今宵は26回目の特別な記念日♪

思い返せば26年前の佳き日も“雨”でした♪

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photo credit: Infomastern via photopin cc

今から26年前の、1988年4月18日(月)の結婚式当日。私は新婦側でのご近所周りに備えて、早朝5時から和装のお支度を開始。空は灰色の雲で覆われているせいかどんよりと薄暗く、今にも一雨きそうな天気。(さすがに雨男だけのことはあります。)

約30分ほどで紋付袴の着付けも終了し、お迎えのハイヤーに乗って新婦宅へと出発。途中、15分程走った所でポツポツと雨音が響き始めました。新婦宅に到着後、ご両親や親戚に方々に軽く挨拶を済ませた後、シトシトと小雨降る中6件ほどのご近所周り。それが終わると、近所の子供達にお菓子を配って歩きます。

花嫁のお支度が整い、二人揃ってハイヤーで新郎宅へ出発。約30分ほどの道中、どんな話をしたかまでは覚えていませんが、緊張で食が細くなっていたことは確かです。新郎宅に到着後、着物の乱れを整え7件ほどのご近所披露へ出発。雨足もシトシト状態から強くなることなく、お披露目も無事終了し、いざ披露宴会場へ。(今では私よりリンポの事に詳しくなりました。)

 

ひな壇上からの眺めは最高でしたが●●の山で最悪

花粉症を発症しての披露宴でしたから、お酒が入る度にどんどん鼻水が酷くなり、ひな壇上は乾杯後は一瞬にしてティッシュの山となり、お酒類を捨てるバケツにも積もっていきました。

友人たちの思考を凝らした出し物はどれも素晴らしく、1段高台にあるひな壇状からの眺めは最高でした。

 

美声?が響くカラオケ大会と化した会場

この日は2組しかなかったためほぼ貸切状態で、時間オーバーを気にすることなく延々と宴は続き、普段聞いたことがなかった母親方の兄弟の歌声を初めて聞けてビックリ。終盤の方は、会場中に美声が響き渡るカラオケ大会と化していましたネ。(ただ、今のカラオケのように点数が出るタイプではなかったのが救いです…)

 

2次会でのアルコール消費量は半端ない

披露宴も滞り無く終了し、2次会の会場へと移動するために外に出てみると、土砂降りの横殴りの雨が道路に打ち付けていました。(ここから雨男の異名がスタートしたと言っても過言ではありません。)

2次会は、気の許せる勤務先のスタッフや友人関係が15人ほど集まってくれて、ガチガチの披露宴から開放されたことで緊張感がほぐれてお酒がガンガンお腹の中に収まっていきます。(まぁ、どのくらい飲んだかは秘密にしておきましょう)

2次会後は東京の品川へと移動して1泊し、翌日ハネムーン先のヨーロッパへと旅立って行ったのでありました。

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photo credit: jjjj56cp via photopin cc

24歳の二人だけでスタートした慎ましい結婚生活も3人の子宝に恵まれ、お互い50歳となった26回目の特別な記念日は、嬉しくも「じいじ」「ばあば」で迎える事と相成りました♪o(^▽^)o
さて、これから奥さんと二人で慎ましく乾杯です!(*^^*)

おとなキレイ·サポーター 田中和義 より

 

PE002 25年目で感じ始めた心地良い空気感

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photo credit: おとなキレイ.com

月日が経つのはホント早いもので、先日、結婚25周年(銀婚式)を迎えました♪

結婚当初は、互いの主張ばかりぶつけ合って喧嘩が絶えなかったことが、つい昨日のことのように感じます。

思い返せば1988年4月、結婚式という人生最大のイベントにて、花粉症による絶え間なく流れ落ちる鼻水をかんだティッシュの嵐で、ひな壇の上をデコレーションしてしまうという何ともバツの悪いセレモニーで二人の共同作業がスタート。(真っ赤な充血していた目は感動の涙ではなく、カユミで擦り過ぎた為…(:_;))

ハネムーン先でも、エッフェル塔をバックにしたフルコースディナーを、チョットした言葉の行き違いによる喧嘩でひと言も口をきくことなく黙々と料理を食べる私たち。

あわやこのまま成田離婚?という最悪のシナリオも頭を過りましたが、あまりの険悪さを見兼ねたツアーに同行の夫婦に喝を入れられ、素直に謝って事なきを得ました。

ハネムーンから帰国後も平穏な生活は長く続かず、結婚式から一ヶ月後には奥さんが妊娠によるツワリが始まったためピリピリムードは悪化の一途。

そんな私たち二人に転機が訪れたのは、89年に長男、91年に次男が生まれ、子育てに関わるようになってから。

とにかく自分のことを考える余裕のないほど子育てに追われ、目紛しい早さで時間が過ぎていきましたが、子供達の無邪気で純粋な心に触れるにつれ、少々のことでは気持ちが揺れ動くことは無くなり、瞬間湯沸かし器的な性格も次第に影を潜めるようになって行きました。

幼稚園、小学校、中学・高校と背丈や年齢が高くなるにつれ、責任感が増大していく親としてのプレッシャーから精神的なストレスに苛まれるようになり,思春期に道を外れそうになりかけた時に鉄拳制裁を下した自分に自己嫌悪に陥った反面、学校生活や日常生活を通して数え切れない程のハッピーを与えてくれ、未熟だった私たち二人を大人へと成長させてくれた長男次男も独り立ちし、今ではそれぞれの家庭を持つようになり、7月の終わりには長男夫婦に子供が生まれる予定。

お互い50歳を前にして、おじいちゃんおばあちゃんになってしまいますが、これからも仲良く食事や映画に出掛ける二人だけのかけがえのない時間は大切にしたいと思います。

友人知人(二人だけで出掛けるなんて有り得ない?)夫婦達から見ると、かなり異色な存在に写っているようですが…、私たちからすると、好きで結婚したのに「何で二人でお出掛けしない?」ことの方が不思議に感じてしまいます。

そして、25年間一緒に暮らした中で芽生え始めた「心地良い空気感」をフッと感じる様になったのは、お互いを理解しようと努めたご褒美かもしれません♪

 

さぁて、来年の結婚記念日にはどんなサプライズを用意しようかな?