始し、イギリス皇室にも認められるところとなった。

その後1860年ごろには、シャンプーが頭部マッサージから洗髪を意味するようになった。
(〜参照:Wikiペディア「シャンプー」より〜)

16世紀にはシャンプーは「頭部マッサージ」の事を示していて、その起源は香料として使われている「キンコウボク(英語読み)」という花の名前が由来だとされています。この文献を紐解いていくと、今現在エステサロンや美容サロン等で行なわれている「ヘッドスパ」の原型とも云える施術が、既にこの時代に行なわれていた事になります。

 

シャンプーの知られていないもう一つの目的

中国では古来より「毛髪は血余」とも呼ばれており、血の巡りを良くすることで黒々とした艶のある健康な髪が育まれると考えられており、マッサージとリラクゼーションにより血の巡りを良くする事で健康な髪を育む「ヘッドスパ」に相通じる施術が16世紀に「香油を使った頭部マッサージ」として行なわれていた事に驚きを隠せません。

健康な髪を育てる栄養分は、胃腸で消化吸収された「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」等が血液を通して髪の栄養分の保管庫(毛母)に運ばれています。もし、頭部の血流が悪くなれば、運ばれてくる栄養分が減って全体に行き渡りにくくなり、栄養不足を招いてしまいます。

シャンプーには、シャワーのお湯で温められた頭皮を「指の腹を浸かったマッサージによって血流を促す」という、もう一つの目的があるのです。

ですから、タップリ泡を立てて強い力で闇雲にゴシゴシシャンプーする様な洗い方では本来の目的から懸け離れ、地肌への刺激が強過ぎて炎症を起こしやすくなり、新しく生えてくる髪の健康を損ねる結果に陥ってしまうと言うことです。

 

シャンプーの持つ役割と目的のまとめ

• シャンプーの役割(目的)は「頭皮や毛穴に溜まった皮脂や汚れを落とす」ことです。

• シャンプーをする目的は「指の腹のマッサージで頭部の血流を促す」ことにあります。

• タップリの泡と強過ぎる力は、生えてくる髪の健康には御法度です。

あなたは“ただ気分をスッキリしたいだけ”のシャンプーをしていませんか?

次回は「シャンプーによる手触りと弾力低下」について、お届けする予定です。

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より